チェックシート用いて、自分がこの人格気質、ストレス気質の6つの内、どれとどれのタイプを持ち合わせていて、組み合わさることでどのような効果があるのかがわかりました。
驚くことに、6つ全てにタイプに該当していました(笑)
この結果を知ったとき、とても稀なケースなのだろうと思いましたが、逆に1つや2つと少ない人の方が稀なようです。それでも全て当てはまるという人はなかなかいらっしゃらないでしょうね…
6つ全てのタイプが当てはまる人の気質コーチングにこう書かれていました。
『全てのタイプが重複している人は、自己成長できれば、状況に応じて対応できる高い可能性を備えています。しかし、各気質タイプの特徴によって自分の中に矛盾が生じやすく、「自分は一体何なのか」分からずに混乱してしまい、苦しい人生になる可能性があります。また、そのときのストレス状態や環境によって発現するタイプが変化するため、周りから誤解されたり、理解してもらえないことが多いかもしれません。その苦難の中、大失敗や病気にもなるかもしれません。宗教にも救いを求めるときもあるかもしれません。その中で、周りに感謝できるようになり、また周りの方々の気持ちを尊重しながら進められ、こだわりが生じ苦しいとき、「まあいいか」という言葉を10回以上声に出してこだわりを取り除いたり、信頼できる人と揺るぎのない関係を築き、その方にネガティブな感情を吐露し、思い込みを取り除いたり、また「いいなあ」と思っても、すぐ行動しないで、信頼できる人に相談できるよう冷却期間を設けて進められれば、各場面に適した気質タイプに切り替えながら行動できるため、すばらしいリーダー気質ともなり、リーダーとして活躍していけるでしょう。』
全て言い当てられたという感想にはなりませんが、所々思い当たる節があります。
私が自分自身を自覚している点として、人間関係を含めた環境に順応するために「偽りの自分」を各集団に合わせて作ってしまうことがあります。
そこが「自分は一体何なのか」分からずに混乱してしまうことに繋がっているのかもしれません。
「自分らしく」とは一体何なのでしょうか。偽りの自分が複数いることは自覚していますが、どれも本当の自分でもあるようにも思えます。正直自分でも自分がわからなくなってしまっているのが本音です。
今回お休みをいただいてしまった機に「自分のDNA気質を知れば人生が科学的に変わる」という本に出会い、自分を見つめ直す機会にできていますが、塾長が書かれている臥竜塾ブログも読み進められる時間ともなり、この本で改めて自覚することができた自分を改善するヒントとなる内容を見付けました。
それは、2011年9月17日に書かれた「個の確立」というタイトルにあります。
プレレパーソナル(個の確立以前)からパーソナル(個の確立)へのプロセスとして、第1段階から第3段階まで書かれてあり、自己成長の第1段階は、個としての「自分」を確立する事から始まるとあり、日本的な人間関係のしがらみを断ち切り、他者の愛を失わない為に「偽りの自分」を演じ続けるのを止め、過去のつらい出来事や、心の傷への囚われから「自分」を解放する事であり、「自分が生きている」と実感できる自分、自己決定できる自分を確立する事であるとありました。
次に第2段階、第3段階と続いていくわけですが、私はどうやらこの第1段階でつまずいているようです。
自分を理解していると思い込んでいた自分がいたことにも気付き、まだまだ自分を理解しきれていないことにも気付けました。
そのためには他者を知ることが重要で、他者を知ろうとする手前、「偽りの自分」で接することは矛盾していることになりますね。
そして、この本の前書きには「そのDNA気質をあるべき方向で上手く活かすことができれば、その人は幸福な人生を送ることができる」と書かれているので、自分の当てはまったタイプ全ての説明や特徴を本を読み進めながら知っていき、このように文字化することでより自分を知っていける機会にして、個の確立に繋げていけたらと思います。
(報告者 若林邦彦)
言われて、再度確認してみると私も一つではなく、いくつか思い当たる項目がありました。人は接する人、集団によって自分の振る舞い方を自然と変えていくことができる力を持っているのかなと思っていました。それは他者を知ろうとする姿勢でもあり、他者を重んじるが故に、自分を相手や集団に合わせる力でもあるのですかね。そう思うと、若林さんの言われる『人間関係を含めた環境に順応するために「偽りの自分」を各集団に合わせて作ってしまうことがあります』ということもそんなに悪いことではないのかなとも思えてくるのですが、そのことにストレスを感じてしまっているとそれもまたよくないのかなと思ってしまいます。何がいいのか私にも分かりませんし、私もそのような悩みはとても理解できる部分でもあります。「偽りの自分」という言葉がキーワードだったりするんですかね。偽らなければその場でうまく過ごせないと思い込んでしまうとしんどくなりそうですが、相手に合わせることで…と考えるまた違った見方ができるのかもしれませんが…と思いながら私もよく分からなくなってきましたが、悩んでおられることは分かるような気がしています。
私が印象に残ったのは、『こだわりが生じ苦しいとき、「まあいいか」という言葉を10回以上声に出してこだわりを取り除いたり』という言葉でした。自分で自分を許す行為というのは、非常に大切であるのだなと思いました。多くの悩みは、自分の中の自分によって作り出されてしまうのかもしれませんね。社会という理性を必要とする場のなかで、いかに自分を開放するか…。いつの時代でも、それは人の悩みになるのですかね。