マタニティカフェ

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子育て支援事業の一つに妊婦さんを対象とした集まりがあります。 よくいう「マタニティカフェ」です。

全国、色々なところで開かれていると思いますが、 内容としては、簡単なお菓子を作ったり、赤ちゃんが遊べる玩具を作ったり、

初めての出産に向けて不安や心配を抱えたお母さんに 先輩ママや保育士、助産師から出産に向けてのアドバイスやお話を聞いたりと、 お茶を飲みながら、妊婦さんが楽しく過ごす場です。

 

私の息子が通っている保育園でも定期的に行っているそうです。

そのマタニティカフェを私の妻が保育園でやってみたい!とずっと言ってました。 そして夜な夜なパソコンの前でポスター制作をしていました・・・。

そしてついに先日、完成し保育園のホームページに掲載しました。 良かったら見て下さい(笑)

ただ妻の場合はなかなかの精神の持ち主だっので妊娠中も不安と言うよりは楽しみの方が強い印象を受けました。

とは言っても全く不安が無いわけでは無かったと思いますが…。 ただ中には出産の怖さ、そして赤ちゃんが産まれた後にどうしたらいいのか?

そして役所に出さなければいけない提出書類など、やることがたくさんでパンクになる人もいるかもしれません。

そんな時に先輩ママの体験談や保育士さんから赤ちゃんの接し方、離乳食の事など自分で勝手にイメージを膨らませて憂鬱になるのでなく、

自分の耳で実際の話を聞くことで、不安も少なくなると思います。それは結果的にお腹の赤ちゃんにも良いですし、出産に向けての良い心構えにもなると思います。

 

さて話しが変わるのですが、先日、息子の一歳半健診に行ってきました。

最初に保健師の方から言葉や歩行がいつ頃から出来るようになったか?とヒアリングを受けて、そして身体測定のあとにお医者さんによる健診です。

早めに行ったにも関わらず、既に多くの親子がいてかなり待たされました…もちろん息子は静かに待てるわけなく、動き回り、時には泣いたり、騒がしかったです(笑)

そしてやっと全ての行程が終わった~!と思ったら、 「この後に懇談会があるので、あちらのお部屋でお待ちください。」 と…なるほど・・・そういうことか・・・。

最初は出ないで帰ろうと思いましたが、せっかくの機会なので出ることに。もちろん回りはお母さんばかりで、お父さんは私と、もう一人いたくらいです。

まずは子どもの自己紹介をしながら、言葉、食事、イヤイヤ期などの現在の状況を話して下さいとのこと。 ちょうど我が子もイヤイヤ期が激しくなってきたので、それを伝えて

「まぁ良い感じでイヤイヤ期ですね(笑)怒っても仕方ないので、いつも妻と笑って見てますね~」

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と答えると、やたら関心してくれました(笑) と言うのも他のお母さんの話を聞くとイヤイヤ期にカナリ手を焼いているようで、余裕がないそうです。

そんなお母さんに区の方が

「竜くんのパパのように、イヤイヤ期を余裕を持って受け止めて、見守ってあげることが大切ですね」

とアドバイスしていました。ちょっと嬉しかったですね(笑)

そんな話を聞いて、つくづく自分の職業に感謝した瞬間です。

おそらく保育に出会っていなければ我が子のイヤイヤ期に私もイライラし、手を焼いていたでしょうね。 また保育園で働いていたとしても見守る保育だからこそ、

我が子のイヤイヤも笑って見ることができるのかもしれません。

見守る保育の三省の一つ 「子どもの存在を丸ごと信じる」

保育に限らず、子育てにもこの言葉は大切な言葉です。

もし妻が開催するマタニティカフェで私に少し時間をくれるなら、その事を出産を控えたお母さん、お父さん方に伝えることができればと思います。(報告者 山下祐)

マタニティカフェ」への3件のフィードバック

  1. さっそくポスターを拝見しました!マタニティとカフェの間の「♡」にうっとりして、森口であります笑
    「費用はかかりません。手ぶらでお越しください」という言葉もいいですね。なんだか受容されるような気持ちになります。また、奥さんのやってみたいが実現できる職場の素晴らしさも感じました。妊娠中に不安を抱えたおられる方は多いかもしれませんね。それは、分からないからこそ生まれてくるものでもあるのかもしれません。いろいろな人と話すことで、自分が分からないことを分かることができれば、どうしたらいいのかということも考えることができるので、不安が不安のままで続くこともないかもしれませんね。だからこそ、分からないを分かるにできるそのような場は大切ですね。素晴らしい会になることを心の中で、応援しております!
    イヤイヤ期を受け止めることができるのも、この時期は子どもにとって当たり前で、大切な時期でもあるんだと理解しているからかもしれませんね。もちろん、大人の性格にもよるとは思いますが、子どもの自然な姿を存在をまるごと受け止めることの大切さがもっと、もっと多くの人に理解されるように私も頑張りたいですし、自分でも来るべき時に実践したいなと思います!

  2. 「怒っても仕方ないので、いつも妻と笑って見てますね~」という言葉。本当に、人を安心させる素晴らしい言葉ですね。そして、子育てを楽しんでいる様子がとても伝わってきます。子育て支援など、他の家庭の話しからはたくさんの「こんな対応の仕方があるんだぁ」があるのだと思いますが、実は「楽しんじゃっていいんだぁ」といった気持ちが大切であることが、今回の内容から学ぶことができました。自分の価値観だけでは見えない他の世界を知ることで、子育ての中に余裕が持てるということを感じました。

  3.  子どものイヤイヤ期を〝怒っても仕方ないので、いつも妻と笑って見てますね~〟と余裕で返すことのできる日々は、息子さんにとっても、奥様にとっても、とても有り難いことであると思います。子育てを通して、人の器というものも、どんどん大きくなっていくのかもしれませんね。
     マタニティカフェという取り組み、本当に素晴らしいと思います。お母さんお父さん達の肩の荷がふっとおりるような、素敵な時間になることでしょうね!応援しています。

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