「準備が楽しそう」

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5月20日(火)の生臥竜塾

本日は、先日終えた年中行事のひとつである「親子遠足」についての話題からスタート。「今回の親子遠足で、他との違いを感じた。それはどんなところだったか?」という塾長の問いかけに、思い付いたことを塾生が答えます。「子どもも大人も楽しそうだったところ」「勤務2年目の職員が行事リーダーをしているところ」「最後まで目的場所(ゴール)がわからないという企画を考えたところ」など言ってみますが、塾長の首は縦には動きません。しばらくの沈黙のあと、塾長から「準備が楽しそうだった」と一言。「行事」と聞くと皆さんは、どんな思いになるでしょうか。“準備”の段階から気が重くなったりして、そこが行事のネックになっているところが多い中、準備の段階から楽しさがいつもより顕著に現れていたということでした。また、「準備が楽しいからこそ、当日も楽しくなる」とも言っていました。準備から、行事は始まっているのですね。

また、ギビングツリーの研究生として、塾生の具体的な「役割」についても話しました。セミナーでの園紹介をする担当、ドイツ発表をする担当、懇親会の司会をする担当、このブログにおける役割分担など、自分の「役割」を把握して実践していく準備を整えました。役割と聞いて思い出すのが、新宿せいが保育園4F会議室に飾られた「無理はしなくていい、人それぞれの得意分野を活かす」というポスターです。各塾生の役割にも、無理は必要ありません。なぜなら、自分たちの得意な部分が活かされる役割を、塾長が用意してくれるからです。

最後に、今日の夕食写真をお届けします。塾生のご両親から無農薬野菜を頂いたので、それを使った「ネギ塩きのこ豚丼」「おひたし」「大根とネギと豆腐のみそ汁」を塾生で作り、美味しく頂きました!

ネギ塩豚丼・おひたし・大根とネギと豆腐のみそ汁

ネギ塩きのこ豚丼・おひたし・大根とネギと豆腐のみそ汁

「準備が楽しそう」」への5件のフィードバック

  1. 生臥竜塾の内容がこのブログで拝見することができるのですね!私も一度参加してみたいと思っていたのですが機会に恵まれず残念に思っていました。この報告を拝見させて頂き私も参加したかのように考えてしまいました!同じ釜の飯を食べながら一つのテーマを塾生の皆さんで考えて、塾長である藤森先生がそのお考えを聞く。いいですね!

  2. こちらにも図々しくコメントさせてください。みなさんのホームページが完成したのですね。おめでとうございます。みなさんのコメントも読んで、いつもいろいろな刺激を受けております!遠く離れた地からではありますが、僕も一緒にみなさんと学びができたらいいなと図々しく思っておりますので、よろしくお願いします。
    「準備が楽しい」というのはとても大切ですね。そんな感情を持ちながら進んでいくと「あんなこともやってみよう」、「こうしてみるとどうだろう」といった多くの意見が出て、実際の活動の幅が深まりそうです。「やらなければならないこと」で進んでいく活動とはまったく景色の違うものになっていきそうです。「無理はしなくていい、人それぞれの得意分野を活かす」という言葉もいいですね。誰かより秀でること、目立つ事に意識が集中してしまうと相手との関係や自分の調子も知らず知らずに壊れていくような気がします。競争ではなく、役割を分担するという気持ちは忘れてはいけませんね。

  3. 「準備が楽しそう」これはとても大切なことだと思います。そして、行事は「年間行事」というくらい、日々の生活の中で刺激になるものであるということを聞きました。数々の保育園ではその手間をできるだけ、「効率よく」ということに捕らわれているところも多くあり、その行事の数も意味をどれだけ捉えてのものか疑問の残るところも多くあります。新宿せいが保育園におかれては子どもにとっても、大人にとっても一年の生活の中での「刺激」や「張り」を持つモノであることがよくわかります。それはきっと「無理はしなくていい、人それぞれの得意分野を活かす」というスローガンにもあるようなことがみんなの中で自然と染みこんでいるからなんでしょうね。

  4. 初めてコメントをさせていただきます。
    生臥竜塾を見て、たくさんの刺激をもらっています。
    行事を行う前には、いつも焦りが見えています。準備を楽しめていない状況があり、本番に向けて気が重い日がありましたが、準備を楽しめるような環境を自分も作っていかなければと思いました。「無理はしなくていい、人それぞれの得意分野を活かす」というスローガンでは、そのような状況が新宿せいが保育園さんの全体の雰囲気として出ていたと感じました。常に心がけていき、もう一度自分の役割や得意なもの等、明確にしていきたいと思います。

  5.  報告お疲れ様です。コンパクトなサイズながら何とも内容のある報告で、このように読み易くまとめるということ、とても勉強になります。
     準備の楽しさといって思い出すのは学園祭です。その時の気持ちを準備をしている時に思い出せるというのは、本当に幸せなことだと思います。今、行事〝成長展〟の準備真っ只中ですが、その楽しさというものをやはり根本に感じています。そしてやり遂げた時の達成感を知ってまた行事が楽しみになるというその好循環を、ずっと繋げていくこともまた、とても大切なことのように感じました。

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