秋の風吹く臥竜塾。先ずはメニューの紹介から。
ソース、ケチャップ、マヨネーズ、お好みの味つけでいただきました。とても美味しかったです。
話題は、本多先生のご子息の通う園の保護者会の報告から。日々の保育の様子がパワーポイントにまとめられ、熱い思いの伝わる内容だったとのことでした。
その流れから「例えば保育参観、子どもの園での顔を保護者に見せていいのだろうか」塾長からの問いかけがありました。
ブログ『臥竜塾』2018年9月4日『社会的状況による言語』の中にこう書かれています。(太字をクリックすると塾長藤森先生のブログ『臥竜塾』にとび、この回の全文を読むことができます。)
子どもにも家での顔、園での顔というものがあり、それを保護者が知ることに良い面もあればそうでない面もあるのではないか、とは、最新の知見からくる問題提起のようで、とても考えさせられます。
「信頼していればお互いが知らなくてもいいのではないか」
それは、子どもを把握しよう、させようとする日本の保育園の風潮へのメッセージともとれ、「把握をして何がしたいかだよね」という塾長の言葉がとても印象的でした。子どもがどの部屋にいるのか、どこで何をしているのか、そんなことまで見ていなくてはならない保育環境というものが果たして適切な環境と言えるのでしょうか。
さて話の流れから、塾長が教員時代の話をして下さいました。
(報告者 加藤恭平)