ちょっと変わった職員が報告する勉強会~園内研修編3~ EPISODE FINAL

 

子ども観について、また、ココモンを見てみての感想について、疑問と質問をこちら側にたくさん投げかけていただく形で会は進行していきました。

子ども観について、また、ココモンを見てみての感想について、疑問と質問をこちら側にたくさん投げかけていただく形で会は進行していきました。

 

とても盛り上がりました。終えてみると、計2時間近くもの時間を、ココモンについて話し合っていたように思います。

あまりに内容が多すぎる為、割愛しつつ過剰書きで挙げていきたいと思います。

  • 〝れいぞうこのくにのココモン〟というタイトル。冷蔵庫を自分で開け締めし出する年齢、その時期の子ども達に焦点を当てたらどうか。
  • 某アニメのように、主題歌がとても耳に馴染みやすく、内容はわからずとも歌が歌える子もいる。オープニングの曲や音楽など、耳から伝わるもので心を掴むのはどうか。
  • キャラクターの登場音に音楽があることが多々見受けられる→出囃子、パターン化することに意味があるのでは。
  • アニメは各話にテーマがあることが多い。それを全面に出した知育アニメのような形態でいくのか、例えばセサミストリートの〝ウェイティング・ゲーム〟のように、隠されたテーマがあるような形態でいくのか。

この辺りの先生方の意見は個人的にとても驚きました。まさに会社の製品開発会議など、このような意見交換が行われているのではないかと思う程、とても的を射ていているように思い、その証拠にKIDS STATIONの方々もとても真剣に、頷きながら、メモを取りながら聞いて下さっていました。

また最後の挙げた〝セサミストリート〟については、12年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2016年7月4日『クッキーモンスター』同年7月5日『自己制御のレッスン』の中で紹介されています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、その回のブログの全文を読むことができます。)

次第に改めて緊張も解けた頃、〝3Dの画像は馴染みにくいのでは〟という意見も生まれ、そこで会社の方々から2D化された画像の入ったサンプルをいただきました。

これは可愛い!

これは可愛い!

 

3Dよりやはり馴染み易い印象を受けるように感じました。

3Dよりやはり馴染み易い印象を受けるように感じました。

最後にシニアプロデューサーの因様(ちなみ様)より、このような質問をいただきました。

「あなたが日本でココモンを普及させるとしたら、どんなアイディアがありますか?」

それについても素晴らしい意見が出ました。

  • LINEのスタンプにする。
  • ココモンはソーセージなので、ソーセージやウインナーなどの加工食品会社と提携し、ココモンがパッケージの製品を開発する(もちろんシール入り)。
  • キャラクターを彩ったお弁当〝キャラ弁〟が流行している。ココモンを題材にしたキャラ弁をつくり、インスタグラムなどで発信していく。
  • 悪役が人気があることが多い。悪役にスポットを当てた展開も考える。
  • YouTubeを子どもに見せる家庭も多い。右横側に縦に並ぶ〝次の動画〟欄に、アニメを見ると必ず登場するように設定する。
  • ご当地キャラ、ゆるキャラのようにテレビへの露出を多くする。
  • キャッチフレーズを考案する。(例)「ココモンやるモン!」

また、〝ココモンにまるで歴史があるかのように、100年前のアニメのようなレトロな感じの絵にする〟(笑)など、奇抜なアイディアが湧き出るように生まれました。

一人一人の意見にとても感心しながら、メモを取りながら聞いて下さっていました。たくさんの意見が生まれ、とても喜んでいただけたように思います。

園内研修としても貴重な時間を提供していただき、大変有難かったです。

このような機会をまた持てることを楽しみにしながら、この度の園内研修はお開きとなりました。

(報告者 加藤恭平)

ちょっと変わった職員が報告する勉強会~園内研修編3~ EPISODE 1

11/1(火)に行われた園内研修の模様をお伝えします。

この日は株式会社KIDS STATION様より4名の方が来園されました。(太字をクリックして会社様のHPをご覧下さい。)

韓国発『れいぞうこのくにのココモン』 (太字をクリックしてココモンのHPをご覧下さい。)を日本で事業展開されている最前線の方々で、「日本で絵本を製作するにあたりどのような方向性でいくべきか、また、今後どのようにすることで普及されていくのか、忌憚のない意見をいただければ」とのお話を藤森先生を通していただき、この日が設定されました。

4階会議室を職員会議の形(四角型)に設定し、この日の園内研修はスタート。〝一つのテーマについて話し合いをする〟という意識をテーブルセッティングからも感じてもらう意図で、我らが誇るベテラン男性保育士の先生のアドバイスによるものです。

「真ん中が空いているのはダンスを踊ってもいいからですか?」と、開口一番ユーモアあるお言葉をいただき、予定を変更して〝おはなしタマゴ(アイスブレイク)〟をプログラムの中に入れさせていただきました。

  1. れいぞうこのくにのココモン上映
  2. おはなしタマゴ(アイスブレイク)
  3. 株式会社KIDS STATION様よりご挨拶
  4. おしゃべりタイム(ディスカッション)
  5. まとめ

このような流れで行いました。

今回も、多くの先生方に集まっていただけて本当に有り難かったです。この日は火曜日ながら藤森先生が韓国出張中だった為、山下先生はじめ臥竜塾メンバーにもご参加いただきました。

今回も、多くの先生方に集まっていただけて本当に有り難かったです。この日は火曜日ながら藤森先生が韓国出張中だった為、山下先生はじめ臥竜塾メンバーにもご参加いただきました。

 

〝コーヒー派ですか?紅茶派ですか?〟「おちゃけ(お酒)派です」

〝コーヒー派ですか?紅茶派ですか?〟「おちゃけ(お酒)派です」(会場笑)

 

話している最中ながらココモンが横槍を入れます(笑)

話している最中ながらココモンによる横槍が入ります(笑)

 

いつも和やかな雰囲気を演出していただき、

いつも和やかな雰囲気を演出していただき、

 

本当にありがとうございます。

先生方本当にありがとうございます。

そして本題へ。3.今回の園内研修の趣旨のご説明をいただいた後、特別版DVDを参加者全員で視聴。感想を言い合いながら、ざっくばらんとディスカッションは展開されていきました。

(報告者 加藤恭平)

ちょっと変わった職員が報告する勉強会〜園内研修編2〜 EPISODE FINAL

前回報告した〝クラス報告〟の写真です。

前回報告した〝クラス報告〟の写真です。

 

このような形で、報告をしていただいています。

このような形で、報告をしていただいています。

 

そして、4.おしゃべりタイム(小グループに分かれてのディスカッション)

保育経験年数の高い先生を筆頭に3グループに分かれていただき、今回は、11/1(火)に行われる(この日は10/26)『れいぞうこのくにのココモン』研修に向けて、一つのテーマについて話し合いを行っていただきました。

(太字をクリックすると『れいぞうこのくにのココモン』のHPを見ることができます。その日の研修内容は次回報告します。)

保育に関するたくさんの質問や疑問がよせられたBOXの中から一枚、引くと中には〝熱を出した子や、保護者からお休みの連絡をいただいた時など、その対応について判断に迷ってしまうことがあります。皆さんはどう対応されていますか?〟と書かれていました。

今回も恒例のお約束があり、

写真 笑顔。 うなずき、合いの手。 意見を言うときは相手を肯定してから言う。(例 あなたの意見はとてもいいですね。そして、こうするともっといいと思います。) 盛り上げてください。 「今更聞けないこと」「そんなことも知らなかったの?」というようなことをじゃんじゃん出していただけたらと思います。 不平・不満、愚痴、泣き言、悪口、文句。なるたけお控えください。

1.写真
2.笑顔。
3.うなずき、合いの手。
意見を言うときは相手を肯定してから言う。(例 あなたの意見はとてもいいですね。そして、こうするともっといいと思います。)
4.盛り上げてください。
5.「今更聞けないこと」「そんなことも知らなかったの?」というようなことをじゃんじゃん出していただけたらと思います。
6.不平・不満、愚痴、泣き言、悪口、文句。なるたけお控えください。

ご理解とご協力をいただき、

話し合いを始めていただきました。

話し合いを始めていただきました。

新宿せいが保育園には看護師の先生により作成された全26ページからなる『保健のしおり』という、保健に関するガイドラインがあります。新宿せいが保育園へ入所された保護者の方に必ずお配りするもので、そのガイドラインに沿って日々の保健が営まれています。

今年度入社の新人の子や初めて園内研修に参加されたボランティアの方もいらっしゃったこともあり、各グループにて、改めてガイドラインについての確認と共有が話し合いのメインとなったようです。

最後に全体をまとめた際に個人的にとても興味深い内容がありました。

  • 新宿せいが保育園の保育、見守る保育は、子ども同士の関わりが深いため感染症となればその広まりがあるはずだが、いつも大幅な広まりを見せずに終息へ向かうのは看護師の先生ががんばってくれているお陰。
  • 受け入れ後、ノートに子どもの体調不良の旨が書かれていることがあり、直接言ってもらえたら、と思うことも…→保護者の方の仕事の都合、家庭の事情があるのでは。保護者の人の思いを理解しながら、どう状況に合わせて対応するか。現場の保育者の力もとても大きい。

誰か一人の責任のように押し付けられるものではなく、看護師の先生、そして現場の保育者、園の職員同士が互いに協力して子ども達の健康を考えている日々があること、その積み重ねによって子ども達の健康が守られ、維持されていることを改めて感じ、胸が熱くなる思いがしました。

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この度の研修は以上となります。読まれる方に何か得るものがあれば幸いです。

次回は、11/1(火)に行われた園内研修の模様をお伝えしていきます。

(写真提供:石田茄歩先生 金塚由衣先生 報告者:加藤恭平)

 

ちょっと変わった職員が報告する勉強会〜園内研修編2〜 EPISODE 3

・ぐんぐん組(1歳児クラス)

黄色い服の男の子が主人公です。

黄色い服の男の子が主人公です。

先生に頼まれて、

 

駆けていきます。

駆けていきます。

手を繋いで連れてきてくれます。

手を繋いで連れてきてくれます。

最近大人のお手伝いがしたくてたまらない黄色い服の男の子。午睡明けのオムツ替えの場面で、活躍してくれているそうです。

「ありがとう。そしたら次はこの子お願いね。」

「ありがとう。そしたら次はこの子お願いね。」

手を繋いで、おやつを食べる席まで連れて行こうとします。

手を繋いで、おやつを食べる席まで連れて行こうとします。

黄色い服の子の気持ちを汲むように促すクラスの先生のアプローチも素敵ですね。他クラスにいても早番、遅番など様々な場面でこの黄色い服の子と接しているため、この子のこんな成長を知ると嬉しくなります。

・にこにこ組(2歳児クラス)

 

手に何か持っていますね。

手に何か持っていますね。

こちらの先生が某ショップで購入したという〝魔法の杖〟。これだけきれいに円になってお集まりができたことにクラスの先生が感動し、シャッターを切られたそうです。

 子ども達も興味津々といった様子。

子ども達も興味津々といった様子。

特にお集まりの時など、子どもの興味を集める工夫というのが大切になるように思います。子どもだけでなく、見ていて思わず大人もクスッと笑ってしまうようなアプローチというのは、とても素敵ですね。

・わいらんすい(3・4・5歳児クラス)

見つめる目…

見つめる目…

山下先生と西村先生ですね。

山下先生と西村先生ですね。

用務の二人の活躍を紹介しました。

先ずは西村先生。ピーステーブル (太字をクリックすると〝ピーステーブル〟について書かれたブログの全文を読むことができます。)から見える景色を大改造してくれました。

思わずまったり。視線の先には、

思わずまったり。視線の先には、

金魚。

金魚。

ホットになった心をクールダウンさせる役割を持つピーステーブルにまさにうってつけですね。

そしてこちらのカラフルなボード。

そしてこちらの色鮮やかなボード。

大きさを測り、色を塗り、コツコツと作ってくれた力作です。

紙芝居の棚の上に置かれています。

紙芝居の棚の上に置かれています。

配膳の際に、子ども達がここに給食を乗せたトレーを置いてお茶をもらったり、また、時にはそのお茶をこぼしてしまったりといったことがありました。そこに気付いてくれた西村先生の優しさですね。助かっています。

お次は山下先生。

雑巾掛けの場面です。

雑巾掛けの場面です。

いつも雑巾がけをしているすいすい組(5歳児クラス)は芋掘りの為園外へ。毎年恒例らんらん組(4歳児クラス)雑巾がけデビューの日を山下先生が見守りました。(とても感動したので詳細は後日報告します。)

最後に整列。そして、

最後に整列。そして、

一人一人と硬い握手。

一人一人と固い握手。

子ども達の嬉しそうな、誇らしげな表情が印象的でした。

最後に、

クラスに貼られている小松崎先生の力作を紹介。

クラスに貼られている小松崎先生の力作を紹介。

3週間かけて描かれたとのことで、溢れる才能に脱帽です。

そんな小松崎先生とすいすい組(5歳児クラス)担任、我らが誇るベテランの先生とすいすい組(5歳児クラス)の子ども達とで、

東京富士大学で開催される『ねぇねぇきいて!コンサート』に出場します。

東京富士大学で開催される『ねぇねぇきいて!コンサート』に出場します。

日時:2016年11月11日(金) 時間:10:00~11:30 場所:東京富士大学 二上講堂 『第3回 ねぇねぇきいて!コンサート』

日時:2016年11月11日(金)
時間:10:00~11:30
場所:東京富士大学 二上講堂
『第3回 ねぇねぇきいて!コンサート』

子ども達がとても楽しみにしているこのイベント。子ども達で決めた〝ありがとうの花〟と、そして藤森先生作詞作曲の園歌〝風と光と〟をステージの上で歌います。「『風と光と』が歌いたいね!」と子ども達で話し合っていたことを聞いた時、子ども達にとって園歌は特別で、そしてとても身近で、その歌としての存在の大きさをとても感じ、感動が湧いてくる心地がしました。

クラス報告は以上です。次回、ディスカッションの内容を報告します。

(写真提供:郡山真璃恵先生 金塚由衣先生 報告者:加藤恭平)

ちょっと変わった職員が報告する勉強会〜園内研修編2〜 EPISODE 2

3.クラス報告では、今回は職員室の先生(フリー)からも写真の提供があり、最近の様子や変わった出来事などについて報告がありました。

・職員室(フリー)

支持力を調べています。

支持力を調べています。

成長展へ向けて腕の力で自分をどれだけ支えることができるかのデータを子ども達から取り、それをドイツのデータと比較しようとする保健の先生の試みです。

その際に倉庫をきれいに配置していただきました。

その際に倉庫をきれいに配置していただきました。

「出しやすく片付けられたように思ったので、この写真を倉庫に貼っておこうと思います。」とフリーの先生。皆から「いいね!」と声が挙がっていました。

職員室にある磁石のパネル表記です。

職員室にある磁石のパネル表記です。

ある先生が考案して下さったそうで、予定を書き込むホワイトボードが格段に見やすくなりました。

園の子ども達の誕生日を祝うボードです。

園の子ども達の誕生日を祝うボードです。

いつもは子ども達の顔写真が貼ってあるこのボード。新入園児(スウェーデンから来たマリアちゃんです)の誕生日を「私が描いてみたい。」とすいすい組(5歳児クラス)の女の子から提案があり、このような可愛らしいバースデーボードになったということでした。 (太字をクリックするとマリアちゃんのことが書かれたブログにとびます。)

・すくすく組(一時保育)

可愛いバッグを肩にかけていますね。

可愛いバッグを肩にかけていますね。

先日のドイツ報告(夕方に集まってドイツに因んだ料理や飲み物を楽しみながら、ドイツ研修に行かれた先生方の報告を聞く会が毎年催されます)にて、ドイツで行っていた取り組みを真似してみたとのことで、

拾い集めたものを嬉しそうに入れています。

拾い集めたものを嬉しそうに入れています。

素敵な取り組みですね。

新宿せいが保育園の先生方から〝神様〟と言われる先生を撮った写真も。

新宿せいが保育園の先生方から〝神様〟と言われる先生を撮った写真も。

誰もが尊敬してやまないこの先生は今年度すくすく組(一時保育)にいらっしゃいます。お手伝い保育(すいすい組(5歳児クラス)が毎週決まった曜日に各クラスにお手伝いに入る取り組みです)で来たすいすいさんとすくすくさんを繋げようとするそのアプローチが見事とのことで、

ブリッヂが得意なこの子にトンネルになってもらってその下をくぐるという遊び(笑)で、子ども達の関わりが見事に生まれたそうです。

ブリッヂが得意なこの子にトンネルになってもらってその下をくぐるという遊び(笑)で、

子ども達の関わりが見事に生まれたそうです。流石ですね。参加された先生方からも笑いが起きていました(笑)

・ちっち組(0歳児クラス)

ちっち組(0歳児クラス)は動画で報告。

手押し車を走らせています。

手押し車を走らせています。

次の瞬間!

手作りの手押し車登場!

手作りの手押し車登場!

ちっち組(0歳児クラス)の先生が苦心の末に完成させた力作ということで、その出来栄えに皆感心されていました。

面白いですね。続きのクラスを次回報告します。

(写真提供:遠藤瑠里子先生 片ヶ瀬茉美先生 石田茄歩先生 報告者:加藤恭平)

ちょっと変わった職員が報告する勉強会〜園内研修編2〜 EPISODE 1

先日(2016年10月26日)行われた園内研修の模様をお伝えします。

会議室から見える夕日がきれいなpm17:15

会議室から見える夕日がきれいなpm17:15

 

近く迫るハロウィンにちなんだ色合い(?笑)の飲み物を用意しながら参加して下さる先生方を待ちます。

近く迫るハロウィンにちなんだ色合い(?笑)の飲み物を用意しながら参加して下さる先生方を待ちます。

この日のプログラムは、

1.遠藤先生による講演

2.乾杯〜おはなしタマゴ(アイスブレイク)

3.クラス報告

4.おしゃべりタイム(小グループに分かれてのディスカッション)

5.まとめ

という流れで行いました。

 

1遠藤先生による講演

今年度、ドイツ研修(12年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2016年7月27日『雨の日』から始まる〝ドイツ報告〟の連載の中にその様子が詳しく書かれています。太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、その回のブログの全文を読むことができます。)へ行かれた遠藤先生。その際にミュンヘン市の教育局の先生と、公立幼稚園の園長先生と職員の方々へ向けて行った講演を、日本語に翻訳し、再講演していただきました。

とても勉強になりました。

とても勉強になりました。

〝私の園の保育士が「乳児からのシティズンシップ」をテーマに、英語で写真を交えてプレゼンをしました。子どもたちは乳児から人との関わりの経験から、社会の一員となるための資質を学んでいるという発表です。まだまだ乳児は、親と過ごした方がいいと思っている人がいる中、親との愛着のもとで、他児と関わることの大切さを訴えるもので、終わってから、ミュンヘン市当局の幼児担当からは、絶賛されました。〟

『臥竜塾』ブログ2016年7月30日『ドイツ報告4』にある藤森先生のお言葉通りで、とても学び多き時間を提供していただきました。

そして2.乾杯〜おはなしタマゴ(アイスブレイク)へ。

そして、2.乾杯〜おはなしタマゴ(アイスブレイク)へ。

集まっていただけたことがお祝いだね(笑)ということで、乾杯をし、質問内容を新たにした〝おはなしタマゴ〟を先生方に引いていただきました。

〝名前の由来を教えて下さい〟との質問に「30分程時間いただきますけど大丈夫ですか?」と山下先生(笑)

〝名前の由来を教えて下さい〟との質問に「30分程時間いただきますけど大丈夫ですか?」と山下先生(笑)

〝好きなおにぎりの中身〟〝得意なスポーツ〟などざっくばらんにお答えいただきました。

〝好きなおにぎりの中身〟〝得意なスポーツ〟などなどざっくばらんにお答えいただきました。

そして、3.クラス報告へ。今回は、フリー(職員室)からの報告も入り、とても充実した内容となりました。

(写真提供:石田茄歩先生 金塚由衣先生 報告者 加藤恭平)

 

ちょっと変わった職員が報告する勉強会〜園内研修編〜 EPISODE FINAL

それでは各チームで話し合われた内容をお伝えします。

チームO(オー)

◇血液型でチーム名を決めた。A型の人もいたが、Oっぽいね(?笑)とのことでこのチーム名になったそうです(ちなみにチーム名は決めなくてもいいものです(笑)

Q.早番、遅番の時など、担任でないクラスに入る時、(この場合はわいらんすい(3・4・5歳児クラス)のことが話されていました)どう動くといいのか?その中で、朝の受け入れ時など、例えば泣く子に対してどこまで関わっていいものか。

A.子どもと関わってくれたり、朝はお掃除とかをしてくれると助かります。

A.わいらんすい(3・4・5歳児クラス)の職員が普段の姿を知っているので、受け入れは担任の職員に任せるのが吉。受け入れる子どもの人数が多い時やその時間帯によっては、手を貸していただけるとありがたいです。

Q.登園降園で泣いている子の対応

A.どちらも泣いていると保育園でずっと泣いているような印象を保護者はもつものかもしれません。登園降園の時には保育園の楽しんでいる様子を保護者へ伝えられるといいですね。

素朴な質問のように感じられますが、後日参加されたある先生に「遅番、早番で入った時に気持ちが違いました。」との声をいただき、何だかとても嬉しい気持ちになりました。

チーム松(笑)

◇チームの中に韓国語に非常に長けている先生がいた為、〝韓国語講座〟からこちらのチームはスタート!(素晴らしい出だしですね!)

「今度、韓国語講座研修を開いてほしい」との声にまで発展していました。ぜひとも実現させたいですね。

◇ある先生のある悩みに対して、〝昨年より成長している証拠〟との旨のアドバイスをチームで共有したようです。

Q.ちっち組(0歳児クラス)の子達の中に脱走チーム(笑)が増えてきて、さらにタオルの入った籠をぐちゃぐちゃにするので困っています。

A.探索活動が盛んな今のちっち組(0歳児クラス)。今やらないとぐんぐん組(1歳児クラス)でやったらもっと大変。やらせてみて、そして子どもは自分で経験をして、時には少しイタイ思いをしたりして初めて分かることもあるので、目を向けてあげるくらいでいいのでは。寛容に見ていきたい。

チームもも

このチームには調理の先生が二人いた為、自然と調理関係の話に発展していきました。

◇調理の先生達は、アレルギーの子達に対しての配慮をとても丁寧にやっている。毎日本当にお疲れ様です。

◇配膳のお当番の子ども達が自分たちでアレルギーの子を確認しようとする姿があり、それが子ども達から子ども達へと伝承していっていることを感じて、素晴らしいと思う。

◇ある先生の小学校時代、小麦アレルギーながら、どうしてもパンを食べたくなってしまう子がいて、二度も救急車で運ばれた、という話がありました。

→周りの子もドキドキしますが、やはりその子の自制心や我慢する力を育んであげたい。

新宿せいが保育園のアレルギーへの取り組みは目を見張るものがあり、0か100かで食事の配慮を決めるようなものではなく、アレルギーの子ども達一人一人に合わせた配慮をするなど、とてもキメ細やかな取り組みをしています。調理の先生、保健の先生、そして職員が全総力をあげて取り組んでいることなので、自然、話に熱がこもりました。


かなり大まかで、言葉足らずになってしまいましたが、3チームが話し合われた内容をまとめさせていただきました。この盛り上がりを写真でお伝えしたいのですが、話し合いに夢中になり過ぎて撮るのを忘れてしまい(笑)むしろそれによってこの日の熱を感じてもらえたらと思う次第です。

さて、4回に分けて報告をしてきましたこの度の園内研修。お集まりいただいた先生方のご尽力でとても学びある時間を過ごすことができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。

これからもこのような形で園内研修をどんどん行い、見守る保育の実践者の集まりとして、より深く見守る保育を追求していくきっかけとなる時間を過ごせるような研修へと発展することを期待してしまいます。

読まれる方に何か得るものがあれば幸いです。

長い報告となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

次回開催は10月を予定しています。また、報告させて下さい。

(報告者 加藤恭平)

 

ちょっと変わった職員が報告する勉強会〜園内研修編〜 EPISODE 3

4.おしゃべりタイム(ディスカッション)は、5つのお約束を基本姿勢として、小グループに分かれてトークを展開していただきました。

 

1.笑顔

2.うなずき、合いの手

3.意見を言う時は相手を肯定してから言う

例「あなたの意見はとてもいいですね。そしてこうするともっといいですよ。」

4.盛り上げて下さい

5.「今更聞けないこと」「そんなことも知らなかったの?」というような話題をじゃんじゃん出していただけたらと思います。

 

省楽塾でも〝3つのお約束〟として参加していただく方に1〜3をお伝えしています。会話は聞き手にこそ力が必要と考えます。話し手が話しやすい雰囲気を作り出す力は人間的魅力に通ずるものと思います。

そして、4、5。場を盛り上げようとする人たちのお力添えなくして会の楽しい雰囲気というものは生まれにくいでしょう。そして、もし会話において何か躊躇いのようなものが生まれるとしたら、フランクな時間になりづらい何かがあるとすればそれを極力減らしたい、本当に聞きたいことを聞けるような時間にしたい、という思いから5をお約束の一つにさせていただきました。

そして、保育年数の高い先生を筆頭に今回は3グループに分かれて行いました。

〝おはなしタマゴ〟ボックスの横にあるのは、〝はなしのタネ(仮)〟の箱です。

〝おはなしタマゴ〟ボックスの横にあるのは、〝はなしのタネ(仮)〟の箱です。

〝塗り絵のゴールはどこですか?〟〝やってもらってありがとうを言わない子、おかわりに来て「おかわり下さい」を言わない子に、に言うように促すべきでしょうか?〟など、かなりざっくりとした(笑)はなしのタネになるような紙が入った箱を用意しました。20分程の時間でしたが、その間にもし話に詰まってしまった時、気軽に引いてもらえればと思い用意をしました。

ですが、その必要はありませんでした(笑)

笑い声溢れる時間を過ごすことができたのは、ベテランの先生方のユーモア、話を発展させていく力、そして会に参加して下さった方々の傾聴力、盛り上げようとする力、会話力、それらが合わさり、一つの時間を作り上げて下さったように感じました。陰ながらとても感動してしまいました。

大いに盛り上がったおしゃべりタイム。各チーム一人の方に書記の役割を担っていただき、最後にそれをまとめた報告、共有の時間を設けて第一回園内研修は終了となりました。

次回の報告で最後になります。各チームで話し合われた内容をお伝えします。

(報告者 加藤恭平)

ちょっと変わった職員が報告する勉強会〜園内研修編〜 EPISODE 2

  1. それではにこにこ組(2歳児クラス)の報告です。

にこにこ組(2歳児クラス)

お集まりの際に絵本を中々手放さない子への秀逸なアプローチ(笑)

お集まりの際に絵本を中々手放さない子への秀逸なアプローチ(笑)

お集まりが始まっても絵本を手放さない子に、

ギターを裏側にして差し出します。

ギターを裏側にして差し出す我らが誇るベテラン先生です(笑)

 

思わず乗せてしまう子ども達です(笑)

思わず乗せてしまう子ども達です(笑)

お集まりがスムーズに行えているようです。

こちらは、

丸テーブルにあるにこにこ組の顔と名前の書かれたカルタを通したあそびの様子です。

丸テーブルにあるにこにこ組の顔と名前の書かれたカルタを通したあそびの様子です。

 

こういう感じで、

こういう感じで、

 

自分の名前やお友達の名前、可愛い絵が描いてあるカルタが透明のカバーで固定されています。

自分の名前やお友達の名前、可愛い絵が描いてあるカルタが透明のカバーで固定されています。

2歳児クラスの文字の導入としてもとても素晴らしいですよね。かつこの度の新宿せいが保育園の〝伝統を引き継ごう〟という年間テーマにも沿った、素晴らしい取り組みだと思います。

そして、

お風呂にして遊んでいます。

お風呂にして遊んでいます。

プール時に普段出さない丸いタライを新人の先生が思いついて出したところ、このようにお風呂にして遊んだとのこと。それ以来恒例になったそうです。ささいなことですが、新人の先生の意見がこうして軽やかに反映される日常があることに、改めて嬉しい気持ちになります。

最後に、

右は新入園児の男の子です。

右は新入園児の男の子です。

ケンカをした二人が同じ絵本を読んで仲直りのような時間を共有している風景を紹介されていました。可愛いですね。

他にも、園の職員ならではの楽しさ溢れる写真が満載の報告でした。

わいらんすい(3・4・5歳児クラス)

我らが誇るベテラン先生考案の〝駅名ブロック〟。

我らが誇るベテラン先生考案の〝駅名ブロック〟。

 

ブロックゾーンに駅を作って楽しんでいます。

ブロックゾーンに駅を作って楽しんでいます。

都心はやはり電車のイメージがあります。そのイメージを見事に汲んだ子ども達に馴染みのある山手線の駅名が描かれたブロックです。

次は、

帰りの会の一コマ。運動会で行う体操の振り付けを西村先生が考案してくれました。出張で不在の西村先生でしたが、プロジェクターで登場。帰りの会で皆で見た後、

帰りの会の一コマです。

運動会で行う体操の振り付けを西村先生が考案してくれました。出張で不在の西村先生でしたが、プロジェクターで登場。帰りの会で皆で見た後、

次の日から、

実際に踊っています。

実際に踊っています。

 

あのボルト選手の決めポーズあり、五郎丸選手のポーズありの、最高の仕上がりに大喜びの子ども達です。

あのボルト選手の決めポーズあり、五郎丸選手のポーズありの、最高の仕上がりに大喜びの子ども達です。

西村先生が送ってくれた動画の音響が小さ目で、静かに踊ろうとする子ども達が印象的でした。

そして、

森口先生の〝カブトムシ実験〟でカブトムシの子ども達の接し方が変わってきたこと、

森口先生の〝カブトムシ実験〟でカブトムシの子ども達の接し方が変わってきたこと、

こちらは2016年8月16日生臥竜塾ブログ研究発表『甲虫①』の中で森口先生が報告されていますので、ぜひお読みください♩

(太字をクリックするとこの回のブログにとびます。)

更に、

小松崎先生考案の、

小松崎先生考案の、

 

〝絵本貯金〟絵本の金額をあげているのは、その金額分の知識が身についたという証。絵本マイスターを目指して毎日絵本貯金に取り組んでいる子ども達です。

〝絵本貯金〟絵本の金額をあげているのは、その金額分の知識が身についたという証。絵本マイスターを目指して毎日絵本貯金に取り組んでいる子ども達です。

この取り組みで、例えば初めての歌を歌う時、歌詞を大きく書いて見せると、初めての歌にも関わらず歌詞を目で追いながら歌おうとし、すぐに覚えてしまうといった姿が見られるようになりました。子どもって本当にすごいと思います。

そして、最近おやつの際にお茶やジュースだけを飲んですぐに遊びに行ってしまう子が多かったことを受けて、西村先生が「皆が食べないならニッシーが全部食べちゃいます。それくらい美味い!」と大きな一口で食べて(笑)〝食レポ〟をしてくれたこと。

それに伴ったクラスの先生のナイスアイディア!

それに伴ったクラスの先生のナイスアイディア!

 

ハートおにぎり効果で、見事全てのおにぎりが完売(?笑)したこと。

ハートおにぎり効果で、見事全てのおにぎりが完売(?笑)しました!

調理の先生にも喜んでいただけました♩

最後に、最近改めて流行りを見せていた玩具について紹介させていただきました。

この玩具です。

この玩具です。

 

一つで見るとこのように見えます。

一つで見るとこのように見えます。

 

とんぼの目のようなキラキラとした不思議な世界です。

とんぼの目のようなキラキラとした不思議な世界です。

 

こんな風にして(笑)楽しんでいました。どんな世界が広がっているのでしょうね。

こんな風にして(笑)楽しんでいました。どんな世界が広がっているのでしょうね。

 

次回から、職員室、調理室、そして各クラスと写真を通して最近の様子を伝え合いたいと思っていますので、お楽しみに!

そして、4.〝おしゃべりタイム(ディスカッション)〟は、5つのお約束を基本姿勢として、小グループに分かれてトークを展開していただきました。

次回、その様子と内容を報告させていただきます。

(報告者 加藤恭平)

 

ちょっと変わった職員が報告する勉強会〜園内研修編〜 EPISODE 1

先日(2016年8月31日)の園内研修の模様をお伝えします。

当日の流れです。

1.乾杯

2.おはなしタマゴ(自己紹介)

3.クラス報告

4.おしゃべりタイム(小グループに分かれてのディスカッション)

5.まとめ

先ずは、集まっていただけたことがお祝いです、ということで(笑)皆で1.〝乾杯〟からスタート!

2.〝おはなしタマゴ〟を引いていきます。

2.〝おはなしタマゴ〟を引いていきます。

前回報告させていただきましたが、今回も〝昨日寝た時間は?〟〝コーヒー派ですか?紅茶派ですか?〟〝朝、どうやってテンションをあげていますか?〟などなど、ざっくばらんな内容が入っていました。「学生時代コーヒー屋さんでアルバイトをしていたので、コーヒーが好きです」「お茶の時間になると毎回分量も氷の量もきっちり計算をして最高の状態のコーヒーを飲んでいます」「自転車に乗りながら口角を上げてテンションをあげています」などなど、面白い回答をたくさんいただきました。

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そして、忘れていけないのは、その回答について、ツッコミ(?笑)のように盛り上げてくれる先生がたくさんいることです。特に新宿せいが保育園はベテランの先生がその役割を担って下さいます。終始楽しく、和やかで笑いの絶えない園内研修ができるのも、ベテランの先生を始め、参加して下さった先生方の〝盛り上げよう〟とする心遣いの賜物である、という思いがします。

3.クラス報告では、各クラスの職員が最近の保育の様子をプロジェクターの写真を通して伝え合います。各クラスが今どんなことに取り組んでいるのか、子ども達はどんな遊びが流行っているのかなどを共有することで、早番や遅番でクラスに入る時、また見学者の方に質問をされた時など、参考になるものがあるのではないか、という意味合いを含んでいます。

今回はちっち組(0歳児クラス)、にこにこ組(2歳児クラス)、わいらんすい(3・4・5歳児クラス)の職員が行いました。

ちっち組(0歳児クラス)

クラスの先生考案の〝ちっちおもちゃアイディアLINE〟。

ちっち組の先生考案の〝ちっちおもちゃアイディアLINE〟。

ちっち組の玩具をLINE上で発案し合い、製作していきます。

その中からこちらの玩具が紹介されました。

その中からこちらの玩具が紹介されていました。

 

子ども達に大人気ということです。

子ども達に大人気ということです。

玩具の製作をLINEで共有することで、アイディアはそこにまとまりますし、平素思いついたものをすぐに提案できる機会というものを意図的に作り出しているクラスの先生方の工夫に関心してしまいます。

↑このような形で、各クラスの報告を紹介していきたいと思います。

この度の報告、毎回何編かに分けて丁寧に書き上げていこうと思います。

次回報告にて、にこにこ組(2歳児クラス)、わいらんすい(3・4・5歳児クラス)の報告ををお伝えします。

(報告者 加藤恭平)