9月11日の塾報告となります。
今回初めての塾報告をさせていただきます、今年度から入塾いたしました竹内永哉(たけうちとおや)です。簡単に自己紹介をさせていただきます。去年の4月から新宿せいが子ども園に入職いたしまして、今年で2年目となり現在2歳児クラスを担当させていただいております。出身は長崎で、趣味はスポーツ観戦(特にバスケットボール)とゲームです。今後とも宜しくお願いいたします。
今回は9月11日に行われました、ZOOMでのオンライン臥竜塾の報告をさせていただきます。
藤森園長先生からのご提案により、地方の先生から1人ずつ近況報告をすることになりました。
松元先生からは、スマートエデュケーションさんから九州担当の方が園の方に営業で来ているというお話でした。新宿せいがでも試験的に導入しているスマートエデュケーションさんの「Kits」というツール。タブレットを用いて工作やお絵かき、昆虫観察など、いつもの遊びと一緒に使えるICTツールです。タブレットでの保育は主に、森口先生主導のもと3・4・5歳児クラスの子たちが使用しています。ただ森口先生からは、操作感が難しく1人につきっきりで教えないと子どもたちだけで遊ぶことはできず、またタブレットの使用は1人の子どもしかできず藤森先生がおっしゃっていた1台に複数人が使用して遊ぶことは難しいとのことでした。お話を聞く限り、まだまだ課題が残るツールではありますが、上手に使うと保育の幅が広がると個人的な感想としてあるので保育士側からも有効的な活用法を考えていけたらと思いました。
川邊先生からは、日々配慮児への関わり方の難しさを感じているとのお話がありました。それに対し森口先生は、「迷って迷って、その子(配慮児)のために考えているうちが正解なのではないか。」とおっしゃっていました。私も、配慮児への関わり方というのは手探りで行っていることが多く、この保育の仕方でいいのかと日々考えています。これからも、配慮児一人ひとりのことを考え、どのような保育がその子にとって必要になっていくのか試行錯誤していきたいと思いました。
今回のZOOM塾では、全国各地の先生から様々なお話を聞かせていただきました。その中で藤森メソッドという考え方がどんどん広まっていく中で、小学校の教育が乳幼児教育に合わせる流れができてきていると邨橋先生からお話がありました。また小学校の方々に藤森メソッドを説明する際に、藤森メソッドについてきちんと理解していないと説得力が出ずに、何のために藤森メソッドを実践するのかが理解されづらくなるとおっしゃっていました。私は上述した通り入職2年目で、まだまだ藤森メソッドについて勉強している最中です。邨橋先生の言葉を受けてより一層、学んでいかなければならないと感じました。
報告者 竹内 永哉