新宿せいが職員研修旅行in島根

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9月13、14日で毎年恒例の職員研修旅行のため島根県へ行ってきました。

スケジュールとしては、13日に島根県の保育園さんを2園見学させてもらい、夜はそこの職員さん方と懇親会をしました。

14日は旅行で石見銀山と出雲大社へ行ってきました。その名の通り毎年「研修」と「旅行」を兼ねています。

13日に見学させて頂いた保育園さんは新宿せいがととても似ていいながらも、独自のアイディアを織り交ぜながら素晴らしいものがありました。これは先日塾長が言っていた事なのですが『うちの園を見学にきた見学者が環境などを見た時の感想として「新宿せいが保育園のような環境にしていきたいです」という人がいますが、それはゼロからのスタートになってしまうが、「自園に帰ってマネしたいと思います」と言ってくれた方が、うちがやっているところからのスタートになるから、その後の独自性が現れやすい』というように言っていましたが、まさにそういったものや教えて頂いたものがたくさんありとても参考になりました。

1園目の園さんではテーマが「和」という事でした。その中でも3、4、5歳児さんの部屋では、「お相撲さん」に焦点を合わせている箇所がありました。これは年間を通しての運動能力の発達という事でスタンプカードがあり、お相撲さんから「片足でケンケンできるようになったか」や「平均台が渡れるようになったか」などの手紙が定期的に来ていました。実はそれは、運動会で行う種目が書かれてあるそうで、運動会までに楽しく練習できるように、子どもたちのやる気を引き出させていたのだなと感じました。

スタンプカード

スタンプカード

 

また面白かったのが、科学ゾーンに地域で集めたと思われる「砂」がありました。それには園庭や近くの公園、山で採れた砂など、違いが観察できるようにビンに入って並べられていました。

地域から集めた砂

地域から集めた砂

 

2園目の園さんでも「和」というテーマがあり、そこでは「忍者」を通していろいろな取り組みが行われていました。

ここの園さんでは、定期的に来る忍者からの巻物により、走り方や、手裏剣の投げ方などを教えてもらっていました。また忍者からのプレゼントとして、手裏剣型に切った人参を食べたりしていました。

そして科学ゾーンにあった実験道具も、使う材料が一つのケースにまとめられていることで持ち出しやすく遊びやすいのではと感じました。

持ち出しやすい実験道具

持ち出しやすい実験道具

 

2園の見学後にグループ討議がありました。それぞれ同じような担当のグループに分かれ

3園合同に話し合う事は、普段あまり話し合えないことや、他園でのやり方を聞けるという事でとても有意義な話し合いができたのではないかと思います。

 

14日は参加した新宿せいがの職員27名で、石見銀山と出雲大社へ行ってきました。普段なかなかこんな大人数で旅行もできないこともあり、いつもと違う形で楽しむ職員の顔も見られたと思います。また、塾長(園長)の講演で話している話しなども、せいがの職員はあまり耳にすることがないなか、みんなで聞ける機会もあり共通理解ができる良さも感じました。

また来年はどこに行けるか楽しみです。(投稿者 柿崎)

新宿せいが職員研修旅行in島根」への2件のフィードバック

  1. せいがさんの取り組みから真似をしたり、勉強になることがたくさんあります。そして、そんな取り組みを見たり、聞いたりすると「楽しそうだから自分でも試してみたいな」と思ってしまうのです。そんな楽しい種をまいていただけることにとても感謝しています。わくわくしている、楽しそうにしているみなさんを感じると、そのわくわくや楽しそうな気持ちがこちらにも伝わって、形にしたいなと思えるのはとても不思議で、こちらまでその楽しさの輪の中にいるようです。
    石見銀山、出雲大社と大勢で旅行するのは楽しいですね。たくさんの人が同じ所にいき、何を感じたのかということを知るのもいろいろな発見がありそうです。また、藤森先生の解説も聞いてみたいなと思ってしまいました。

  2. 見所が本当に多く、驚きと感動の連続でした。真似をすることによって得られることの早さを実感したことと同時に、新宿せいが保育園もそのスピード感や独自の解釈から発展したものなどに刺激を受け、しっかりと成長していくことが求められます。
    園庭には火を囲んで集まれるようなスペースがあったり、泥場や、ガソリンスタンドなど、あそびがふんだんに盛り込まれており、写真を盛んに撮っていました。藤森先生から「自分の園にしっかりと活かせるものを持って帰ろう」との言葉があり、大変勉強になりました。本当に広い園庭があるからこそできる保育は、その保育園特有の持ち味であります。短い時間の中で自分の園が本当に発展していく為の材料を集めることに集中しようという意識の高さを感じ、そもそも何の為の研修旅行であるのかを思い返しました。
    石見銀山や出雲大社にも訪れることができ、また、普段会うことは中々難しい臥竜塾ブログコメンテーターの方々にもお会いすることができ、大変有意義な時間を過ごしました。来年も楽しみで仕方ありません。

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