とても盛り上がりました。終えてみると、計2時間近くもの時間を、ココモンについて話し合っていたように思います。
あまりに内容が多すぎる為、割愛しつつ過剰書きで挙げていきたいと思います。
- 〝れいぞうこのくにのココモン〟というタイトル。冷蔵庫を自分で開け締めし出する年齢、その時期の子ども達に焦点を当てたらどうか。
- 某アニメのように、主題歌がとても耳に馴染みやすく、内容はわからずとも歌が歌える子もいる。オープニングの曲や音楽など、耳から伝わるもので心を掴むのはどうか。
- キャラクターの登場音に音楽があることが多々見受けられる→出囃子、パターン化することに意味があるのでは。
- アニメは各話にテーマがあることが多い。それを全面に出した知育アニメのような形態でいくのか、例えばセサミストリートの〝ウェイティング・ゲーム〟のように、隠されたテーマがあるような形態でいくのか。
この辺りの先生方の意見は個人的にとても驚きました。まさに会社の製品開発会議など、このような意見交換が行われているのではないかと思う程、とても的を射ていているように思い、その証拠にKIDS STATIONの方々もとても真剣に、頷きながら、メモを取りながら聞いて下さっていました。
また最後の挙げた〝セサミストリート〟については、12年目に入られました藤森先生が毎日欠かさず更新されています『臥竜塾』ブログ2016年7月4日『クッキーモンスター』と同年7月5日『自己制御のレッスン』の中で紹介されています。(太字をクリックすると藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、その回のブログの全文を読むことができます。)
次第に改めて緊張も解けた頃、〝3Dの画像は馴染みにくいのでは〟という意見も生まれ、そこで会社の方々から2D化された画像の入ったサンプルをいただきました。
最後にシニアプロデューサーの因様(ちなみ様)より、このような質問をいただきました。
「あなたが日本でココモンを普及させるとしたら、どんなアイディアがありますか?」
それについても素晴らしい意見が出ました。
- LINEのスタンプにする。
- ココモンはソーセージなので、ソーセージやウインナーなどの加工食品会社と提携し、ココモンがパッケージの製品を開発する(もちろんシール入り)。
- キャラクターを彩ったお弁当〝キャラ弁〟が流行している。ココモンを題材にしたキャラ弁をつくり、インスタグラムなどで発信していく。
- 悪役が人気があることが多い。悪役にスポットを当てた展開も考える。
- YouTubeを子どもに見せる家庭も多い。右横側に縦に並ぶ〝次の動画〟欄に、アニメを見ると必ず登場するように設定する。
- ご当地キャラ、ゆるキャラのようにテレビへの露出を多くする。
- キャッチフレーズを考案する。(例)「ココモンやるモン!」
また、〝ココモンにまるで歴史があるかのように、100年前のアニメのようなレトロな感じの絵にする〟(笑)など、奇抜なアイディアが湧き出るように生まれました。
一人一人の意見にとても感心しながら、メモを取りながら聞いて下さっていました。たくさんの意見が生まれ、とても喜んでいただけたように思います。
園内研修としても貴重な時間を提供していただき、大変有難かったです。
このような機会をまた持てることを楽しみにしながら、この度の園内研修はお開きとなりました。
(報告者 加藤恭平)