まずはじめに、先週と今週の塾は塾長が出張だったため、できませんでした。
来週は予定通り行いますので、よろしくお願いします。
先日、職場の後輩(女性)の結婚式に出席させていただきました。 とても素敵な結婚披露宴で、とても感動しました・・・。
さて職場の結婚式となると、主賓の挨拶はもちろん塾長です。 よく塾長はスピーチだと緊張するから、講演だと思って話します。 と言われますが、やはりたくさん講演している塾長でも緊張するのですね・・・。
今回も塾長はどのように挨拶するのかとても気になりながら聞いていました。
新郎の職業はプロのスポーツ選手で、 出席者も誰もが知っているような有名な方がちらほらいて、 そういう意味でも雰囲気はすごかったです。
先に新郎が所属しているチームの監督がスピーチをされましたが、 『食』についての重要性を二人に伝えました。 やはりスポーツ選手にとって「食事」というのはとても重要なことで、 身体がしっかり整っていないと100%の力を発揮できないからですね。
それに続いて塾長の挨拶ですが、 まずは企業のチームについて話されました。 おそらくこれは、臥竜塾ブログにも詳しく書かれていますし、 講演の中でも話されているので、ご存知かと思います。
ドラッガーは企業のチームを3つに分けられると言います。 「野球型」「サッカー型」「テニスのダブルス型」です。
野球型というのは各自のポジションが決まっていて、ほぼ自分の役割だけを全うする。 サッカー型というのは各自のポジションは概ね決まっているが、自分の役割を越えて、 仲間の分までフォローする。 これからの企業は「サッカー型」のチームにならなければいけないという話です。
そしてテニスのダブルス型は少人数のチームで、長い時間かけて訓練、そして働く必要がある。
そこで塾長は
「夫婦というのはテニスのダブルス型のチームワークをする必要です。
どちらからが前衛で前に出た時に、自分が打ち返せないボールが来た時に後ろの後衛が必ず取ってくれるという信頼感、
そしてお互いに足りない部分を補い合ってこそ、よいチームワークが発揮できます。その良いチームワークを作るには長い時間をかける必要があります・・・」
と言われました。
これを聞いて、同じ席に座っていた職員全員が納得していました。
夫婦になっていつも円満な訳はないと思います。
時にはケンカをしてしまう時があります。
お互いに様々な経験を長い時間かけて積むことで、初めて夫婦円満になるのかな?
と思いました。
それとは反対に乾杯の挨拶を新郎側の上司がされましたが、
夫婦円満の秘訣を話されていました。
一つ目は「家に長くいない」
二つ目は「ケンカが起きたら勝とうとしない、引き分けに持ち込む」
三つ目は「10あるうち一つでも誉めたら旦那は調子に乗る」
という秘訣です(笑)
全てはありませんが、何となく分かります・・・特に二つ目。(報告者 山下祐)
妄想、想像力を駆使して、藤森先生のそのスピーチの内容をタキシードを着て、聞いている、自分に言ってもらっていると思いながら読ましていただきました。なんだか山下さんに感謝の気持ちでいっぱいになっています。ありがとうございます。「お互いに足りない部分を補い合ってこそ、よいチームワークが発揮できます」という言葉に、ここまでの自分を振り返って、ちゃんとそれができていただろうかと思いを巡らせています。生活を共にする、共に生きていくという夫婦として在り方、奥の深さを感じています。私自身も夫婦円満になれるように今日の言葉をしっかり大切に実行していきたいと思います。
上司の方の秘訣はおもしろいですね。私も二つ目の秘訣は特に響きました。引き分けというのはまた奥が深いですね。
素晴らしい式でしたね。そして、藤森先生のスピーチも本当に感動しました。家に帰って妻にも伝えました。
自分のできないところを妻がやってくれている、そして妻のできないところを自分がやっているというお互いの信頼感は、自分が外に出た時の自信にもなります。そのバランスは常に確認し合い、妻の方に最近ボールが多く飛んできてないか、自分のボールも妻に打ってもらってないかと調整することも大切なことなのかもしれないと思っている次第です(笑)
子どもができ、もうすぐで2歳になりますが彼も家族というチームに大きく貢献してくれています。妻と彼がいたから今日があります。今日も自分のチームに感謝をして、その幸せを人に与えられる一日にしたいと思います。