今年の私の現在いる園の「親子遠足」では、地域の消防団、駄菓子屋、美容室、交番などたくさんの地域の方にご協力いただきました。色々なご意見がありましたが、地域の方が協力いただけるということに関しては好意見ばかりでした。
内容は、大きな公園を中心に街の中にある各CPをウォークラリー形式で回るというもので、園の年間のテーマが「仕事」ということで、「仕事」を感じることができるよう様々なアイディアを取り入れました。
例えば、スタート時にプログラムとは別に、郵便はがきを子どもたちに渡し、それを1つのCPまで届けてもらうという「郵便配達人」の仕事を体験してもらったのですが、「仕事」の感じを体験してもらうにはどうしたらいいか。みんなで考えた末、あえてプログラムとは別にして、渡すことにしました。この郵便配達のアイディアは、遠足の担当とは全く違うところから出ていて、全体の「やる気」「イメージの共有」がアイディアを生み出している感じを実感しました。
他にも、各CPで出されるクイズ。中には、少し難しく感じるものもあったのですが、どのCPのクイズも駄菓子屋、美容室、交番などお店の人と一緒に相談してしながら考えていったもので、より「仕事」を感じてもらうために相談したままに残して作りました。
子どもたちの反応も、新鮮に感じられるものだったのですが、もう一つ、地域の方の一緒に楽しんでくれる様子がとても印象的でした。
来年に向けて、今度はどうしていくかそんなことを最近話しているのですが、それよりも、この「親子遠足」が今年の1つ目の行事だということ、、、、今回ご協力いただいた地域の方と他の行事も一緒になにか企画できたらと思うと、みんなでワクワクが止まりません(笑)
郵便配達人のアイディアを始め、思わずうなってしまうアイディアがたくさんありますね。発案者はきっと、そのアイディアを出した時の現場の雰囲気や、またそれが形になっていく様子に、とても感動しただろうなぁと思いました。
行事への達成感が次の行事への何よりの弾みになりますね。本当にお疲れさまでした!