1月30日 臥竜塾報告をさせて頂きます。
この季節怖いのがインフルエンザです・・・。
今年は例年に比べると、感染率が非常に高いようです。
手洗いうがい、食事に睡眠!予防を怠らず元気に乗り越えましょうね!
そんな中、元気いっぱいの臥竜塾生が集まり、久々の塾がありました(笑)
さっそく今日のメニューを紹介します!
旬の食材を使った料理が食べたいと思い、鍋にすることに!
さて、鍋を頂きながらの話題は…
前日の1月29日㈪に、新宿こだまさんの研修があり、そこでの内容を少し話していただきました。
そこで、こんな質問があったそうです。
○給食で犬食いしている子がいて、お皿を持って食べるように言ったところ、「アメリカでは持たないんだよ」と言われた。どんな対応が望ましいのか??
難しい質問ですね…。
私は、「あ、そうなの…。でも、ここは日本だよ」と流してしまいます(笑)
質問の回答として、塾長はこんなことを伝えたそうです。
「基本的には子どもが食べやすい方法で食べる。」
「アメリカでは、箸を使う文化がないし、日本に比べると皿の大きさも違います。アメリカの大きな皿を持って食べるのは難しいですし、日本の場合では、箸で食べるならお茶碗を持って口に近づけて食べないとこれまた難しい。
その地域の風土や料理、道具によって食べ方も変わってくる。その地域の気候や食べ物、文化によってルールがあることが背景になっている」と教えて頂きました。
日本でも西洋の文化を取り入れているところも多いですし、食べ方を無理に押し付けてなくていいのだと学ぶことができました。
次の日、同じクラスの先生にも同じ質問をしてみたところ・・・。
「スパゲティとかだったら言わない。むしろあんまり言わないかも!その地域の文化とか料理も食器も違うからねー。」とすんなり答えてくれました。
さすがだな!と思ったのと、まだまだ勉強しないとな!と思わされる出来事でした。
そして話の流れから、季節にできる野菜はその季節にあった体を作る役割があるという話へ。
例えば、きゅうりも夏の暑さに負けないように、水分が多く含まれています。しかし、旬でない食べ物も簡単に手に入るようになっている時代です。出来るだけ旬の食材を使った料理を心がけたいですね。
そして、太陽を浴びることは骨を作るために大切だという話もしていただきました。保育園で、子どもたちが着用する帽子には、首のところまで覆う帽子もありますが、必要以上に防ぐことはしなくていいことも学ぶことができました。
次の質問は、
○お昼寝で寝ない子はどうしたらいいか?
これは、多くの方が経験したことがあるのではないかと思います。
「最近の研究で発達障害や不登校の半分以上が、睡眠障害が原因ということが分かっているそうです。睡眠障害とは、生活のリズムが出来ておらず、夜の睡眠の質が悪いことが原因のようです。
かといって、お昼寝はあまり関係なく、給食中に眠くなってしまう子も結構見かけますが、それは、夜の睡眠が原因なので家庭で生活リズムを整えてもらうことが大切になってきます。そして、基本的に、3歳以上はお昼寝はいらない。スッキリするために、15分程度寝るのは効果的だ」ということも教えて頂きました。
お便り帳には、昨夜寝た時間を記入する欄があるので、給食中や活動中に眠たくなる子の昨夜の睡眠時間を見ると、原因がわかるかもしれませんね。
そして、睡眠の話から、仰向け寝とうつ伏せ寝の話も。。
保育園では、うつ伏せで寝ることはよろしくないとされていますが、果たしてどうなのか??
そもそも動物は内臓をさらけ出して寝ることはせず、よっぽど安心していないとお腹を見せて寝ることはしない。うつ伏せ寝で寝ると圧迫死してしまうと言われるが、そんなことはないのではないか?
発達の過程から見ても、うつ伏せからハイハイにつながるし、うつ伏せは必要なのではないだろうか?ととても興味深い話がありました。
監査でも、指摘を受けたりするので、「うつ伏せ寝でもいい!」とは言えませんが…笑
考えさせられますね。
そして、次の話題は1月27日(土)に行われたメンズディスカッションについてです。
メンズディスカッションとは、GT園の男性保育士から構成されており、集まれる人でいろんな議題で語り合ったり、情報提供をしたりという場です。
今回の内容は、今後どんな内容について取り組んでいくか、案を出し合いました。
ここで出た案を少し紹介したいと思います。
① 見守る保育の「そもそも集」
普段の保育の意図、当たり前なことを形にする、言葉で説明する。
② 園庭環境作り
あそび場の素材見直しなど。
③ 用務員の視点から活動の提案
せいがの森子ども園の卒園製作や活動例を参考に。
④ 幼児期までに育ってほしい10の姿芽生え
赤ちゃん~幼児期までの保育内容、赤ちゃんが持っている能力について。
⑤ 保育遊びでゾーンを考える
ゾーン配置、遊びの提供の仕方、ゾーンで遊ぶ子どもの見方。
⑥ 男性の特性と価値
⑦ 調理と考える食育活動
調理と保育士のコラボ、活動園の活動例を集めて共有。
⑧ チームワーク
保育士が生き生きと保育参加できる環境、人間関係、多様性などについて。
などが提案されました。次回、この中から題材を選んで取り組んでいく予定になっています。
初めての参加でしたが、明るい雰囲気で見守る保育をいろんな角度から学ぶことができ、これからの取り組みが非常に楽しみになりました。
次のメンズディスカッションは、2月26日(月)の18:30から20:00で予定しています。
次の話題は、金沢出張報告を助手として付き添った西村氏から報告がありました。
1月26日(金)に神戸での研修。夜のうちに、金沢に向かい次の日に金沢での研修に参加したそうです。雪が、すごく新幹線も区間運休しているところがあったそうで、金沢までたどり着けるだろうか?とハラハラしたと言っていました。
最後に、シンガポールで会議は映像でやっているらしい!という話に。
ライン電話を使っているということで、そんなことができるのか!?と塾生で試してみました。
LINEのグループで電話ができ、顔を変えたりする機能もついており。これが思いのほか盛り上がりました笑
今回の報告はここまで。
報告者:田崎 天悠