冬も深まる臥竜塾。先ずはメニューの紹介から。
食べながら、先ずは藤森先生から映画『スターウォーズ』の最新作を見たとの報告が。行く前にトイレを済ませたにも関わらず開始1時間でトイレに行ってしまった助手森口先生の〝こぼれ話〟に笑いつつ、そういえばこの日の塾生の中でスターウォーズをきちんと見ているのは小松崎先生だけだったことがわかり(笑)藤森先生から改めてスターウォーズの解説をしていただきました。
本当にそうで、藤森先生の解説を聞くと、その瞬間全てがわかったような気持ちになるから不思議です。これは藤森先生のもつ〝フォースの力〟なのでしょうか。
さて、話は変わって、森口先生の出張報告。
塾生一同、毎回楽しみな森口先生の出張報告です。今回は、GT宮崎、GT熊本、GT長崎と、一週間九州を巡る出張でした。
「宮崎は衝撃でした。」とは森口先生。
稗田保育園久松先生エスコートの元、何とも印象深い時間となったようです。
次の日は、場所を移動して、GT熊本へ。
「子どもの時やらなかった?」と藤森先生。今に活きるアイディアに満ちていました。
そして、二つ目の公開保育先のまんごく保育園さんです!
報告する森口先生の声も弾む、なぎさこども園さん、、まんごく保育園さんでした。とても刺激になります!
元気そうで何よりです。
そしてGT福岡→GT長崎と巡り、今回の九州出張は終了。本当にお疲れ様でした。
さて、最後に森口先生からちょっと真面目な〝こぼれ話〟をいただきました。
5歳児クラスの担任をもつその先生は製作に苦労されていたそうです。〝簡単〟〝普通〟〝難しい〟に分け、毎週決まった時間に子どもたちに取り組ませるそうなのですが、果たしてこれは必要なのでしょうか?という質問を受け、思わず「そんなに苦労されるならいらないんじゃないですかね。」と言いたくなるところだったそうですが、藤森先生はその先生にこのようにアドバイスをされていたとのことです。
「子どもたちの発達を知る為にはいいと思います。」今までにその園が取り組まれてきた方法やその先生の努力を頭ごなしに否定せずに、〝相手を尊重しながら保育を伝えていく〟という方法で藤森先生はその先生の質問にお答えになられていたということで、塾生一同、とてもタメになる〝こぼれ話〟をいただきました。
〝こぼれ話〟と言えば、ひょんな話の流れから〝紙芝居・絵本の読み方〟についても藤森先生からとてもいいお話をいただきましたので、そのお話を載せてこの度の報告を終えたいと思います。
- 紙芝居は紙芝居専用のケースに入れて読む
→〝ここまで引く〟などの注意書きによる演出の効果が最大になる為。
- 風下で読む
→風上に子どもたちがいることで、風が目に入りにくくなる。
- 窓ガラスが子どもたちの後ろにくるようにする
→眩しさで紙芝居が見えないことがないように配慮する。
- あらかじめ内容を読む(〝下読み〟をする)
→絵本の場合、読み手が字を目で追うことで絵本が読み手側に傾いてしまい、子どもたちからすると、見え辛くなってしまう為。
とても勉強になります。日々の保育に活きること尽くめのこの度の臥竜塾でした。
(報告者 加藤恭平)
面白い環境が沢山ありますね!ぜひ、うちの保育園でも取り入れてみたいと思います。〝相手を尊重しながら保育を伝えていく〟という姿勢で僕もいたいと思いますが、なかなか難しいです。一日一日この言葉を忘れないように保育に取り組みたいと思います。
佐野さんへ
コメントありがとうございます。
〝ぜひ、うちの保育園でも取り入れてみたいと思います。〟素晴らしいと思います。その姿勢を見習って、僕も自分にできることを探していこうと思います。
佐野さんの仰る通りで、相手に伝えるということは本当に容易なことではないですね。そのような機会に出会えた時には、藤森先生の言葉を思い出して、親身になって言葉を探していきたいですね。