運動会の考察1

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運動会が近付いてきました。

開会を告げる「はじめのことば」は、すいすい組(5歳児クラス)の子たちが言います。

予行前日

メモとって家で覚えてくる、とのことで

可愛いですね。

ブログ『臥竜塾』2012年10月14日『運動会の考察1』の中でこう書かれています。

小学校での体育という教科は、内容に書かれてるように、「次の運動を楽しく行い、その動きができるようにする。」すなわち「何々ができるようにする」という、できるようになることを目標に掲げ、その教科の中で行っていきます。それに比べて、幼児教育は、「自ら体を動かそうとする意欲が育つ」とか、「楽しさを味わい、…気持ちが育つようにすること」が目標となり、その手段として、教えるのではなく、「体験し」「様々な遊びの中で」「自然の中で伸び伸びと体を動かして遊ぶことにより」など、ある目的が決められて時間内でなく、子どもの遊び、生活の中で体験して得ていくものであることが書かれてあります。

日々の何気ないこのような体験の中でも運動会というものを感じ、味わっていくのでしょう。改めて保育は環境を通して行われるということを感じました。

(報告 加藤)

運動会の考察1」への2件のフィードバック

  1. 子どもたちが、メモをとって覚えてくるということを自分で考え実行している姿が素晴らしいなと思います。普段の保育園生活の中で、自分たちで考えて遊んだり、協力して何かをやってのけたりすることは、改めてすごいことだと感じています。それができる環境があるからこそ見られる姿ですね。
    環境を考えていく上で、こういった子どもたちの姿が見られるようにしていきたいと感じさせていただきました。

  2. tankobuさんへ
    コメントありがとうございます。
    子どもたちのやる気が素晴らしいですよね。そんな姿もあってか、本番は何も見ないで言うことができました。子どもたちの力の凄さを感じると同時に、見守る保育 Fujimori Methodはすいすい組(5歳児クラス)になるにつれて、整えるべき環境はより子ども発信で整えられていく、より応答的に環境は作られていくのではいかと感じたりします。ドイツにおける参画にとても共感が湧くのは、そもそも子どもたちだけで何でもやれる、その援助に保育者がいる、という保育者側の姿勢が見守る保育 Fujimori Methodの基本姿勢と合致しているように感じられるからです。改めてこういった子どもたちの姿から、見守る保育 Fujimori Methodについてを語り合っていきたいですね。

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