「よっしゃ!いってみよか!」
「おぉー!」「やったなー!」
本人もガッツポーズを何度もして喜びを表現していました。
この男の子はこの日初めて跳び箱を縦向きにして6段を跳べたのでした。
跳び箱の段数、そして向きを、子ども達に尋ね、それに合わせて毎回段数を設定しています。西村先生だけでなく、補助に入る先生皆がそうするので最初これを見た時はその丁寧さ、援助の細やかさにとても驚きました。
11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2012年11月27日『運動会の考察9』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。ぜひ読んで下さい♪)
〝偉大な人とは単なる実践者〟という言葉を知って以来、実践することだけをとにかくひたすら大切にして生きていきたいと考えるようになりました。そういう気持ちでいた最中、ここに、ひたすら地道に、しかも楽しんで、藤森先生の伝えてきたことを実践する姿があり、改めてとても感動しました。
そんな感動の時間もそろそろ終わりに近づいてきた頃、最後にこのような感動が待っていました。
「自分の力量がわかることが大事だし、本番に自分で決めた段数で跳べればいいだけのこと。」腕の力はつくし、挑戦する気持ちを大切にしたい、ということを西村先生は言っていましたが、まさしくその通りだと思います。
教えを実践すること。楽しさは行動する気持ちを後押しすること。そんなことを改めて学んだ水曜日でした。
(報告者 加藤恭平)