片づけオリンピック午前の部(?笑)を終え給食の配膳へ向かう子ども達です。
すると、配膳へ向かう子ども達から嬉しそうな声がしました。
小松崎先生に聞くと、〝ある子がいつものような元気がなかった。何か楽しいことはないかとテーブルの位置を変えることを提案してみた。すると瞬く間に元気になり(笑)次々にアイディアが出てきて、この机の並びになった〟とのこと。
藤森先生のブログで読んだ〝参画〟の言葉を思い出しました。
11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2016年7月29日『ドイツ報告3』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
子どもの提案からそれを実現へと導いた小松崎先生のアプローチは、参画の考え方に沿うものであるように感じられました。
面白い発見がありました。
子どもが考えた配置なので無理が出てくるのですが(笑)そこをうまくよけたり、避けたりしながら食べています。
テーブルの下の子ども達の足はほとんどが椅子の下に引っ込んでいて(笑)そんな風にして気を配っている子ども達がとても可愛く思えました。
そんな姿を笑いながら見守るクラスの先生方に、改めてクラスの先生方の素晴らしさ、職場環境の素晴らしさ、そして保育の可能性を感じるこの度の出来事でした。
(報告者 加藤恭平)
配置ひとつで、いつもの風景がガラリと変わってますね。当たり前を壊すことは、やっていいのか躊躇もあり、勇気のいることでもあるので、まだ私はその一歩を踏み出すことができないでいますが、小松崎先生の閃きと実行力から学ぶものがありました。
まさに参画ですね!これをみて、お泊まり保育を思い出したのですが、今回は子どもがアイディアを出したとありましたが、お泊まり保育は先生達で、特別な年長と全職員での楽しい食事なるような配置を考えていました。
離乳食の教材に食事のうち8割が見た目や環境が影響を与えてるとあったのですが、幼児の食事でも味以外で影響を受ける部分が多い事が分かりました。一人の子の元気のなさからその子を含めたみんなが喜べる活動素敵です。
FIATさんコメントありがとうございます!
〝当たり前を壊すことは、やっていいのか躊躇もあり、勇気のいることでもある〟よくわかります。その気持ちが芽生えた時、それを支え、肯定し、実行に至たしめようとするのがチームの役割でもあるように感じる今日この頃です。参画という、子ども達の発案、動機や意欲を大切にしていくことと同じように、職員の発案、動機や意欲を大切にしていける環境がとても大切であることに、改めて気付かされる思いがしますね。