いま食習慣の乱れで問題となっているのが、朝食の欠食率の高さです。つまり、朝食を「何も食べない」とか、「菓子や果物だけ」「サプリメントなどの錠剤だけ」という人が、大人のデータですが、20代の男性では3人に1人、20代女性は役4人に1人という高い割合になっているのです。
朝食を食べないでいると活動するためのエネルギー供給が不十分になる為、体調不良をおこしたり、脳へのエネルギーが不足し集中力がなくなるなどの問題が起きてしまいます。
大人であれば朝食を食べなくても、途中で何かを口にしたり早い昼食にしたりと、何かしらの手段があります。しかし、保育園児や学校生活を送る子どもたちは、いくらお腹が減ってもそのようなことができるわけがありません。
そして、朝食に限らず食の偏りは、子どもたちの体力や運動機能の低下、集中力や気力の低下、欲望がコントロールできずにキレやすい子どもが増えてきたという問題点は、このような食生活の乱れが影響していると言われています。また、以前書かせて頂いた「食育インストラクター」でも紹介をしたように、最近の少年犯罪などの非行に走ってしまう子の多くは、「話を聞いてみると、必ずと言っていいほど食生活が乱れている子が多い」という事例もあります。
保育園児ではまだそこまで多くはないと思いますが、小学生、中学生となり、塾などの習い事などで忙しくなったときに、食生活が乱れてしまう事があります。そうなるとどこかで食事を抜いてしまったり、偏った食事になってしまうことがあるのです。そのようになってしまわないように小さい頃からの食生活を大切にし、家族みんなで、そして保育園でもみんなで食事をしていくことが大切だと言えます。(報告者 柿崎敬史)
忙しい時にはついつい食が後回しになってしまうことがありますね。朝も早い職業があったり、仕事終わりも遅くなる職業も多く、日本人では当たり前…というような感覚に陥りそうにもなりますが、そんな状況に現代人は本当に忙しいなとふと感じることがあります。私なんかはのんびりやっている方ですが、忙しい人は本当に忙しいですね。そちらにばかりに比重がいってしまうと日々の生活に時間をかけることをおろそかにもしてしまいそうですね。しかし、そんな中でもちょっとした工夫や意識の仕方で豊かな生活を送ることもできそうです。そんな意識の方向に食事があるのかもしれませんね。毎日2〜3回も食事をするわけですから食事はまさに積み重ねですね。私も朝は食べますが、最近では簡単に済ませてしまうことも多いので、もう少し意識が必要だなと思いました。
非行と食生活に関連があるという見方は面白いですね。そこから食生活の重要性が明らかになっていくのですね。以前、一番先に満たさなければいけない欲求として、「食欲」であると塾生の西村氏から学びました。その欲求を満たさなければ、他の欲求を生み出すことができないとのことで、日々の活動を十分に経験するためには、食生活が基盤にあるということだと感じました。
朝食が大好きです。朝って、僕はいつもお腹が空くのですが、多くの人はお腹が空かないのでしょうかね。この空腹感というものも、朝食を摂ろうという気持ちにつながっていく大切な理由の一つのような気がします。
どれだけ夜はやく寝ても、朝ゆっくり寝ているのが好きな人が多いようにも感じています。でも、早起きするのって、苦手な人には申し訳ないのですが、最高ですよ。ちょっと早起きして、朝食を摂ると、もっと最高です。朝早く起きたい!朝食を摂りたい!と思えるような、何かそんな魅力的なものがそれぞれの朝にあるといいのかもわかりませんね。