遅くなりましたが、11月6日の報告です。
まずは今回のメニューからです。
今回のメニューはカレーライスにしました。
カレーライスが美味しくなるには、やはり一晩寝かせることなので、
ちゃんと前日から仕込み、一晩寝かせたカレーです!
カレールーも2種類入れて、お肉も牛スネ肉にして、少しだけ工夫しました。
定番なメニューだけあって、作り方次第で可能性が広がるメニューですね。
あとコーヒーを入れるとコクが出るとも言うので、仕上げに入れてみました!
そしてトッピングも重要な存在です。
チキンカツを筆頭に・・・
らっきょう、
ほうれん草、
納豆、
バニラアイス・・・。
「えっ!?バニラアイス!??」
これが合うんです(笑)覚えている方はいるかどうかわかりませんが、
以前にもカレーライスのメニューの時に塾長の一言で試したところ、
塾では殿堂入りを果たしたトッピングです。
本当に!!合います!!もちろん入れすぎると甘くなりすぎるので、
やってみる方は量を気をつけてくださいね。
そしてお味噌汁と
西村先生から京都の千枚漬けをいただきました。
さて食事も終えて今日の塾のテーマになりました。
まずは「保育士不足」の原因について塾長から明言されたのは、
「書類を減らす」ことです。
私は立場的に書類というものに触れたことがないので、偉そうな事は言える立場ではないのですが、
見学者からの質問や相談で多い項目が「書類」です。
先日、メンズディスカッションに参加した時にも書類について議論しましたが、
活動をするにあたって、その活動に対してのねらいは何か?
ちゃんと計画を立てなさいと言われ、思うように活動ができないという事です。
書類というのは基本的には事前計画であるにも関わらず、
子どもの自由遊びを重視されても、自由遊びというのは、子どもが自由に遊ぶため、
事前計画を立てるのも難しいため、現場が混乱してしまうという話を塾長がされました。
また、そのメンズディスカッションに参加された新宿せいが子ども園の
ベテランの保育士の先生が言われた一言が
「子どもによってねらいが違うため、そもそも立てるのが難しいよね」
A君にはこういう事を身につけて欲しい、と言うように、個々に合わせたねらいを立てるのでいいのではないかと言う事です。
とは簡単に言いますが、現実は監査があるので、そこのバランスが難しいですね。
ただ、書類ばかりに重視してしまい本来の保育が厚くならなければ本末転倒のような気がします。
そんな書類の話題から韓国の「ヌリ課程」の話になりました。
今回、ヌリ課程が改定されることにより、異年齢が禁止だったのが、認められることになったりと、見守る保育にとても近づいたと言うことです。
それに伴い、韓国のある大学が大学院を新たに開設することにより、
その記念講演で塾長が呼ばれることになったのです!
より見守る保育に近づいたと言うことで、
「選択」の話題に移りました。
それまで一斉保育で自ら選択をした経験がない育ちをしてくると、
当然、言われた通りにしか動けないので、いわゆるマニュアル人間になってしまいます。
逆に特定の分野しか興味を持たず、自分本意の選択と言うのも何か変なような気がします。
自分本意の選択というのは、自分が興味を持った分野以外になると、
興味を持たない、知ろうとしないということです。
保育室の環境でゾーンを作る意図の一つとして、子どもが色々な物に興味、関心、好奇心を持つことで、いろんな事を知ろうとする気持ちを大切にするために様々なゾーンを設定するわけですが、そうしか経験が大人になっても持つ事で、きっとsらゆる場面で役に立つはずです。特に私たち保育者の資質の一つとして、
「子どもと一緒にいろんな事を不思議がる事」と塾長は言われます。
シンガポール、中国、そして韓国と見守る保育がすごい勢いで広まり、
それをそばで実感できることに本当にワクワクします。
こうした新しいことにチャレンジ!ワクワクする気持ちを大切にしながら、今後の保育に精進していこうと思います(報告者 山下祐)