「これ○○くんのエプロン」なのでしょうか「やってあげて」なのでしょうか、こちらにエプロンを差し出す男の子に、
それじゃ、と、
2020年6月21日『成功と幸せ』の中でこう書かれています。
では、どうしたら良いのかということで、そのカギとなる能力として、六つのCの力=6Csを提唱しています。それは、
Collaboration:それぞれの強みを活かし弱みを補い合う
Communication:対話によって互いが満足するストーリーを作る
Critical Thinking:根拠に基づき熟慮して上手に疑う
Creative Innovation:変革について大きなビジョンを持つ
Confidence:熟慮した上で失敗にひるまず挑戦し続ける
この六つの力を見ると、その中の1,2は、他人との関係が示されています。私たち科学と言うと、実験室に一人閉じこもって、試験管を振ると言うイメージがあります。しかし、ここには、1ではお互いに「補い合う」という人類の進化における特性である、協力する、助け合う、ということが求められています。また、2では、対話を大切にしています。もちろんこの対話は、言葉によるものだけではないかもしれません。そこには、共感など、心の問題もあるかもしれません。ということから、私は、これからの時代における本当の新しい生活様式、教育の目指す方向を考える上でのヒントがあるのではないかと思っているのです。
生活の中で育まれていけるよう、このような姿が生まれるよう、保育は考えられていかなくてはならないことを改めて思います。
(報告 加藤)