距離感

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久々の投稿となってしまいました。

なぜ活動報告を書くにまで至らなかったのか、自分なりに見つめ直した結果、子どもたちの姿を見るスタンスに問題があったのと、慣れようと必死だったのか、気付きの少ない日々を淡々と過ごしていってしまったような気がします。

私は勤めさせていただいている新宿せいが保育園で3年目を迎えています。

今年は1歳児クラス担当ですが、1年目は3・4・5歳児クラスのフリー、2年目は学童クラブを担当していました。

3年目の現在では、様々な点で少しずつわかることが増えてきたと実感しているのですが、1年目・2年目はまだまだわからないことばかりで自分で周知している課題点だけでも数えきれないほどありました。

その中でも今回のタイトルである「距離感」が最も悩んだ課題点であり、今でも悩んでいる点です。

昨年度の学童では、言い方の表現が正しいかわかりませんが、子どもたちに活動を投げて、見守り、それを子どもたちが子ども集団内で発展させていった姿を題材に考察していたことが主だったため、今年度の1歳児クラスの子どもたちとの距離感との差が強く出てしまい、気付きが少なかったのかもしれません。

また、私自身の長年の課題もあり、それも原因の1つかもしれません。

1度慣れたスタンスを崩して、新しいスタンスに変化させることに対して何を恐れているのかわからないのですが苦手なのです。

柔軟性に欠けていますね…

なので、昨年度培ったスタンスがそのままの状態だったために、子どもたちとの距離感が近くなったことに順応できず、近くなった分視野が狭くなり、昨年度まで見えていた範囲よりかなり狭まっているように感じてしまっていたのかもしれません。

言い訳ばかりずらずらと書いてしまいましたが、自分に対する意思表明のためと再出発の意味を込めて書かせていただきました。

そして、自分の今年度のテーマは、距離感に応じた「視野の確保」と「柔軟性」を掲げていこうと思います。

今後も子どもたちの姿に限らず、より多くの気付き、学びをこの報告から深めていこうと思います。

これからも拙い報告が多くあるかもしれませんが、温かく見守ってくださいますようよろしくお願い致します。

 

(報告者 若林)

距離感」への3件のフィードバック

  1. 素晴らしい意思表明と再出発ですね。「自分なりに見つめ直した結果」という過程がなんとなくいいですね。自分を省みる、まさに「省我」ですね。おかしい話なのですが、私は時々、自分が何を考えているのかが分からなくなります。思考が定まらないという感じでしょうか。そんな時は、「省我」に限ります。自分の役割とは何なのかと、自分は何がしたいのかを調整し、前に進んでいこうとする連続が、生きている実感を得る瞬間でもあります。

  2. 苦手なことがあったり、それを自覚したり、様々なことに悩んだりするということはこれからいくらでも成長できる!というなかなか刺激的な状態でもあるのかもしれませんね。私自身も悩むことがたくさんあります。こんなですが、日々悩むことが多いです笑
    そのことに嫌になることも多いのですが、悩む分だけあれこれと考えることで、同じような状況の人をみかけた時に「その気持ち分かるよ」と人の思いに共感できることも多くなるのかなと思うと(思うようにしています)、悩むだけ悩んでしまおうかと思う時もあります。若林さんが悩み、考えたこと、そしてこの場でそれを表明されたことで、課題に向かって歩んでいるということなのでとても明るいことであるように思います。また何より、私も共に「頑張ろう」という気持ちにもなれましたよ!私とは悩みの内容が違うかもしれませんが、あ、いやそもそも「そこまでで…」という状況でしたらすいません!また出すぎたまねをいたしました。とにかく、これからの報告を楽しみにしております!

  3.  様々な気付き、学びが人を進歩させるようです。〝学ぶこととは恥をかくこと〟と耳にしたことがあります。若林先生のような感性の持ち主は、必ず大成します。たくさん恥をかいて、その都度教えてくれた人の感謝をしながら、毎日を楽しく生きていきましょう!

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