輪っかの玩具を被ることが大好きな当時約12ヶ月の子がいます。

この日は、写真右当時約7ヶ月の新入園児に被せようとします。

自分が被り慣れているからか、うまいものです。

7ヶ月児は首を振って一度回避。

嫌がる素振りはするものの、泣いたりするまでには至りません。

すかさずもう一回。

少し嫌がるような素振りを見せますが、

見事成功。

手を叩いて喜んでいます。
自分の楽しさを共有しようとするかのようです。そして、それに付き合ってあげているかのような新入園児の姿に見えました。
別の日、

今度はカップです。

そろりと自分に近付いてくる友だちを横目に、

その横を通り過ぎようとします。

友だちはそこを狙います。
面白いですね。

1秒も経たずにカップは頭から落ちてしまうのですが、

取りに行って、

再び。
13年目に入られました塾長藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2017年10月14日『革命』の中でこう書かれています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回のブログの全文を読むことができます。)
「乳児は、9ヶ月革命によって、他者の意図を理解できるようになるということは、例えば、他の乳児がある玩具で楽しく遊んでいる場面を見たとき、その楽しさに共有することによって、自分はその玩具で遊ぶ気持ちをコントロールしているのではないかと私は思っています。他の自分より幼い乳児が、大人に抱っこされているのを見て、他の乳児の意図を理解して、自分が抱っこされたい気持ちを抑えているのではないかと考えています。ですから、この時期から感情抑制力をつかさどる脳機能の拡大が行なわれるのではないかと私は考えるのです。」
このブログを読み、革命期へ近付く7ヶ月児にとって、このような経験もきっとその礎となっていくのでは、と思います。そして、やはり思うのは、家庭にこのような環境というのは現代社会において多分殆どなく、保育園ならではのものであるということです。
さて、この動画、もう少し続きます。もし、あのカップを7ヶ月児が使って遊ぶようなシーンが撮れたら、という期待をもって追い続けてみたのですが、何とも思いがけない形でシーンのラストを迎えることになります。
(報告者 加藤恭平)