自分もやらなきゃ

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ご存知だとは思いますが、私は小さい頃からサッカーをしていました。高校3年生までサッカー三昧の日々。高校3年生、最後の大会!さぁ、頑張るぞ!…でも私はベンチにも入っていません!そしてそこは男子校!マネージャーなんているわけはありません!

と、いうことでチームのために私が志願して務めました。笑
そんな話はさておいて、サッカーが好きなのでよくサッカー番組を見ます。
最近あるサッカー番組で中村俊輔選手と槙野智章選手が対談しているところを見ました。
中村俊輔選手といえば日本代表の10番(エースナンバー)を背負っていた選手です。しかし、南アフリカW杯の時にまさかのスタメンから外れるという時期がありました。そんな辛さを味わっている選手でもあります。
その対談で槙野選手は中村選手にこんな質問をしました。
「あの時はどんな気持ちだったんですか?」
と…
中村俊輔選手は、
「あの時はメンタルが崩壊しそうだった」
と答えています。
そこからは続けてこんなことを言っていました。
「でも、僕が違う大会に出ている時、ベンチにいる先輩たちが冷たいタオルを持ってきてくれたり話しかけてくれたり、雑用みたいなこともずっとやっていて、そういう先輩の姿を見て自分がその立場になったら自分もやらなきゃと思った。」
と言っていました。
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その大会では闘莉王選手も代表にいて、
「出てないオッさんも頑張ってるんだから俺らも頑張ろうよ!」
とチームを盛り上げていたそうです。
その話に槙野選手は
「それがチームですよね。」
と答えています。
確かにそれがチームだと思います。
なんだかこの話を見ていて少し違うかもしれませんがチーム保育を思い出します。
よく塾長はリーダーや先輩が偉そうにしていてはならないと言います。いじられるくらいが大きな器があり、チームが上手くいくと私も思います。最近は中堅になってきてそんなことをよく思います。
私たちは保育を勝つためにやっているわけではありません。ただ、日本代表と根本は同じでチームのためにどう動くかを考えれば自然とそうなるのではないかと思えます。サッカーはチームの人が疲れていれば冷たいタオルも持ってきますし、水も持っていきます。
保育も出来ないところがあれば助け合うといったところは同じですね。
中村俊輔選手はその先輩の背中を見て同じようにやなければと奮闘します。
私たちも同じで先輩保育士がどんなことも率先してやる背中を見て育っています。
偉ぶることもなく私たちと対等に話し、保育をしてくれる先輩に感謝しています。
そう考えると日本代表と同じことを私たちはしているということになるのでしょうか。笑
私は勝手にそんなことを思って嬉しくなりましたが、それはどこのスポーツチームにもよくある話かもしれませんね。
チームのためになにをすべきかを考える。
それがチームなのですね。
よく塾長はチーム保育をサッカー型と例えてくれます。
ポジションは決まってはいるけれども臨機応変にポジションを変えられるそのチームワーク。まさにチーム保育です。
この対談を聞いてグラウンドの外でもチームワークが成り立っているように思えます。そんな意味も含めてサッカー型の保育に強く共感します。そして、この繋がりに勝手に感動していました。笑
ですので、そんなチームワークで子どもたちの良いところを目一杯引き出していけたらよいと思います。
んー、合っているのかはわかりませんがそんなことを思います。
(報告者 本多悠里)

自分もやらなきゃ」への2件のフィードバック

  1. 「私たちは保育を勝つためにやっているわけではありません」この言葉が一番印象に残りました。本当にそうだと思います。保育は勝った負けたで考えるものではないですね。チームとしてどんな保育をするのかを考えていれば、チームの中での個人の成長の仕方というものがあるのではないかと思います。最近、単なる個人の成長ではなく、チームの中の個人としての成長を感がなければいけないのではないかと思うことがあります。保育は個人でするものではなく、チームで行うものだという意識はチームワークの質もどんどん高まっていきますね。

  2. 中村選手の話、素敵な話ですね。先輩がそうしていたから自分もできるというわけではないと思いますし、中村選手の“受け入れる姿勢”はすごくかっこいいなぁと思いました。そういった変化が人間を成長させてくれるように、“挫折”とか“メンタル崩壊”という機会は、変わるチャンスであるということがうかがえます。そういったチャンスを、自分から積極的に掴んでいくため、様々なことにチャレンジしていきたいと思いました。

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