10月2日の臥竜塾の報告です。
最初の話題は、園にいる5歳児のハーフの女の子の英語の発音がすごいという話になりました。その子は家で日常的に英語で会話をしているそうなのですが、先日昼食後のお当番の仕事を塾頭とやっていて塾頭に英語で「can I play〜」と話しかけてきたそうなのですが、発音の良さのせいか聞き取れずもう一度ゆっくり話してもらったそうなのですが、それでもわからなく、日本語で話してもらうと「もう友達と遊びに行ってもいい」と聞いていたそうです。つまり「can I play my friend?」と聞いてたそうなのですが、その子にとっては日常会話なので「マイフレンド」を「マイフレ」と略して話していたので塾頭もわからなかったと言っていました。という話をしていたところ塾長から、「今はパソコンなどで英語や中国語などすぐに日本語に翻訳できたり、逆に日本語で入力した文字が英語や中国語に翻訳されたり、あっという間にできるから、近々東大の入試から英語がなくなる」という話を聞きました。
以前の塾の時にも塾長は毎年のドイツをはじめ、最近ではシンガポールなどで講演を行う際に、話をする時にしっかりと理論や例などを伝えないと勘違いしたり間違って伝わってしまう。そうならないためには、現地の言葉が話せる事に越したことはないけど、自分がしっかりとした日本語を話すことができないとちゃんと伝わらないと言っていました。
また、大学生が行なったテストでも数式からは答えが導き出せるが、文章問題を読み解き数式を作って答えを導き出す問題になると途端に正解率が減ってしまったそうです。
確かにニュースなどを見たりネットで調べてみると、「日本人の若者を中心に読解力の基礎となる語彙の量が不足している」というデータが多数あるのが現実です。
私自身、英語がとても苦手で道端で海外の方に英語で話しかけられたり、塾長と行ったドイツ研修も通訳さんがいるとはいえドキドキしていました。
そんな中、ついこの間塾長と天悠くんと電車に乗っていたら中刷り広告に「世界とポケトークしよう!!」というキャッチフレーズの広告がありました。それはスマホより小さめの手の平サイズ。なんと74言語も対応しているという翻訳機で値段も3万円前後!これを見た時に、英語の塾に通い月謝を払い続けるよりは、自分ならこの機械を買って海外の人とたくさん会話をした方が楽しそうだし、世界が広がりそうだなぁと感じてしまいました。(単純に勉強が嫌いというのが本音です!笑)
通訳は機械ができても言葉を考え発するのは自分自身にしかできないことなので、表現する言葉、語彙力がこれから特に重要視されていくのではないかと思いました。
その他の話題としては、安倍内閣が組閣した時だったので政治の話、学生時代の話をしました。
ご飯は、以前に塾で作った梨酒と塾長宅近くの餃子屋さんの餃子、頂いた太平燕(タイピ―エン)に、横田くんが作った野菜炒めを追加し具沢山にしました。
デザートには、横田君の顔の大きさに匹敵するほどの大きな梨を食べました。 (報告者 柿崎)
英会話を習うより英語を話せる人を雇った方が月々の月謝より安いという話を聞いたことがありましたが、なるほど塾長の話を聞いて真実であることがわかりました。海外で活躍される方々が日本語でコメントされることに意味があることを改めて感じ、塾長の教えが正しい言葉で世界へ発信されることを思い、世界の見守る保育藤森メソッドに魅せられた方々と同じ理念、同じ解釈で保育を話せる日のくることをとても嬉しく思います。