先日ある記事で「フィンランドの子供達が作った議論における10のルール 」というものを見ました。
その内容は
- 他人の発言をさえぎらない
- 話すときは、だらだらとしゃべらない
- 話すときに、怒ったり泣いたりしない
- わからないことがあったら、すぐに質問する
- 話を聞くときは、話している人の目を見る
- 話を聞くときは、他のことをしない
- 最後まで、きちんと話を聞く
- 議論が台無しになるようなことを言わない
- どのような意見であっても、間違いと決めつけない
- 議論が終わったら、議論の内容の話はしない
というもので、フィンランドの小学5年生が自分たちでまとめたものだそうです。
これだけのルールを考えるのは大人でも難しく感じますが、これを見た時ひとつ思い浮かんだものがありました。
それは、新宿せいが保育園のピーステーブルです。
このピーステーブルは子どもたちがケンカをしてしまった時や、意見が合わなかった時などに、話し合いの場として使っている場所なのですが、ここで話す時に、があります。
それは
- あいてのはなしをさいごまでしっかりきこう
- はなしをきくときはあいてのかおをみよう
- じぶんのきもちをことばでいおう
というものです。
ルールの数は少ないものの、内容はなんだか似ていますね。
人との関わりにおいて大切なもの。それはどの国においても共通。そして、子どもでも気付くことができるもの。大人の私たちが忘れるわけにはいきませんね。
自分に言い聞かせたくなる記事でした(笑) (投稿者 西田 泰幸)
僕の今年のテーマは「人の話を聞く」です。ついついおしゃべりを楽しみすぎてしまうところがあったり、こうだと思ったら人の意見を丁寧に聞き入れない所があります。そんな部分を少しでも直していきたいと思っているのですが、まだまだです。
これは素晴らしいルールですね!しかもそれを小学5年生がまとめたということに二重の驚きです。感心を越えて感動してしまいます。どうやったらこんなことになるのでしょうか。
教育の奥深さを改めて思い知らされた思いです。とても勉強になりました。