用務員

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先日職域別セミナーが行われました。
少しですが懇親会に参加させていただき、全国の保育園の皆様の挨拶を聞かせてもらいました。それぞれの栄養士の方や調理の方、そして用務の方といった方々の話はとても面白く、勝手ながらにいい雰囲気を感じさせてもらいました。
それは置いておいて…
そのセミナーの時は多くの方が新宿せいが保育園に見学に来てくださいました。
その案内人として臥竜塾生の塾頭である環境マイスター山下氏が保育室にいました。
私はクリスマスにサンタさんからもらった宇宙独楽を回そうと子どもたちに一度見せるために必死でやっていましたができずに子どもたちに渡して挑戦してもらっていました…情けない…。
宇宙独楽

宇宙独楽

そして時間が過ぎ、お片づけ近くの時間になってもうまくできずにいると、
「簡単でしょ!」
と言って山下氏登場。
ささっと紐を回し、いざ!…
でもちょっと失敗!笑
その後すぐに回し、子どもたちは興味津々。
回っている所をじっくり見てます。

回っている所をじっくり見てます。

さすが!
そして宇宙独楽の特徴でもある紐に乗せる技を思いつきやってみることにしました。
しかし、「カーン!」(お片づけの合図)
「あぁ…」
と、思っていた私ですが、山下氏は片付けなんて無視!笑
やるぞ!といった感じで子どもたちと夢中になり、子どもに紐を持つシュミレーションをしっかり教え、いざ!
「はい、独楽がまわりました、はい紐伸ばして!」 のシュミレーション。笑

「はい、独楽がまわりました、はい紐伸ばして!」
のシュミレーション。笑

でも、2回ほど失敗!笑
よし頑張るぞ!っとその場の空気は紐に乗せるために必死!
3回目で出来た!
紐乗ったー!

紐乗ったー!

山下氏の熱心に諦めない精神をしっかりと目に焼き付けていた子どもたち。
その姿を見て、こういった山下氏のような用務の存在が現場を潤いを与えてくれているのだと思いました。
子どもたちは次々に集まってきて片付けをそっちのけで見に来ていましたが、それが終わると満足したかのように片付けはズムーズに行われていきました。
職域セミナーで生き生きとお話されていた先生方もきっとこのように現場にさまざまな形で現場に潤いを与えてくれているのだろうと思うと嬉しくなる出来事でした。
(報告者 本多悠里)

用務員」への1件のフィードバック

  1. 回したい、だから諦めないという山下さんの自然な姿勢はきっと子どもたちに伝わっていますね。そして、自分が子どもだったとしたらこのような存在の方がおられたらとても楽しいだろうなと想像しました。遊ぶこと、コマを回すことに一生懸命で、一緒に一生懸命になってくれる人がいると思えると、こんなに嬉しいことはありませんし、なんだか安心するような気がします。様々な人がイキイキとしている姿は子どもにとっても、周りの人にとってもいい影響を与えてくれますね。

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