最近の塾長の講演でよく耳にするのが、「2045年問題」です。
2045年問題とは、人工知能が人間の知能を上回る年だと言われています。どういうことかと言うと、最近よく使われているLINEというアプリですが、リクルートのアカウントは、自動会話ができるようになっています。今までも公式アカウントでは、こちら側からメッセージを送ると返事が返ってきていたのですが、会話にはならないことが多かったです。それが、ちゃんと会話になっているのです。また、ソフトバンクが出したロボット、pepperは、感情を持っており、表情や声からその人の感情を察する「感情認識機能」というものが備わっています。このように、意外と人口知能は身近なものになっています。そして、この人口知能やロボットが、少しずつ人間の仕事を奪っているのです。
そもそも、この2045年問題とは、アメリカの発明家である、レイ・カーツワイル氏が提唱したもので、コンピュータの処理能力が18か月で2倍になるという法則が今後も維持された場合、2045年には、全人類の能力を1台のコンピュータが上回ると言われています。
それが進んだ場合、コンピュータの人工知能化が急激に進み、いずれコンピュータがコンピュータを発明する時代となります。そうなれば、人工知能が新たな発明を生むため、人工知能は、人類最後の発明となるわけです。
そして、外に出てみると、コンピュータなど機械が人間に代わって仕事をしている光景をよく目にします。駅に行くと、自動券売機で切符が買えて、改札で切符を切るのも機械がやっています。今回私が、この2045年問題について書こうと思ったのが、近所のTSUTAYAに行って見たものに、ショックを受けたからです。それがこのセルフレジです。
最近スーパーなんかにもありますが、これを見たときは、とてもショックでした。ほんのつい最近までは、人が操作していたレジが、セルフレジになっていたのです。つまり、従業員が前ほど必要じゃなくなったということで、人が機械に仕事を奪われたところを目の当たりにしたのです。
これを見たときに、2045年問題といいますが、もう遠い未来の話ではないということを感じました。これからは、仕事に限らず、コンピュータに代わることのできないものが何かということを考え、それを大切にしていかなければならないと思います。
西村 宗玲
昨年、銀座のソフトバンクでpepperが動いているのを始めて見ました。今から私がみなさんの前で芸をするので集まってくださいというようなことを言っていたのですが、その前には誰もおらず、ただpepper自身その状況に屈することなく何かの芸をしていたのを離れたところから見て、ちょっとだけ寂しい気分になったのを思い出しました。セルフで思い出すのは新しく隣町にできた図書館です。借りたい本を機械の上に置き、自分のカードを差し込むと10冊程度積み重なっていても、一瞬で貸し出しOKになり簡単に借りることができます。その仕事においては本当に人はいらなくなってしまいそうです。だからこそ、人にしかできない仕事とはなんなのかということをしっかり考えていくことがこれからは大切なのかもしれませんね。
自動会話における、パン田一郎氏の「僕も一緒に反省します…」という切り返しには、正直驚きました。共感を越えた、一心同体感が伝わってきます。人間よりも、人間をしている感じです。コンピューターが送っていることを知ると、一種の恐怖すら感じます。セルフレジのように、現実に目で確認できる部分にまで、その力が及んでいることを体感すると、2045年も、すぐそこに来ているのかもしれませんね。
人は便利な物にすがりたくなりますからね(´д`|||)最初にセルフレジが出来たときはスゴイな~と思いましたが用はいままでいた人がいなくても出来るということで、これからもしセルフレジや機械が勝手に判断していったらまさに人との関わりがなくなっていきこれからの未来どうなるんだろーと恐いですね(。>д<)しかし、それが普通になってきている自分がいるのも確かで今後を考えさせる内容でした。
セルフレジに2045年問題を見るというのは、流石のセンスですね。最近は本当に多くなりました。しかも、便利です。レジのアルバイトをしたことのある人はそれこそ自分でやった方が早い(笑)なんて思っていたりするのかなぁと思うのですが、そんな気持ちも解決してくれますね。
あと30年後に時代が激変するようなことが待ち受けているということです。僕は変わっているのでどうもわくわくというか、楽しみになってしまうのですが、自分の息子が今の僕と同じ年になった時に、この問題の真っ只中ということを感じ、時代の人の生き方を理解して、応援してあげられるように、僕も頭を毎年、毎日更新していきたいと思いました。