原点回帰・・・

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一日遅れてしまいましたが、報告をさせていただきます。

今日は臥竜塾講座の3回目でした。今回のテーマは「異年齢」で担当は本多先生、小松崎先生の二人でした。

私は塾長の自宅で夕飯部隊だったので、会場の雰囲気など分かりませんでしたが、返ってきた二人の顔を見ると、無事に成功したんだな・・・と思いました。

二人からの報告も悔いは残っていないようでしたので、満足した発表ができたのでしょう。本当にお疲れ様でした。

サポートとして西田先生、若林先生、加藤先生が一緒に講座に参加していましたが、

感想として若林先生は、最初は参加者も緊張しているせいか静かでしたが、徐々に二人の発表で場が和み、ディスカションではいい雰囲気になっていました。とのこと。

加藤先生の見解は、おそらく参加者の先生たちは楽しみにしている感じがした。やはり雰囲気も良くなり後半のディスカッションではもちろん盛り上がり、自分のパソコンを開いて子どもたちの姿を見せている先生もいたとのこと。

そして小松崎先生も、塾長の自宅の到着が遅れてしまったのは残ってまだ話しをしたがる先生方が多かったそうです。

回数を重ねるごとに参加してくださる先生方のモチベーションも上がり、本当にいい研修になっているようです。

今後の講座も私たちだけでなく、参加してくださる先生方と一緒に充実した時間を過ごしていければと思います。

 

来月の講座のテーマは「チームワーク」です。

担当は西田先生と加藤先生です。私個人の見解で10回ある講座の中で「チームワーク」は多くの保育園さんが抱えている課題だと思います。塾長と出張に行き、園内研修があると必ず質問がでるほどです。それだけ重要なテーマだと思うので、今回だけは担当ではありませんが西田先生と加藤先生にお願いして、出しゃばらせていただきました・・・。

塾長の考えるチームワークを基盤により実践に近いチームワークの考え方や実践などをお伝えできればと思います。

 

さて、話は変わり・・・。

新宿せいが保育園が定員が増え、3か月が経過しました。

各クラスも4月に比べると落ち着き始めてきました。そこで塾長から改めて各ゾーンの説明をしていただきました。

まず1歳児の発達の中で探究心があるので、お部屋から出るという行動は探究心からでる行動なので、それをしっかり保障できる環境、それこそ担任の先生が「保育室」という概念を再確認する必要があるとのことです。これは塾長の講演の中でも話される内容ですが、

質問で「子どもが保育室から出てしまう・・・どうしたらいいのか?」という質問に対して塾長は「先生の中で保育室というのは区切られた空間で把握しているんじゃなですか?廊下も保育室と思えば子どもが廊下に出ても出ていく子どもではないですよね?さらに保育園全体を保育室と思えばどこでも保育室の中にいることになります」

とても考えさせられる言葉ですね・・・。さらに塾長は言いました。

3、4,5歳クラスの「ごっこゾーン」は職業体験をベースにしたごっこゾーンということです。小学校1年生の生活科で一番最初に習う内容は「働く人」です。年長さんがお医者さん、コックさん、パイロットと色々な職業を体験することで就学前の準備にも繋がります。そういった様々な体験ができるような環境をごっこゾーンに用意する必要があります。さらに2歳でのごっこゾーンはお父さん、お母さん、お兄ちゃんと役割を分担してままごとをするようになりますが、もっと深くいうと随意筋の発達をしっかりとさせる目的が2歳のごっこ遊びとのことです。

私達も9年目になり基本的な保育室の環境設定の理念を忘れていることが多くあり、改めて塾長の話しを聞いて考えさせられました・・・。

定員が増えたという事ばかりに気に取られ、保育自体も去年に比べて見えていない部分が多くあったのかもしれません。

 

そういう訳で、近日に珍しく研修を行う事にしました。

初年度からいるメンバーに向けて塾長から改めて話しをしてもらうことになりました。

新宿せいが保育園が開園して9年目になり定員が増えた事で、ある意味リニューアルの部分があります。だからこそ、初年度からいるメンバーが改めて塾長の話しを聞いて、理念の再確認をしチーム新宿せいがの輪を強くしていく次第です・・・。

 

さて最後になりましたが、メニュー紹介です!!

っとその前に・・・。塾では毎年恒例の行事があります。それは「らっきょ作り」です。

らっきょの時期になると鳥取から、らっきょを取り寄せ、塾生でらっきょを漬けるのです。

今回は5キロのらっきょを注文しました!!

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左の二つが醤油漬けで右の大きなビンに入っているのはスタンダードな甘酢漬けです。

10日間くらいで食べられるそうですが、もちろん日数が経過するほど美味しくなります。

また塾での食事の楽しみが増えました!

さて今回のメニューですが、先週末に塾長と西村先生が沖縄へ出張に行きました。終始、天気も良く何枚か素敵な写真を見せて下さいました。ここまで来たら本日のメニューは何となく分かりますね!沖縄と言えばゴーヤ!

まずゴーヤチャンプルーです。もちろんスパム入り!

そして塾長のお土産「海ブドウ」と「島らっきょ」そして「ソーキ(豚のあばら肉)」

海ぶどうは青じそのドレッシングと共に、島らっきょは塩漬けだったので、そのままで頂きました。どちらも爽やかな味で、沖縄の気候を彷彿させてくれました。

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ソーキは温かい麦ごはんの上にのせた「ソーキ丼」、白髪ねぎと紅ショウガを薬味として一緒に食べました。トロトロになった豚肉と漬けこんであるタレがご飯と絶妙なコンビでした。

 

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そして暑い時期には黄色い炭酸が飲みたいですね!そう沖縄のオリオンビール!!

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さらにデザートは「サーターアンダギー」

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とにかく今回は終始、沖縄でした(笑)(報告者 山下祐)

原点回帰・・・」への4件のフィードバック

  1. 第3回の臥竜塾講座、とてもいい場になったのですね!お疲れさまでした。保育の奥深さ、楽しさを感じることで、日々の保育をさらにいいものにしていこう!という熱が自分の中で高まっていく感覚というのは私も何度も経験したことがありますし、していますし、きっとこれからもしていくはずです。そんな熱の高まりが自然に起こってしまう場がきっと臥竜塾講座にはあるんだなと思っています。私もそんな熱を感じ、共有し、さらに熱くなりたいなと思いました!あ、もはやこの報告で熱を感じて、高まりながらコメントしてしまっています笑
    各ゾーンの考え方、私もとても勉強になりました。園全体が保育室、職業体験としてのごっこゾーンはしっかり考えていかなければならない部分だなと感じました。私が勤めている園でもちょうどらっきょうを漬けているのですが、食べるのが楽しみです。そして、オリオンビールといえば、やはりBEGINの「オジー自慢のオリオンビール」ですね!笑
    詞の中の一部の「働くからこそ休まれる」という部分をよく思い出して、「そうだよな〜」なんと思ったりしています。このコメントを終えたら、ちょっと聴いてみようかと思います。いつものように四方八方に話をしてしまいましたが、お許しください!

  2.  報告お疲れ様です。これだけの内容を、こういう形でまとめられる塾頭の仕事力に感動しました。これはオフレコなのかもしれませんが、報告担当となった多くの塾生は、塾の間にPCでメモをとったり、ボイスレコーダーを使ったりと工夫をして臨んでいるのですが、その日の塾頭はまさに丸腰といった様子で、本当にその場にいて話を聞いていただけだったように思うのです。記憶を頼りにこれだけの内容を書かれていることを思うと、恐ろしさすら(笑)感じてしまいます。
     しかし、これは、本当にすごいことです。塾頭の仕事力、盗めるところをとことん盗んでいきたいと思います。日々、勉強をさせていただき、本当にありがとうございます。

  3. 塾長が、初年度メンバーにどんな話をするのか非常に気になります。内容もそうですが、新鮮で懐かしく、まるで同窓会みたいな時間となりそうですね。私は私の役割を全うしていきたいと思います。また、各ゾーン・空間・部屋は子どもの発達を順序よく遂げさせることを促す環境であることを、再認識しました。そして、保育室の考え方も目から鱗な内容でした。刷り込みが、保育の形を制限してしまっていることが理解できました。

  4. 本多先生、小松崎先生、講座お疲れさまでした!
    ゛異年齢゛について、私たちは日々、異年齢で過ごすよさを感じていますよね!そして、なにより、こどもたちの育ちに必要な環境だと思います。次回の講座は、チームワークまた、藤森先生の新年度メンバーへの研修がどのようなものなのか興味がわきます。一つ一つを知った気にならないためにも見直す機会を作ることで、改めての発見や共有できるものが増えそうな気がしました。

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