12月12日(水)のオープン臥竜塾の報告
オープン臥竜塾とは…
普段我々が行なっている臥竜塾に塾生以外の方を招待し、塾をオープンにする会のことです。いつも通り藤森先生と一緒に助手が出張に行った報告をしてくれます。割と新宿せいがの職員の方が多く参加してくださっています。
そしてただの臥竜塾ではなく、毎年クリスマスのお祝いも兼ねて行なっています。それぞれ1000円程度のプレゼントを用意しここで全員の名前が入ったクジを引き当たった人にプレゼントを渡します。ここまでは普通のクリスマス会ですが、オープン臥竜塾では当たった人に対して、「良いところ」一言添えてお渡しします。今回はそんな会で行われたことを簡単に紹介できたらと思います。
会場はメンズディスカッションなどで使用している高田馬場にある10℃カフェの3階のフリースペースです。プロジェクターが完備してあり、10人以上の話し合いですとおすすめかもしれません。
全体はこういった感じ
話が脱線しました…
もちろんメニューはこれです
他にもマックのポテトやピザで豪勢に…
さて、初めに席決めから。笑
即席あみだくじで席を決め皆着席。
そして乾杯へと移ります。
乾杯も「あみだでいいんじゃない?」との一言から西村氏があみだを引いたところまさかの西村氏。
一言お願いします。
しっかりと耳を傾ける中山副園長
乾杯を無事終えたところで、いつも通り出張報告へと移ります。
最近一緒に出張に行っている田崎氏方出張報告です。
出張報告は講演の話のみではなく、その道中の話から始まるのでなかなか面白く、また大変な思いをして会場に着く時もあれば、アクシデントが起こってヒヤヒヤする場面もあったりと講演以外のドラマが個人的には好きです。今回は電車の遅延があり、空港に着くまででの東西線が激混みで大変だったということ。普段自転車通勤の田崎氏からしてみたらこれは一大事ですね。講演に行くと行っても簡単なことではなく様々な刺激がそこに待っているのですね。また塾長はそんな講演へ移動している最中に様々なアイディアが浮かぶことが多いようです。飛行機の中でもそうですね。非日常的な部分を大切にしていきたいところです。
富山ではこんな美味しそうなものを爆食いしたとのこと。天然ものぶりしゃぶです。富山は本当に美味しいものばかり…ちなみに元祖ブラックラーメンも食べたそうです。
我らが塾頭の故郷ですね。
そして本題である講演のお話。
講演ではパワーポイントを操作する田崎氏。眠くて膝をペンでガシガシしていたというのはここだけの話。
講演の後の質疑応答での気になるところをピックアップします。
質問
『せいがでは、どのタイミングで職員間の話合いをしていますか??』
回答
月1回職員会議、あとは昼休みに係で集まったり…でも、無駄な会議、研修、書類は無くしていきたいというところが基本的な考えとしてあるということ。またせいがでは保育の合間で割と職員で話し合うことも多く見られます。お昼寝の時間に共有しておきたいことを集中して話すこともあり、職員室の先生にクラスに入ってもらいクラス全員集まる時間を設けたりする時もあります。クラスによって異なりますが、「合間」や「気になった時」にすぐ話すことが多いのかもしれないですね。
「コミュニケーションが取れる集団は、笑いがあふれている。」と塾長から。
確かに新宿せいがには笑いがあふれているかもしれません。何かと笑って解決することもしばしば…
あっ、これで良いのかも…思うシーンも日常であり、笑いに救われる部分というのあるかもしれません。かと言って全て笑いで終わるのではなくしっかりと話すところもあります。やはり、そこはメリハリな気もします。
と個人的な意見になってしまいました。
質問
『未満児はどこまで見守ればいいのか??』
回答
詳しくはここをクリック↑
その他には「応答性で基本的に一歩待って考える」という回答。なんでも先回りするのではなく子どもからの訴えに気づき、温かく応答してあげることが大切であることが言われていますね。またその子のことをよくわかっていないと応答出来ないことも重ねて言われています。どんなことを訴えているのかがわからなくては意味がありませんし、発達を理解しているからこそ対応できることが多いもしれませんね。先回りと応答の違いの区別も難しいとこかもしれないですね。
質問
『せいがでは、10の姿についてどんなふうに取り組んでますか??』
回答
現在10の姿について臥竜塾セミナーを行っています。塾生が文言に対して実践や参考書、塾長の助言などを受け、発表したのちに、参加者の方に一枚の写真と一言添えてもらいポスター写真を作ってもらう宿題をしています。例えば「健康な心と身体」に対してどういう写真と言葉が適切なのかを考えてもらい発表してもらっています。それに対してのディスカッションを行っています。
またせいがでは塾生が皆さんに発表する前にせいが職員に見てもらい、こんな姿もあるよねなど雑談も交えながら、その文言に足して話す機会を設け、自分たちの保育を振り返る機会を設けることでより共通理解をし、理解出来ている気がしています。
という質問があったそうです。
保育に対して熱いお話ができるというのは幸せなことだと感じますね。
富山出張は他にもジブリ博覧会に行ったことや、富山県立美術館にも足を運んだそうです。なんとも興味深いですね。田崎先生報告ありがとうございました。
続いては西村氏による、大学報告、更には水野氏によるシンガポール報告などあり盛りだくさんでありました。
内容が異次元に行くときもありましたので盛りだくさんのため割愛したします。
水野氏シンガポール報告の様子
司会の森口氏
クリスマスプレゼントの方は森口氏の進行によりスムーズに行われ、楽しい会となりました。
毎年皆さんにお集まりいただき笑いあり涙ありの楽しい会となっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。このように毎年盛り上がりつつも保育の話をしています。
また来年が楽しみです。ありがとうございました。
皆さん自由です。
報告者 本多悠里