その手を差し伸べます。
面白いですね。お互いに何かを察知したかのようです。
視線を外さない男の子。
5歳児クラス女の子の実感としては、「思った通り、軽い。」といったものでしょうか。
その子が持てるかどうか、推し量るような眼差しです。
その手を離すのです。
13年目に入られました塾長藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2017年10月11日『目標理解』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
「この子は自分で持ち上げようとしている」「自分で持ち上げたいと思っている」持ち上げる、という目標に気付いた女の子の引き際に、心打たれるものがあります。しかもこの先の動画を見るとわかるのですが、お手伝い保育としてここへ来た、という思いが女の子の中にあるのでしょう、その葛藤もありながら、あの瞬間に手を離せるということが、何ともいじらしく、その子の成長をとても感じました。
その姿は見守る保育、藤森メソッドに従事る保育者のようですね。
もう少しドラマは続きます。この光景をまた違った眼差しで見守っていた存在がありました。
(報告者 加藤恭平)