9月18日塾報告
今回初めて塾報告をさせていただく竹内紘睦です。新宿せいが子ども園には去年に入職して今年で二年目となります。去年は3、4,5歳児のフリーを担当させていただいて、今年度はぐんぐん組の担任となりました。初めての塾報告で言葉足らずなところもあるかもしれませんが、宜しくお願いします。
それでは塾報告を致します。この日はまず、園長先生の方からチャットGPTのお話をしていただきました。現在チャットGPTは保育関係のことなどで質問を聞きたいことはチャットGPTに聞きたいことの指示をしっかりするとAIが分析して質問の答えを出してくれるそうです。大学論文のチェックもコンピューターが出来るそうで、これからもしかしたら数日前に誰かが話した内容をコンピューターに聞くと、その答えまでもコンピューターが答えてくれるようになるのではないか?と心配される保育者もいました。
次に柿崎先生の方で長崎研修のことを報告して頂きました。台風が心配されて8月30日(金)に飛行機が延期の都合上福岡に2泊したそうです。そこでは温泉はかけ流しで、かなりリフレッシュ出来てとても有意義な3日間をすごされたそうです。31日の午後に研修が始まり、まず実践発表で「かたがみ保育園」さんから発表して頂きました。
発表の内容は、見守る保育についてのお話で、見守るっていってもどこから何処までが見守っていいかについての内容でした。一つの動画を見て、どのように思ったのか?などのアンケートをとり集計して、それについての話し合いをされたそうです。色んな先生方の見守り方の意見をたくさん聞けたようです。「みのり子ども園」さんは大小比較についての発表でした。あからさまに大きい猫のフィギュアと小さいぞうフィギュアを選んでもらって何を選ぶのか発表されたそうです。その後懇親会があり、柿崎先生が特に印象に残ったことは、「琴海保育園」さんの働いている先生方が全く入れ変わらないようで、一番新しく勤務されてる方がなんと勤続12年だそうです。
最後に園長先生の方から最近の日本の現状についてお話して頂きました。
最近の子は自ら学ぶ能力が低い。そこで現在の小学校では自由進路学習を取り入れている学校が増えてきているそうです。自由学習では、自分があまり得意ではない分野を選択することが出来て、それに合わせて先生が教えていく学習を取り入れることで、子どもたちは普段の学習よりも自由進路学習の方が自分の興味のある学習ができるから、子どもたちもいきいきして学習していたとのことです。
園長先生のお話しをお聞きして自分が感じたことは、日本人は自分から考えて学習していく力はあまりないという話が印象的でした。自分もその話を保育に当てはめてみたときに、自分の中でそこが課題なんだと実感することが出来ました。なのでこれからの保育では、常に先のことを考えられるように余裕を持った保育が出来るよう努めたいと思いました。
自分も長崎出身ということもあり思い入れのある所なのでとても貴重なお話しを聞かせていただきました。
これで報告は以上となります。最後までご観覧いただきありがとうございました。