「今日はですね。給食の紹介をロボットにしてもらおうと思います。」
おもむろに始まりました。
これから登場する柿崎先生扮する〝カキーボ〟の紹介をしています。(写真右、西村先生はBGMをスタンバイ!笑)
山下先生が仕事がしやすいようにベテランの先生が給食を持ちます。素晴らしいチームワーク!
「それでは登場です!」
BGMに合わせ、ゲートが開かれました!
!
!!
!!!
自然と子ども達が道を開けます!笑
全体像です(笑)
カキーボは、
- 歩くことができない
- ロボットなのにメニューを覚えられない為、一つ一つ手に書いてあるメモを読む
- 子ども達が興奮して距離を詰めてくると手の平をかざして「危ない。」と声をかける(笑)
他にもあったように思いますが(笑)子ども達にも職員にも大ウケのこのロボットはこの後の誕生会で何度も出演を果たすことになります。
11年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2012年6月4日『誕生会の出し物』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
〝誕生日会のメイン内容も、年度によって様々です。(中略)私の園では、各クラスに男性職員がいますので、私から見るとかなりふざけたような内容の時もありますが、子どもたちは大喜びです。逆に、まったく乗らないときもあります。子どもたちは正直です。しかし、月に1回は、園全員で集まって一緒に歌を歌ったり、踊ったりする機会も大切です。これは、まさに大きな異年齢児保育の日なのです。〟
これだけ大笑いできる企画ができるのも、やはりそれを温かく見守る職員の存在があってのこと。大人が楽しむことで、子ども達も自然と楽しくなるようです。カキーボが去ってもその熱は収まらない様子で、年齢など関係なく、友だち同士でその興奮を伝え合う子ども達の姿が印象的でした。
大いに盛り上がり、会は終了。
毎月行われる行事、誕生会。『臥竜塾』ブログ2014年1月22日『特別な日』にあるように、
〝保育指針にも書いてありますが、生活リズムは、情緒の安定につながるのです。しかし、江戸時代では、なかなか波乱万丈ということは起きません。そこで、人為的に「ハレ」(平家物語に見えるように「諸行無常」ということが、良いときには戒めとして、悪いときには期待としてその時を受け止めました。それは、時として暮らしにメリハリをつけ、生活の支えともなりました。それを、「ケ」と「ハレ」としたのです。その代表が、まず食事だったのでしょう。ですから、「ケ」の食事が朝餉、昼餉、夕餉であり、「ハレ」の日の食事は、神聖な食べ物である餅や赤飯を食べたり、お酒を飲んで祝ったりして、特別な日であることを示しました。)を作り出す必要があったのです。それが祭り、能狂言、正月などの行事です。それが年中行事であり、こういった「ハレ」の日には農民も毎日の農耕を忘れ、思いっきり楽しみました。日常、変わらずにおこなっている農作業の合間にも、「あと何日で祭りがある」とか言って、退屈な労働にも耐えることができたのです。「ケ」の中に「ハレ」の要素を取り入れて、人間は生きてきたのです。〟
これからも、子ども達にとっても、大人にとっても、期待感溢れる、楽しくてわくわくするような〝ハレ〟の日のような行事であってほしいと、心から思いました。
(報告者 加藤恭平)
カキーボの完成度が最高です!笑
佐野さんへ
コメントいただきありがとうございます!
カキーボにつきましては、2016年2月5日『ロボットVS人間』2016年2月7日『ロボットVS人間 Final』にて塾頭が報告をあげて下さっています。ぜひご覧になって下さいね♪