新宿せいが保育園から実家のある大阪に帰ってきて、あっという間に3年目を向かえていますが、ずっと続けていることが2つあります。
一つは藤森先生のブログにコメントを入れること、これは新宿せいが時代からやっていることですが、いかんせん遅筆で、いつも恥ずかしながら遅れてアップさせていただいています。とはいえ、保育についての最新の情報であったり、自分自身を高めていくためにもこのブログにアップしていく活動はこれからもやっていこうと思います。
それともう一つ日課になっていることは「致知」という雑誌のメルマガである「致知一日一言」を毎朝読んで、自分にあった言葉を見つけて、一つの自分の指針にしていこうとすることです。元々はあるとき藤森先生と出張に行くときにふとこの「一日一言」のことを聞いたからということと、大阪に帰ったときになにか自分を鼓舞する言葉と自分を見返すためのなにかを求めていたから始めたことでした。
そして、この「致知」を知ったのはギビングツリーの事務局でもあるカグヤの方々のブログに紹介があって、カグヤでは社員の方々でこの雑誌を使い、社内での研修にも用いているらしく、「人間力が高まる。仕事の成果があがる」といったことを目的に購買されている雑誌なのですが、そこに出てくる偉人方の言葉がメルマガで毎朝届きます。
さすがに出てくる人は脳科学者の茂木健一郎氏やダライ・ラマ、零戦のエースパイロットである坂井三郎氏など、その言葉を残す人は新旧老若男女でありますが、そこで感銘を受けて、初めて心に残った言葉が「天命」という題で
「天はなぜ自分をこの世に生み出し、何の用をさせようとするのか。自分はすでに天の生じたものであるから、必ず天から命じられた役目がある。その役目をつつしんで果たさなければ、必ず天罰を受けるだろう」
という言葉で、儒学者の佐藤一斎さんの言葉でした。
僕はこの「天命」という言葉をとても大切にしています。
そして、自分に与えられた役目があり、そのための出会いや別れや仕事があるのだと思います。特に保育という職場は人と人、子どもと子ども、いろんな関わりが生まれる場所であります。人格形成という大切な時期です。だからこそ、子どもとも同じ職場で働く先生方とも何か一緒に働くことやその時々に起こる出来事にはなにか意味があるんだと常々思います。
こう考えると物事をプラスに捉えることができるようになってきます。自分自身でいうのもなんですが、私はとてもマイナス思考です。ですが、悩んでいるときや頑張ろうと意気込んでいるときに、この言葉を胸にすると、ただの悩みが今の試練に変わり、どうしていくかを前向きに捉えるようになります。目の前で起こる出来事にしっかりと目線を向けて、真摯に向き合っていくことは大切です。そのための意識作りや心持ちはとても大切だとも気づきました。人と仕事をしていく中で、こういった「天命」だと思う瞬間があるととても日々にやりがいを感じます。 (投稿者 邨橋)
僕もとてもマイナス思考です。ですので、いろいろとアンテナを張って、様々な人の考え方、言葉に出会う事で、それらを自分と照らし合わせてなんとか前向きな思考に変えようともがいています。もともと本は好きなのですが、どこかで自分の思考を常に前向きに保てるように本を読んだりしている部分もあるように思います。なので、邨橋さんの投稿に勝手に共感してしまいました。
僕の好きな言葉に「各自持ち場で奮闘せよ」というものがあります。なんだか今日の内容とリンクするような気がしました。また、明日から頑張りましょう!!
自分の使命を見つけることは、人生においてとても重要なことですね。人はそれぞれ天から役割を与えられてこの世に生まれてくるということを聞いたことがありますが、最近はとても納得してしまいます。みんなそれぞれ役割があるからこそ、右向け右の保育、教育の在り方ではいけないのですね。
邨橋先生のブログを受けて思ったことは、人は好きなことを好きなだけやれる為に生まれてくるのではないかな、ということでした。好きなことって長続きしますし、どうも好きなので、段々よく知っていったり、得意になったりします。好きなことをやる為にいくつかのやらなくてはならないことをやる必要もありますが、やっぱり好きなことなので、そのやらなくてはならないことも、結局できます。
「私はただ、子どものように絵を描いていたいだけなのだ」とは、ピカソの言葉と言われています。自分の使命、天命は好きなことの中にあるのでしょう。今世で全うしたいですね。