一分間の出来事

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臥竜塾を育児休業している山下です。

先日、こんな現場に遭遇しました。

 

3、4、5歳児が写真のおもちゃで遊んでいました。

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この玩具は中に何かの素材(職員も分かりません)が入っており、振ると色々な音が鳴ります。たまたま通りかかたので少し見ていると3歳児の男の子と女の子が取り合いになりました。

おそらく男の子が持っていなかったので、二個持っている女の子に貸して欲しかったのでしょうね。

その場にいたのが私と小松崎先生でした。

小松崎「どうしたの?」

と声をかけると二人共、半泣き状態です。すると横から他の3歳児の男の子が無言で取り合いをしていた男の子の手に自分が使っていたおもちゃを渡し、去っていきました。

私も小松崎先生も去っていく彼の背中をずっと見ていました・・・。

どうも気になり、私が彼を追いかけ

「どうして、○○君に渡したの?」と聞くと

「・・・持ってなかったから」

と恥ずかしそうに答えてくれました。

ものの一分もかかってない時間でこんなやり取りに遭遇できた事に感動しました。

そして、日頃の現場の先生たちの保育が子どもを通して感じた1分でした。

(報告者 山下祐)

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