先日、私が働いている園でも、「親子遠足」がありました。
今までは、毎年大きな公園の中でウォークラリーという形で行っていたのですが、今回は園の年間テーマでもある『しごと』ということを、担当やクラスで話し合った結果、園周辺のお店や団体に協力していただき、町の中でウォークラリーを行ってみようということになりました。
これまでとは全然違う企画ということで、町の中、そして園以外の協力が必要だったり、新しく考えなければいけないことや、交渉や申請に行かなければないことがあったりなど、やることが山積みでした。 私も、親子遠足の担当の一員で、担当でやろうとしていることの仕事の確認しているなかで、その多さに驚きでした。しかし、それをやり遂げることに関しては何も不安ではなく、むしろ『楽しさ』しか感じませんでした。
その理由は、担当やクラス、その全員が町の中でやってみようと意見が一致していたからです。もし「町の中でやろう」という意見が、私一人だったり、少人数しかいなかったり、だと、その負担の大きさやアイディアの少なさに、きっと苦労しか感じなかったでしょう。
しかし逆に、全員が同じ意見で進めることができるということは、負担を皆で分担することができ、またアイディアも自然といろんな人から次々と出てくるので、それをつなげていくだけで、より楽しい遠足になっていくのを感じ、当日を迎えるワクワク感でいっぱいでした。
「準備を楽しむ」というのは、まさにこのことなのだろうなと感じつつも、さらに一緒にやっている仲間もそれを感じている様子に本当に心から楽しみを感じました。
まだ、参加した人からの感想は頂いてないのですが、企画している園や町の人も一緒に楽しんでいる行事なので、きっといい意見が頂けるのではと感じています。
内容については、写真などを使い、また次回報告できればと思います。 (投稿者 西田泰幸)
本当に楽しそうな遠足ですね。文章を読んでいるだけでもわくわくしてしまいます。
準備を楽しむこと、独りよがりな楽しさでなく、
仲間と同じ目標に向かってすすむことの楽しさが感じられます。子ども達も心底から楽しんでいたことでしょうね。
写真がアップされることが楽しみです。
私の働いている園の昨年のテーマも「仕事」でした。テーマに関連した工夫を保育とつなげてあれやこれやと考えるのはとても楽しいですね。何か新しいことをしようとする時によく思うのは職員同士のチームワークが良くないとうまく物事は進まないのかもしれないということです。いろいろな人がいると一人の力ではとても思いつかないことを思いついたり、解決法が浮かんできたりしますね。そして、なによりもみんなで何かを成し遂げると楽しさや、おもしろさを共有することもできそうですね。なんだかこちらまでワクワクしてきました。
みんなが同じ目標を持って、行事に向かっている様子はとてもわくわくしますし、なにより、西田先生自身が楽しんでいる様子が文章からもにじみ出ていますね。一つ新しいことをやろうとするときに一人でやれることはとても少ないです。しかし、それが二人になり、三人になり、数が増えるごとに物事は深まりを見せ、そして、「楽しさ」も多くなってきますね。きっとその雰囲気の中で行った親子遠足は子どもたちにとっても良い影響に繋がったことと思います。写真やその様子の話が楽しみです