教訓

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明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!
皆さん食べ過ぎてはいないでしょうか…
わたしは少々食べ過ぎていますので早く七草粥を食べたいと思っているところです。
では報告を…
とある日常です。
男の子に囲まれ泣き出しそう…

泣き出しそう…

一人の女の子が男の子の集団に囲まれて悲しそうに座っています…。
どうしたのでしょう…。
この前の女の子の行動を振り返ってみます。
ご飯をもらう時は配膳の時間であればどの時間でももらっていいことになっています。ご飯を早くもらいたい子は早くもらい好きな席に座ります、まだもらいたくない子は絵本を読んでのんびりともらいます。
配膳をもらう子どもたちが並んでいない時は「配膳すいているよー!」と声をかけます。
さらには「今だったらお友だちと座れるよー」と声をかけると子どもたちは「ねぇ、ご飯もらいに行こっ!」と小走りで行く事もしばしば…。
そして女の子の行動です。
絵本に夢中になって配膳に気づかなかったのか、それともなにか忘れていたのか、先ほどの写真の女の子1人を含めた3歳児クラスの女の子3人組が一番最後に来てご飯をもらいました。もうお当番が前に出ていただきますをする目前です。
ご飯をもらったはいいものの座る席はほぼ満席。
人数分の席しかないため、3人一緒に座る所はもちろん空いていません。
3人でぐるぐる探している姿を見た職員が一言。
「あぁ、もらうのが遅かったかた仕方ない!空いてる所座ってね。」
渋々3人がそれぞれの席に座った後というのが先ほどの写真になります。
ここまではよくある話で、ご飯を食べ始めるのですが、いただきますをしてもずっとご飯を食べずに座っています。今にも泣き出しそうな表情ですが、自分で選んだ配膳の時間…先生たちは見守ります。
見かねた優しい4歳児クラスの男の子達が話しかけますが、全部無視です。笑
そしてほとんどの子が食べ終わっていく中…
まだ食べず…
そして片付けの時間になります。
無視です。笑 男の子!話しかけてくれてありがとう!

無視です。笑
男の子!話しかけてくれてありがとう!

まだぽつんといるので4歳児クラスの男の子に「ちょっと様子見てあげて」と声をかけみてもらっても反応なし。よほど4歳児クラスの男の子中にいたのがショックだったのでしょうね。
まだ食べている子は「ちょっと前にきてー」と掃除の邪魔にならないように前で食べます。
するとそこへ、丁度まだ食べ終わっていなかった3歳児クラスの男の子が隣に座ります。
安心したのでしょうね、パクパク食べ始めました。顔の表情がガラリと変わり何もなかったのように食べていました。
あー、よかった。

あー、よかった。

「明日はもっと早くご飯もらおうね。」
声をかけ、その日は終わりました。
翌日…
まだ席がガラガラの状態の時に女の子は配膳をもらいにきていました。
ドヤ顔でした。

ドヤ顔でした。

こうして日々子どもたちは学んでいるのですね。
自分の教訓を生かし学んでいく姿勢を見習っていきたいと思います。
(報告者 本多悠里)

教訓」への1件のフィードバック

  1. 完全無視…気持ちがいいですね笑
    しかし、その子に話しかけてくれた男の子の気持ちを思うと少し切なくもあります笑
    男の子にとってもいい経験ですよね。「無視されることもあるんだ」という笑
    そして、次の日に前日とは違い早めにご飯を取りに来る女の子も素晴らしいですね。まさに昨日の経験が活きていますね!このような子どもたちの気持ちに気がつけると嬉しくなってしまいますね。私も探してみたいです。

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