最近、幼稚園の1・2歳児のクラスに姉妹園の保育園から見学者が来ました。
どちらの園も藤森先生の提唱する「見まもる保育」を中心に保育を進めていて、その中で、保育者の連携や環境を中心にどうやっているかを見てみたいということでした。
そのときは成長展の自画像や身体測定を行っていたのですが、その活動の意図やねらい進め方を部屋に入っていると、不思議なことがありました。いつもはまだ、どうしたらいいのかと日中の動きも連携がとれなかったところが、自然と取れているではありませんか。そのため、こちらの説明も意図が読み取れるだけに説明に熱が入ります。
今まで、あまり意識していなかったのですが、新宿せいが保育園にいたときに、藤森先生が見学者を連れて話をしているのを何気なく意識していましたが、それこそが「園内研修」になっているとそのときに気づきました。当然、その説明の中で、子どもをどうしていきたいか、どこを視点に見ていくことが大切になっているのか、環境を作るためどこに意図をもっているか。を話していきます。先生方は見学者を前にいつもとは違い、緊張した面持ちではありますが、私としてはとても良い機会になったように思います。
見学者がいるということは自然とどうみられるかと自分を客観視する良い機会になっているはないかと思います。
今後も保育を深めることができる機会がもっと増えていけばいいと心から思いました。
(投稿者 邨橋)
見られることは緊張し、どうしよう、どうしようと思うこともありますが、保育を深めるためにも自分たちのしていることを外からの目線で見ながら見直していくことが大切なのですね。邨橋さんの全体を見ながら、園の保育を深めようと考えておられる姿から刺激を受けます。
見学者の存在は本当に大きいですね。先日新宿せいが保育園に僕の友人が見学に来たのですが、たくさんの発見と共に、子ども達が見学者に対してとても慣れていることにも驚いていました。
職員の意識の向上と共に、子ども達もまた日々の見学者の存在から、初めて見る人への抵抗や、解釈、など子ども達なりに感じるものがあり、とてもいい経験になっているのではないかと感じました。
見学者の存在、それこそが、邨橋先生のおっしゃる通り、まさに園内研修そのものなのですね。