先日、父親体験保育がありました。
お父さん先生方に日案の作成から、一日を通して保育をしていただく行事です。
その日、保育者は主にその様子を少し離れたところから見守っています。
次第に子どもたちが集まってきました。
実習生です。
「ちょっと声をかけてもいいですか?」
とのことで、実習生の様子を見守っていると、
「あちらのテーブルが空いてますよ。」
ブログ『臥竜塾』2006年1月14日『無記』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると塾長藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回の全文を読むことができます。)
12年前、塾長が実習生にかけた言葉です。このような学びある実習になったかどうか、それは当人にしかわからないと思いながらも、子どもを、お父さん先生を見守る後ろ姿は、先日見た頼もしい背中によく似ていたように感じられました。
(報告者 加藤恭平)