よく見ると東京ドームシティの壁の上に、色のついたブロックが置かれています。
らんらん組(4歳児クラス)の子が作っていたそれに興味をもち、すいすい組(5歳児クラス)子がブロックを持ってきて、出来上がる様子を見守り始めました。
ブログ『臥竜塾』2013年3月14日『自立的に行動する』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると塾長藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回の全文を読むことができます。)
「自立とは孤独のことではなく、むしろ周囲の環境や社会的な動き、自らが果たし果たそうとしている役割を認識すること。」らんらん組(4歳児クラス)の子の作り出そうとする世界観を目の当たりにして起こしたすいすい組(5歳児クラス)の子の行動を分析すると、自立された心が基盤となり、その結果、相手を見守る、という構図が成り立ち得たのではないか、と思えてきます。
ブロックゾーンにおける子ども同士の関わり、心の育ち、そして子どもたちによる遊びを通した人間関係の在り方を感じさせてくれるようなこの度の出来事でした。
(報告者 加藤恭平)