行事ってこんなに楽しい!〜誕生会編〜 EPISODE 3

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「今回の給食のテーマは精進料理です。」

「今回の給食のテーマは精進料理です。」

 精進料理とは魚や肉などを使わない料理です、と説明があった後、後ろのスライドにその料理達が映し出されました。

「例えばこんな料理、」

「例えばこんな料理、」

 

「こんな料理、」

「こんな料理、」

 

「これとか、」

「これとか、」

 

「これもそうですね。」

「これもそうですね。」

「ツッコムところだよ!(笑)」と見ていた職員から声が(笑)

「肉使ってるじゃん!(笑)」と子ども達からようやくツッコミが入り、本題へ。

「このような料理のことを言いますね。」

「このような料理のことを言いますね。」

 

これは西村先生のご実家のお寺の映像で、

これは西村先生のご実家のお寺の映像で、

先日帰省した時に動画を撮ってきてくれたのでした。

「あー!保育園にあるやつー!」

「あー!保育園にあるやつー!」

 

「こんな感じで、皆で集まって、

「こんな感じで、皆で集まって、」

 

お経を聞きます。」

「お経を聞いたりします。」

実際に西村先生がお経をあげてくださいましたが、やはり見事。

自然と手を合わせる子も。

自然と手を合わせる子も。

そこで行われる修行というのは壮絶なものだそうで、例えば肉、魚を一切食べない生活一つを例にして話されていましたが、何日もの間そういったものを食さないとほっぺを押しても戻らなかったり、怪我をしても感覚がなく、痛みを感じなくなるのだそうです。

「〝いただきます〟というのは、命をいただくということ。」

あなたの命を私の命にかえさせていただきますということなんだよ、と西村先生。子ども達も真剣な表情で聞いていました。

11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2010年1月7日『登山』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。ぜひ読まれてください。)

〝ここ(「世鏡抄」)には、教育上、最も重要である期間は、赤ちゃんから七歳までの期間であると言っています。今、OECDが提案していることに、最も重要な機関が0歳児から8歳までであるというものがありますが、この世鏡抄でも、ほとんど同じことを言っています。(中略)子どもの成長過程において四恩の道(一切衆生の恩、父母の恩、国主の恩、そして仏・法・僧三宝の恩)をしっかり教え、命の大切さ、他人への貢献を教えるのが専門性であると言っています。(「世鏡抄」。作者、成立年代は不明。室町時代頃か。国人領主層の子弟を七歳から十三歳まで教育していた真言宗系の寺院でまとめられたもの。諸説あり。)〟

新宿せいが保育園の保育理念は〝共生と貢献〟。共に生きるものを大切にし、そのものによって生かされているということを、こういう機会を通して、改めて子ども達の心の中に浸透していくのでしょうね。

そして、誕生会特別メニューの紹介です。

そして、誕生会特別メニューの紹介です。

そして、いよいよあのロボットが登場します…!

(報告者 加藤恭平)

 

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