フワフワ浮いてる あの雲に乗れるくらい 頭やわらかくなります♪ EPISODE FINAL!

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「さぁ、ここからちょっとペースを上げようか。」

藤森先生が仰いました。山下先生家のご子息がベビーカーの上で寝てしまうだろうことを予想して、少しゆっくり目に歩いていたとのことでした。

そういう藤森先生の優しさにとても感動します。

隅田川の脇を歩いて行きます。

隅田川の脇を歩いて行きます。

 

 屋形船です。

屋形船です。

以前、ブラヘイジで屋形船に乗ったこともあるんですよ♪

そして到着!

そして到着!

江東区芭蕉記念館に着きました。

館内は撮影禁止な為、HPをご覧ください。(太文字の江東区芭蕉記念館をクリックしてみて下さいね。)

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2013年5月9日『芭蕉に学ぶ』の中でこう書かれています。

〝松尾芭蕉の人生に「禅」と「荘子」が大きく影響しますが、この二つから彼はどのようなことを学んだのでしょうか。その両方とも非常に難しく、研究者でさえ、それを読み解くことは容易ではなかったはずです。それを芭蕉は、読み解くだけでなく、自分の排風に取り入れているのです。ここに、私は研究者と現場の人との違いを感じます。

 芭蕉は、禅の典籍に通暁し、中国古典に造詣が深かったかというとそうではなかったようです。田中氏(白百合女子大名誉教授である田中善信氏)によると、貧しい家庭に育ち、十分な教育を受けなかった芭蕉には「碧巌録」や「無門関」などの禅の教本を読み解くほどの力はなかったと言います。中国思想書についても「荘子」以外の引用はまず見当たらないそうです。にもかかわらず芭蕉は『俳聖』と称されるほどになります。それを田中氏は、芭蕉は天地自然の変化や何気ない人々の会話から宇宙の真理を読み取る、常人を遥かに超えたきわめて鋭い感性の持ち主だったと考えています。と同時にすべてを捨てきって俳諧一筋に人生をかける姿勢がそのまま禅の実践だったからだと考えています。

 私も、保育は、俳句と同様に人に対する深い造詣と、人生に対する真摯な探究、そして広い視野が必要だと思っています。それは、単に書物からだけ学ぶことではなく、身の回りすべてから学ぶ感性と、好奇心と興味から学習するものだと思っています。それは、それまでの芭蕉のように野心があり、才気におぼれていては、決して不易は見つからないのです。自己を深め、自らの変革を遂げるEQ力がなければならないのです。〟

館内には旅の際に着ていた服などが展示されていましたが、今の時代では考えられないような、簡素で、質素なものです。その姿で旅を続け、一つの道を極めていった人間であることを知ると、とても圧倒されるような思いになります。

大変勉強になりました。

大変勉強になりました。

 さて、目指すは次なる目的地、富岡八幡宮へ。

横断歩道があるとついやりたくなってしまいます。

(笑)

(笑)

 

西村先生ありがとう!

西村先生ありがとう!

 

富岡八幡宮に到着です。

富岡八幡宮に到着です。

 

記念に一枚!

記念に一枚!

富岡八幡宮のHPに、〝翁(伊能忠敬)は深川黒江町(現・門前仲町1丁目)に住み、測量旅行出発にあたっては必ず当宮を参拝していたことから縁りの地であるこの八幡宮に銅像が建てられました。〟とあり、納得。勉強になります。

歴代の相撲取りの手形の像もありました。

歴代のお相撲さんの手形の像もありました。

 

この手は…

この手は…

 

そう藤森先生です。

そう藤森先生です。

 お相撲さんの手と藤森先生の手の大きさ、あんまり変わりませんね(笑)

お参りをして、おみくじを引いて帰りました。

お参りをして、おみくじを引いて帰りました。

そして、しばし休憩ということで駅近くのカフェへ。偶然見つけたにも関わらず、席は貸切状態で、しかもとてもおしゃれで綺麗なカフェでした。藤森先生と歩くとこういう奇跡がしょっちゅう起きます。

加藤はここで失礼させていただきました。

この後は月島でもんじゃを食べられたそうです♪

この後は月島でもんじゃを食べられたそうです♪

 

あれ?柿崎先生!(笑)

あれ?柿崎先生!(笑)

ここからの参加の柿崎先生。好物の酎ハイを片手に最高の笑顔ですね。

こんな感じでこの日のブラヘイジはお開きとなったのでした。

楽しさの中に学びがあります。

そして、ただ歩く中にも得る様々なインスピレーションとの出会い。

そして、何より運動になるんです。

身も心も喜ぶブラヘイジ。

多くの方々と一緒に行ける日を楽しみにしています。

(報告者 加藤恭平)

フワフワ浮いてる あの雲に乗れるくらい 頭やわらかくなります♪ EPISODE FINAL!」への3件のフィードバック

  1. 藤森先生の優しさに感謝します・・・。
    ブラヘイジは何度も参加させてもらっていますが、何よりも真の東京を知れるのが一番の魅力ですね。どうしても地方の方は東京に対する印象は新宿、池袋、渋谷、原宿などの街でしょうね。でも実際は歴史がとても多く、日本の歴史を学ぶには一番の場所かもしれません。歩きながら藤森先生は色々なところを案内してくれますが、たくさんの保育のヒントが隠れています。つくづく保育という仕事は幅が広く、奥が深い職業ですね。また一緒に歩くと分かりますが、参加者の好みに合わせてくれます。例えば私の場合は「鯉」が好きなので、それとなく合わせてくれたり(笑)ブラへイジは終始、藤森先生のおもてなしを感じる散歩のような気がします。

  2. Sasukeさんへ
    コメントいただきありがとうございます!
    〝ブラへイジは終始、藤森先生のおもてなしを感じる散歩のような気がします。〟本当ですね。本当にそう感じます。その言葉をいただいて初めて思ったのですが、新宿せいが保育園という環境も、藤森先生の心づくしを味わえる環境なのかもしれません。園舎もそうですが、何より園の雰囲気、職員の雰囲気も藤森先生の心を表しているとすれば、僕らが来園される人たちに何か感じて欲しい、もって帰ってもらいたいと思う気持ち、おもてなしの気持ちが沸くのも、その根源は藤森先生の思いなのだ、ということに気付いたような気持ちになりました。

  3. 芭蕉というのはそのような感性には驚いてしまいますね。何気ない人々の会話から宇宙の心理を読み取るというのはすごいです。藤森先生も言われているようにそのように身の回りにある学びに気がつくことが大切なのですね。どんなことにもきっと意味があるはずです。起こったことを嘆くのではなく、そこから意味を見いだし、心理を見いだせる姿勢を大切にしたいなと思いました。

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