必要なスキル

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2020/721
お手伝い保育が始まりました

すいすい組(5歳児クラス)から数人、各クラスに配置されます。初回は1時間から1時間半くらい、短い時間ですが、子どもたちは楽しみにしていたようです。

ちっち組(0歳児クラス)にきょうだいのいるすいすい組の子、関わり方が上手で、ぐんぐん組(1歳児クラス)の新入園児がすぐに懐いていました。

写真は目の辺りを指さしたり、目尻を両手で下げたり、お姉さんの顔で遊んでいる様子なのですが、文句も言わずに付き合ってあげていて、偉いと思いました。

2020年7月18日『必要なスキル』の中でこう書かれています。

「ソフトスキル」と呼ばれるスキルには、コラボレーション、会議が自分の思い通りに進まなくても、カッとなったりしないような感情の調整、実行機能等が含まれます。実行機能とは柔軟に思考し、厄介な問題を解決するために、ただ同じやり方を漠然と繰り返すのではなく、別の方法を探そうとするスキルです。あなたの部屋の隣で子どもが大音量の音楽を流していても、家計の収支計算に集中できるのも、実行機能の働きによるものです。こうしたスキルは、弁護士、医者のような専門家に限らず、どんな職業の人でも使っています。

「ソフトスキル」を測定することはとても難しいのですが、ビジネス界や社会科学者の努力により大幅に研究は進歩しているようです。その結果、対人関係や社会的な洞察の役割についての理解が進み、子ども、大人にかかわらず、「ハードスキル」よりも「ソフトスキル」の方が、学業での成功を予測する上で役立つことが判ってきたそうです。「ソフトスキル」は「ソフト」ではなく「しっかりした」スキルなのです。

学校の授業では教わらないかもわからない学びを、今まさに積み重ねている子どもたちです。

(報告 加藤)

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