12月29日~地元、富山に帰省しました。
やはり2歳になる息子の去年と今年の姿を比べるのですが、祖父、祖母、曾祖母の存在をちゃんと理解できるようになっていました。写真を見せても「これは誰?」と聞くと「じぃじ」「ばぁば」「おおばぁば」と言うようになり、私の父、母、祖母も喜んでいました。
また私の兄夫婦にも子どもがいて、一人は息子と同じ歳の女の子がいます。そして、去年の夏に2人目を無事に出産し、6ヶ月の男の子が家族の一員に加わりました。
まず、息子が目の前に明らかに自分より年下の子どもがいることで、少し意識しているのか、赤ちゃんの玩具で遊ぼうとした時に「それは赤ちゃんの物だよ?」も言うと素直にやめました。少しお兄さんになった気がした瞬間です(笑)
それよりも成長を感じたのは兄夫婦の娘ちゃんです。 ここ2年間ずっと人見知りで私にはほとんど近づきませんでした(笑)まぁ会うのが年に数回なのでしょうがないのかもしれませんが、息子にもなかなか関わろうとしませんでした。それが今回の帰省で見違えるように息子はもちろん、私にも平気になって一緒に遊んだり、話すようになりました。と言うのも、今年の4月から保育園に通っているので、それが一番の要因かもしれません。 それまではずっと母親か祖父母としか過ごしていないので、子ども集団の経験がほとんど少なかったようです。時々、支援センターには行っていたようですが、頻繁に行っていたわけではないようです。
それが保育園に通って、集団を経験したことで友達との関わり方を娘ちゃんなりに学んだのだと思います。また月齢で見ると息子より数ヶ月高いので、色々と面倒を見てくれるようになりました。それを見ていてもなかなか面白いですね(笑) 食事の際にお皿を用意して「これだよ!」っと教えてくれたり、玩具も譲ってくれたり、遊び方も教えてくれたりとお世話をしてくれています。一方、息子の方は聞いているようで聞いていないのか…親としてはもぅ少し反応しなさいと思いながら見てました(笑)
去年まで全く一緒に遊ばなかった者同士が今年のお正月は楽しそうに遊んでいる姿を見て、本当に成長を感じると同時に、やはり集団の経験というのは子どもを大きく成長させる大切な環境だと改めて再確認しました。
この話しを塾長にしたところ
「おそらく社会的参照で、お兄ちゃん夫婦の顔を見ているのかもしれないね」
と言われました。
兄夫婦が私達夫婦をどういう風に接しているのか、じっくり見て、
「この二人はどういう人なのか?」「関わっても大丈夫なのか?」
と娘ちゃんなりに判断したのでしょうね。
どちらにしろ「集団」というのは子どもを大きく成長させてくれる大切な環境ですね。(報告者 山下祐)
山下さんと姪っ子ちゃんが会う機会はそんなにないのに、去年とは関わり方に変化があったというのは驚きですね。また、息子さんとの関わりも昨年とは違うというのも驚きますね。そこには社会的参照があるのですね。自分の経験だけではなく、自分のお父さん、お母さんの姿から自分のその人への関わり方を学んでいくのですね。そのことを姪っ子ちゃんという実際の姿から感じることができたというのもまた素晴らしい体験ですね。子ども達は本当にいろいろなことを教えてくれるんですね。