今 龍は門出に立っているんだ 遥かなる道をゆくんだ〜研修報告編〜

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先ずは、この日のメニューの紹介です。

 

ジャガバター!塩辛を添えたこの、濃厚な旨味!

ジャガバター!塩辛を添えたこの、濃厚な旨味!

 

鍋の周辺に合わせた味噌を塗り、

鍋の周辺に合わせた味噌を塗り、

 

土手鍋!下には、たら、牡蠣、ととても贅沢な味わい!

土手鍋!下には、たら、牡蠣、ととても贅沢な味わい!

 

この牡蠣は、遅番だった加藤以外の塾生が協力して剥いてくれたものです。

この牡蠣は、遅番だった加藤以外の塾生が協力して剥いてくれたものです。

 

感謝です!

感謝です!

 

この日はお酒も。幻の酒と名高い、本格芋焼酎『ないな』

この日はお酒も。幻の酒と名高い、本格芋焼酎『ないな』

 

「梅を入れると酔い過ぎないから」と、藤森先生。梅を入れてお湯で割って、いただきました。立ち上る芋の甘くてふくよかな香りと、梅の酸味ある後味がキリッと引き締めて、料理を2倍も3倍も美味しくさせるのでした。

「梅を入れると酔い過ぎないから」と、藤森先生。梅を入れてお湯で割って、いただきました。立ち上る芋の甘くてふくよかな香りと、梅の酸味ある後味がキリッと引き締めて、料理を2倍も3倍も美味しくさせるのでした。

 

先ずは、先日柿崎先生が出張で同行された、長崎での研修報告から。

 

◇1日目

なんと、駅から宿泊先へ案内などを担当する〝ホスト役〟の方が、我らが塾生西村先生だったということです(笑)地元長崎と、藤森先生を知り尽くす彼のホストぶり、それは見事なものだったことでしょう。

この日は雲仙市へ。『見龍塾』の立ち上げがありました。

 

見事な掛け軸です。思いがこもっていることが伝わってきます。

見事な掛け軸です。この書を書いた塾長の思いがこもっていることが伝わってきます。

 

生臥竜塾ブログの『理念』にこう書かれています。

〝四書五経の中の「易経」に書かれている中で、人が成長するために必要な事柄を龍の成長に例えた説明があります。「潜龍」「見龍」「君子終日乾乾す」「躍龍」「飛龍」「亢龍」の6つの段階です。

易経に「見龍」という言葉がある。

見龍(けんりゅう)田(でん)に在り。大人(たいじん)を見るに利(よ)ろし。(見龍在田。利見大人。)

力と気を十分に蓄えた潜龍(臥竜)が水田に姿を現し、いよいよ見龍という段階になる。その時のことを指し示す言葉である。見るという言葉に含められた意味は?なぜ田に現れるとされているのか?そして、大人とはいったいどんな人を指すのだろう?

潜龍の時に、人は、その志に偽りがないかを徹底的に試される。何が起ころうとも堅忍不抜の精神で乗り越える志を試され、そしてこの見龍となるわけである。「見龍」では、じっといろいろなものを見つめ、そして自分が従うべき師を見つけたら、その真似をして学んでいきます。そして、基礎を培っていくのです。

私たちが学んでいる場の「臥竜塾」は一番最初の段階「潜龍」つまり「臥竜」です。「見龍」とは、僕らの先のステージにおられる方々で、〝長崎見守る保育研究会〟に身を置かれる園長先生方が集い、見守る保育を研究し、共に学んでいこうとする塾が立ち上げられたということです。立ち上げの際には、藤森先生から、〝高い志をもって、励んでいってください〟との言葉があったということで、僕ら塾生ももとても背筋の伸びる思いがしました。

 

まさに門出。遥かなる保育の道、〝保育道〟を歩まれる先輩方の決意を感じるこの掛け軸です。

 

◇2日目

『北串(きたぐし)保育園』さん、『もりやま保育園』さん、2園の公開保育に参加。北串保育園さんは、手作り玩具が豊富だったことがとても印象的でした。

 

これは、掃除機ですね。

これは、掃除機ですね。

 

紙コップでドライヤー。写っているのは、我らが誇る新宿せいが保育園副園長、中山先生ですね。

紙コップでドライヤー。写っているのは、我らが誇る新宿せいが保育園副園長、中山先生ですね。

 

また、発表会が近かったそうで、その練習の輪の中に入るのもよし、見ているのもよし、また別の遊びに向かうのもよし、という、選択制の形で行事を進められていることも印象的でした。

 

『もりやま保育園』 さんは開園して4年目の保育園さんで、園舎もとてもきれいな保育園さんです。食事スペースの上がロフトになっていて、あそべるように工夫されていたり、某テレビ番組で取り上げられ、一躍有名になった幻のレンコン〝唐比(からこ)レンコン〟の試食を振舞われたりと、学びある楽しい時間を過ごされたようです。

 

番組の様子が伝わってきます♪

番組の様子が伝わってきます♪

 

そして、午後は実践発表。夜は懇親会、と盛りだくさんな2日目を過ごされました。

 

◇3日目

この日は藤森先生の講演会です。セミナー会場へ行くと、参加人数は総勢460名!圧巻ですね。長崎県の〝見守る保育〟への熱量の高さを感じます。

柿崎先生は、この度の藤森先生の講演を「今までの総まとめに感じた」と表現され、〝乳幼児期の発達の大切さ〟について改めて感じ入るものがあったようです。また、調理からの視点として、例えば保育室内にある水耕栽培というものが、子どもの目に入り、それを見て食べたくなり、実際にそれを食べてみる。食べてみて、また改めて水耕栽培に興味をもつようになり、次の収穫を期待したり、野菜自体に興味をもったりする、という、水耕栽培をきっかけにして、とても軽やかな循環が成されている、ということを藤森先生の講演会中に閃き、メモを走らせていたところ、藤森先生の講演のリズムに合わせてパワーポイントを進めることを忘れてしまったようでした(笑)とても夢中になっていたことが伺えます。

 

最後に、長崎県のGT保育園さんによる写真のコンテストがあり、優秀作品には藤森先生お手製の絵葉書セットがもらえるということで、とても盛り上がっていた、という話を伺いました。テーマは『0・1歳児の関わり』です。

 

優勝の『さくら保育園』さんの作品です。

優勝の『さくら保育園』さんの作品です。

 

準優勝の『あさり保育園』さんの作品です。

準優勝の『あさり保育園』さんの作品です。

 

第3位の『おひさま保育園』さんの作品です。

第3位の『おひさま保育園』さんの作品です。

 

どれも素晴らしい作品ですね。

 

さて、話は、藤森先生からの解説と、この日、この後に見るあるテレビ番組について展開されていきます。

 

次回、続編にて報告させていただきます。

 

(報告者 加藤恭平)

今 龍は門出に立っているんだ 遥かなる道をゆくんだ〜研修報告編〜」への2件のフィードバック

  1. 見龍塾の立ち上げ、本当に背筋が伸びる思いです。私もこれからもよりいっそう保育道を高い志を持ちながら進んでいきたいと思います。全国に見守る保育を深めようとされておられる方がたくさんおられるということを知るととても頼もしく、そして嬉しくなります。柿崎さんの話も藤森先生の話を夢中になって聞いておられたということを感じます。ぐっと集中して、まさにゾーンのような状態だったのかもしれませんね。素晴らしい姿勢で、見習いたい姿勢です!

  2. 『見龍塾』はぜひとも一度参加してみたい塾ですね。臥龍塾と見龍塾との夢のコラボが楽しみですね。そして全国のGT園の取り組みをこういった形で知ることができるのはいいですね。実際、他園の保育を知るということは、その園に訪れないとできないことでなかなかできないことで、本当にありがたく感じます。また明日からの保育の参考にさせていただきます。

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