ご存知の方もいると思いますが、保育園の裏に「おとめやま公園」があります。
おとめやま公園の解説は塾長のブログから・・・。
http://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2013/09/%e8%87%aa%e7%84%b6%e4%bf%9d%e8%ad%b7.html
先日の日曜日に、そのおとめやま公園で「42回おとめやま緑祭」が開催されました。
塾長は来賓として毎年参加されているようで、毎年、記念の花を保育園にお土産で持ってきて下さいます。そんなこともあり、私も「緑祭り」の存在は知っていたのですが、なかなかタイミングが合わず行く事がありませんでした。
しかし今年は予定もタイミングよく合い、家族3人でどんなお祭りなのか見に行くことにしました。当日はお陰さまで天気もよく、息子も芝生で思いっきり遊んでいました。
公園に着いてみると、たくさんの地域の方がいて、中には保育園児や卒園児も何人かいて、なかなかの人数がいました。また、ソースや照り焼きのいい匂いがしていました。
焼きそば、焼き鳥、フランクフルトなど美味しそうな食べ物がたくさんあり、花より団子の私は、そっちのほうが楽しみでした(笑)どうやら今年から模擬店を始めたそうで、参加者の皆様にゆっくりと楽しんで頂けたらと思い、準備をされたそうです。
さて、式典が始まると、来賓の挨拶として新宿区長が挨拶をされていました。
来賓紹介で塾長も名前を呼ばれ、プログラムはその後も順調に進み、記念植樹をすることに。
新宿区長と二人の小学生が金色のスコップを持って木に土を被せ、
金色のジョウロでお水をあげていました。
すると、どうやら希望すれば植樹をできるとのことで、塾長がせっかくだから!と勧めてくださったので早速、息子と列に並んで植樹をすることに!!
ちなみに植樹の木は「なんじゃもんじゃの木」です。
面白い名前ですよね(笑)
名前の由来を説明してくれましたが、水戸黄門が将軍に「この木はなんだ?」と聞かれた際に「なんじゃもんじゃの木です」と答えたのが名前の由来だそうです。
個人的に調べてみると色々な説があるようですね。
明治時代、東京の青山練兵場(今の明治神宮外苑)の道路沿いにこのなんじゃもんじゃの木があり、名前がわからなかったので 「何の木じゃ?」と呼ばれているうちに、いつのまにか 「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまったという説もあるそうです。
私自身、公の場で植樹をするというのは初めての経験です。
本当にいい経験をしました。更に息子と一緒にしたというのは嬉しいですね。
「お前が植えた木が、公園にあるんだよ、この木と一緒に大きくなろうね」と
ドラマのセリフいたいな事を言ってみたいですね(笑)
まぁ実際は恥ずかしくて言いませんが・・・。
それよりも公園に行く別の楽しみが増えた気がします。
来年の5月には白い花を咲かせるそうなので、その時期に見にいくことで成長を感じ、
公園に遊びに行くたびに木の変化に気付き、
いつしか自分が植えた木なんだ・・・と息子が自分で実感できる日が楽しみです。
私が今まで経験してきたことを息子にも同じような経験をさせてあげたいし、
自分が出来なかった経験も息子にさせてあげたいですね。
そうした経験の中から自分なりに感じ、将来に活かしてくれれば親として本望です。(報告者 山下)
今回は、「父」としての思いが報告に綴られている、そのような印象を受けます。実際に子どもを持った人でしか、感じられない思いがあるのだと思います。息子さんが大きくなり、「お前が植えた木が、公園にあるんだよ」と伝えると同時に、その息子さんが、この報告に目を通す日が来るかもしれませんね。そこで初めて、父の思いに気がつくかもしれません。私の経験上、父がどんな思いでこれまで生きてきたのかを、知る機会とはなかなかないものであると感じています。そういった意味でも、ホームページなどに“記録に残す”ということは重要であると、再確認できた学びでした。
なんじゃもんじゃの木、おもしろ名前ですね。「なんじゃ」に「もんじゃ」をつけたリズム遊びのようなものなのでしょうか。なかなかセンスのいい名前ですね!また、金のスコップ、金のジョウロというのもいいですね。なんだか単純な私はそれだけでテンションが上がってしまいます。k.takaさんもコメントされていましたが、まさに山下さんの父としての思いが垣間見える内容でした。私も父親の思いを知るということはほとんどないので、このような形で知ることがあると思うとちょっとグッときてしまうかもしれません。植樹を体験できるというのもいいですね。やはり少しでも関わったことであれば、そのことを気にかけると思います。そんなところから自然に興味が芽生え、自然と好きになってくれるといいですね。そのためにはやはり何よりも体験が大切ですね。
素晴らしい報告です。僕の田舎に、3人兄弟のいとこが生まれた年にそれぞれ植えた桜の木が3本あります。どの木も見事に成長し、毎年その桜の木の下で祖母はお花見をすることを楽しみにしています。その木のことをとても羨ましく思っていました。自分の成長と共に成長し、今もあるものというのは、早々ありません。息子さんも大きくなるにつれてその有難さに気付いていくことと思います。とても貴重な体験をされましたね。