新年度という題で以前西田氏が書いていた通り、今の時期は色んなチャンスを秘めている大切な時期とありました。
私もそんな思いで今全体を客観的に見ることで気づくことが多くありました。
その中で、子どもや環境を見ていくのはもちろん、大人(保育士)というチームも入れ替わります。
初めての本格的な一週間を終え、思うことは充実していることと、自分の立ち位置(自分自身のポジション)というのが去年と明らかに変わっていたこと、そして、定員が増えたことで去年とやり方が違う中でどう試行錯誤していくかということです。
西田氏のブログにもありましたが残留する職員が1人いて、その1人がそのクラスを引き継ぎをしていきます。その1人の役目を担っているのが今年は私にあたります。
上手く伝えられているかはわかりせんが、努力しようと思っています!
そして一週間が始まってみると、自然と私が在園児にシャキッとしてもらう、つまり少し怒り役のような立ち位置になります。それは当たり前で、まだクラスに慣れていない先生はまだわからないことがあり、大人も慣れるまで少し時間がかかります。
これは私にはとてもいい経験であるように思いました。
今まで私はチームのバランスをとるとき、ポヤっとしているポジションが多かったからです。そのことを考えると初めての経験をさせてもらっています。更に自分が自然とそのポジションについていたことに気がついたとき、大人も自然と環境に応じて変化していくことに気がつきます。
怒り役といっても四六時中怒っているわけではありませんが。笑
もしかしたら、慣れていくうちにそのチームのバランスも少しづつ変化していくかもしれません。その都度チームのバランスをとり、環境の変化には応じていきたいと思っています。
そして、新しくなったやり方で試行錯誤が続いています。
それは定員が増え、幼児クラスは2階3階に分かれて保育するため、少し忙しく、でも楽しさをもある中でやらせてもらっています。今一緒に組んでいる先生は新宿せいが保育園が開園したときに幼児クラスを受け持っていた先生だったのでふと聞いてみました。
「このくらい初年度は忙しかったんですか?」と…
するとその先生は、
「んー、こんなに気づくことがなかったからねぇ、目の前のことをやるだけだったよ。」と…
言いました。
確かに経験を重ねることで今なにが必要でなにが最優先なのかという選択肢が増えていきます。それぞれ先生の気づきが多ければ多いほどいいのですがその中でどう対応していくという難しさも感じています。塾長のブログでもあるように認知コストが高くなっていることがわかります。
試行錯誤することの楽しさ、難しさを経験できることが分かります。
そして様々な気づけるチャンスを4月は与えてくれているようにも感じました。
(報告者 本多悠里)
本多さんの気づきを読んでいると、私自身も「頑張らないと」と思い、いい後押しをしてもらっているような感覚になります。「今何が必要で、何が最優先なのか」これは私もしっかり意識していきたいなと思います。私自身もかなりポヤッとしていたので、しっかりしなければと思っています。「よし!」と意識しているつもりなのですが、「ああ、しまった」ということもあり、その都度反省をしています。私はあまり気持ちを引きづらないようなタイプではありますが、その分、反省したことを次に活かせるようにしないといけないなと思います。
本多先生が少し怒り役になっているとは気付きませんでした。いつもニコニコされているので、遠目から見ている側からはわからないものですね。職員室ではいつも大笑いしながら打ち合わせをしていて、現場がよりよくなっていることが伝わります。先日遅番で3・4・5歳児クラスに入りましたが、遊びの場所がきれいに分かれていて、部屋の中でも体を動かして遊べるスペースがあったりと、改めて先生方が相談しながら作り上げられてきた環境の素晴らしさを感じました。
様々な気づきを得ることのあった4月を終え、GWを終えての5月が始まりますね。最高の5月にしていきましょうね♪