Blue floor philosophy episode 13『遊びの分類』より

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「おーい!こっちきて皆でやろうよ!」

散歩先、子どもたちの楽しそうな笑い声が響きます。

乗っかったり、くっついたりして斜面をゴロゴロ転がっていきます。

乗っかったり、くっついたりして斜面をゴロゴロ転がっていきます。

「もう一回、もう一回。」

「もう一回、もう一回。」

 

ブログ『臥竜塾』2018年5月2日『遊びの分類』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると塾長藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回の全文を読むことができます。)

「R&Tについて説明しようと思います。以前の考察にも何回か登場しましたが、この遊びは特に重要であるにもかかわらず、私からすれば最近少しこれの遊びを大人がさせていない気がします。それは、危険が伴う気がするからです。感情の神経メカニズムを研究する分野の名前である ” 感情神経科学 “という言葉を作り出したエストニアの 神経科学者および精神生物学者であるジャック・パンケップという人がいます。彼は、哺乳類が共通にもつ基本的な情動として、SEEKING(探索)、RAGE(怒り)、FEAR(恐れ)、LUST(快)、CARE(ケア)、PANIC(パニック)とならんでPLAY(遊び)システムをあげました。人間を含むあらゆる哺乳類は幼少期に一定量の遊び(とりわけRough-and-Tumble Play(取っ組み合い遊び))が必要だと考えました。この遊びが、R&Tであり、幼い子どもに作用すると考えました。Rough-and-Tumble Playとは、追いかけっこや、くすぐりあいのような笑い声やスキンシップを伴う活動性の高い身体遊びを指し、喜び(Joy)あるいは幸福感(Happiness)を生み出す主要な情動システムと関連すると考えられているのです。ビョークランドは、このR&Tを含むリズム常同行動、運動遊びの3つを、身体を動かす遊びの特徴的な形式としました。」

臥竜塾ブログを読み、子どもたちのこういった遊びを見守ることの大切さを知りました。

そんな矢先、開催された父親体験保育では、

 「小相撲梅雨場所」

「小相撲梅雨場所」

 白熱の時間

白熱の時間

その傍らでは

その傍らでは

お父さん先生たち主導の元、終わってみれば約1時間程、取っ組み合いながらも怪我人は1人も出ませんでした。

とても考えさせられる一日となりました。

(報告者 加藤恭平)

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