緊急自他宣言も延長になってしまい、残念ながらまだまだ遠出は難しそうですね(涙)
報告が前後してしまい申し訳ないのですが、2月3日の塾の報告です。今回もZOOMで行いました。
今回の塾は、ゲストの参加がありました。
誰も知らなかったので、みんなでびっくりしたのですが、新宿せいがの安藤先生が塾長に誘われたということで、参加してくれました。
話題は「最近あった面白い事又は人」というテーマで話をしました。
最初は、熊本県の城山こども園の平田先生から「ためになったなという話」をしてもらいました。息子さんがやっているサッカークラブの監督さんは練習中や試合中など、怒鳴るまではいかないが、大きな声を出しながら指導をされる方だそうです。なので、平田先生が「そういう指導だと子どもたちから怖がられないですか?」と聞いたそうです。そしたら、監督さんから「今の世の中、親と先生以外から怒られない。昔は、地域の人から怒られたりもして子どもは育っていっていたが、今は怒られなくなった。なので、地域の怖いおじさんにあえてなっているんです」と言っていたそうです。それに対して平田先生は、そういう意味でも地域のクラブチームに入れる意味ってあるんだなと感じたというエピソードでした。
それに対して塾頭からは、自分の息子も東京でサッカークラブをやっていて、海外の有名なサッカークラブもある中で、そういう良いチームの指導は褒めて育てていく指導をしているということでした。また塾長からは元バレー選手の益子さんが今、怒らない指導を勧めているそうで、中学生になる前までに怒って指導をしてしまうと将来的にその種目が嫌いになったり、精神的にもゆがんでしまう可能性があるということでした。
次は、同じく城山の渡辺先生からで、テレビで見たオードリー・タンさんの話でした。小学生頃のタンさんの親の指導が、問に対して答えを教える方式でなく、「なぜこうなったの?」「では、次はどうしたらいいと思う?」「それをするにはどんな準備をしといたらいいと思う?」など答えをタンさん自身に答えさせるような問いかけをしていたということでした。様々なことを子どもに考えさせられるように、色々聞いたりするような声かけは、保育で行なっている声かけに似ているなと感じたということでした。
これに対して森口君から、「質の高い声かけは子どもの考えていることを引き出させてあげる問いかけだが、逆に言うと子どもに大人が思っている感情を押し付けてしまうので気をつけないといけないよね。」という一言に、声の掛け方によっての専門性が問われるなと感じました。
次は、鹿児島の松元先生からでした。最近自園で落語をやってみたら子どもたちの反応がよかったそうです。「じゅげむ」なら、名前がどんどん出て来るところ。「まんじゅうこわい」なら、まんじゅうを怖がる仕草などが、子どもたちからウケているとのことでした。
その次に、石川県の西田先生からでした。金沢市の部会の中で、各園のホームページに求人用の動画を作ろうという試みがあったそうです。現在のコロナ禍でなかなか園に見学に来れないので動画でアピールするということでした。その際にYouTuberを雇って、企画や、動画作成をお願いしたそうです。他園の出来上がった動画を見てみると、やはりYouTuberの方なので、とにかく再生回数を増やすような面白い作りになっていたそうなのですが、保育の知識には欠けてしまうので、今はそこを修正中ということでした。
今回はこんな感じで塾を行いました。
またぜひ、安藤先生には参加してもらいたいです。 (報告者 柿崎)