先日はGT関西や自園の竣工式など、イベントが盛りだくさんの一週間でした。そのため、藤森先生が関西にくる貴重の機会となりました。
GT関西はギビングツリーに参加している関西圏の保育園を中心に集まりを作り、より子どもたちにとって良い環境を作っていくための仲間作りができるように勉強会をしました。参加した園は保育園 15園、幼稚園 1園とこじんまりした中で行われました。
勉強会では藤森先生から「これからの保育」と題して話をしてもらいました。社会環境が日本に近いドイツの話から始まります。海外の保育と日本の保育を比べ考えていくと、いかに日本に課題があるのかということを常々感じます。まだまだ、日本は子どもは「なにもできない」という存在だとすり込まれている節があります。そして、学力重視であり、子どもの自主性や人格形成といった部分はどこか二の次になっている現状を改めて、自分の中で考えさせられる内容でした。そして、あるキーワードがそれは「見守るは環境論」というワードでした。本来、「子どもたちが落ち着いている環境」とはどういったものか。「触ってはいけない。」ではなく、触ってもいい環境。怒られるから褒められる環境を作ることが大切。ということが話に出ました。
自分が大阪の園に帰った上で、初めてしたこともまず「環境を変える」ということでした。そして、先日の日曜日、自園が新園舎になり、竣工式がありましたが、新園舎になったとき「環境」をどう作り上げていくかということがやはり問題になっています。この環境は子どもにとっても、大人にとっても非常に影響のあるものだと思います。この話はまたの機会にしていきたいと思います。
GT関西と竣工式、今年もいろんなことが立ち上がることになりました。しかし、なによりも重要なのは立ち上げることではなく、続けることが大切です。より発展していくことが大切です。一緒に活動している片山先生も「今回だけで終わらないようにしていかなければいけない」といっていました。一つの動きをもっと大きな事に、大きなうねりにしていくようにできればと思います。
(投稿 邨橋)
実際に行動されることで僕が思っている倍以上の苦労をされておられると思います。動くためにはたくさんのエネルギーが必要ですね。そして、それを続けるということはもっと大変なことだと思います。離れた力ではありますが、応援しております!
多くの起業家が立ち上げた時にその情熱の半分以上を使い果たしているという話を耳にしたことがあります。情熱を保持し続けることの大変さを感じます。
続けることが大切であり、より発展していくことが大切であると邨橋先生は仰っています。邨橋先生の描く発展の中で、子ども達はどんどん自分のことが好きになり、お友だちのことが好きになり、そして先生の園を愛していくのでしょうね。大きくなり、先生のブログを目にする機会があった時、改めて心を震わせる子ども達がいることと思います。一つの動きを大きなうねりへと、たくさんのことを巻き込んで、包み込んで突き進んでいきたいですね。