給食が終わると、おもむろにらんらん組(4歳児クラス)の子ども達が動き始めました。
「わいわい組(3歳児クラス)は早く上(午睡部屋)に行って!」とらんらん組(4歳児クラス)の女の子が言います。言葉の端々から気合い(?笑)が入っていることを感じます。
「あんまり無理はしないように。」その都度丁寧に声をかける山下先生です。
一連の流れを知っている子がいますね。次に何をするのかがわかる為、こうして自分のものを確保しようと先手を打とうとします(笑)
山下先生「正解です。それともう一つ、椅子を運ぶ時もそうだったけど、これからほうき、雑巾と取り掛かる上で大切なことがあります。わかる人?」
「ケンカをしない」「仲良くやる」
どれも正解のような答えに頷きつつ、山下先生が口を開きます。
「楽しいのはわかる。そして、近くで寝ている子達がいることをわかって、静かにやれるようになろうね。」
12年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2015年3月5日『他人を察する』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
子ども達はこんな風にして、思いやりを学んでいくのですね。
さて、箒を手にした子ども達。この後どんな展開が待っているのでしょうか。
(報告者 加藤恭平)