質問タイム

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8月18日臥竜塾の報告をさせていただきます。
今回の塾もzoomで行われました。

内容としましては…
・金沢の園で奮闘している西田先生による調理話
・グッドデザイン賞で発表した話
・鹿児島、熊本の先生も参加していたので雨の状況確認
・質問タイム
という流れでお話をさせてもらいました。

その中からまずはグッドデザイン賞のお話しをしたいと思います。
グッドデザイン賞の一次審査が通り、次は名古屋で発表がありました。藤森先生をはじめとする、山下氏、森口氏、世界文化社の方々が作ってくださったstem教育に関わる教材を開発し発表してきたとのことです。
細部にわたり面白い家具がありました。
詳細はまた後日お知らせがあると思います。

そして最後は何か先生に質問はありますか?ということで…

鹿児島の松元先生からの質問です。
鹿児島にもまん防が来てしまったということで子どもの数も減ってきていることから、職員に少し浮きが出てきているとのこと。そこで何か研修のようなことができないかなと考えていますが新宿せいが子ども園ではどんな伝達方法、勉強会、うまい研修方法をしているのですか?という質問でした。

山下氏から
今鹿児島には新宿せいが子ども園に勤めていた職員が2名いるので「その人たちに聞けばいいじゃん笑」と返しています。
それは冗談として、新宿せいが子ども園でも研修はしていますが他の園さんの方がしっかりと研修をしている印象があります。ただ山下氏は松元先生がきっかけを作ってあげて研修をすることは非常にいいことなのではないかとおっしゃっています。

塾長(藤森先生)から
うちは塾生が交代で講師をして話す機会を設けている。その分野について少なくとも担当したところは勉強はするので。
職員に講師をしてもらうことで自ずと勉強をするようになる。
今後先生たちに発表してもらうのもありかもしれないね。
とおっしゃっていました。
これに関しては本当にそうで、人に伝えるには自分のものにしなければいけないことから聞くだけではなくなります。実際にやってもてしみじみ感じた次第です。それは我々がやってきた塾セミナーもそうかもしれません。何か人に伝える機会というのは人を成長させるいい機会なのかもしれないですね。あくまでも無理のない範囲でお願いしたいところですが。

熊本の平田先生からの質問です。
チーム保育をしてる中でそれぞれの個性を活かすのがベストですが、あまり表に出ない職員が前に出なきゃいけない時やアイディアが出ない時にどんなアドバイスすればいいでしょうかという質問でした。もう7、8年になる先生だが自分から…という意識がまだないとのことでした。どうしていいかわからない時は止まってしまうようなこともあるそうです。そんな子にはどんな言い方、やる気の出し方が必要ですかということです。

本多から
私自身アイディアがない人間なのでどんどんアイディアが出る人が本当にうらやましく思っています。自分からこれやりたいなーと思うようになってきたのは正直就職して7・8年経ってからだったと思います。ただアイディアが浮かばない分これやってとかこれ作ってと言われたことはきっちりこなそうとプライドを持ってやっていました。森口氏の知人も同じようなタイプのようでアイディアを求められると苦しくなってしまうようです。本当に気持ちよくわかります。新宿せいが子ども園では基本相談相手がいますし、一人に任せることがあまりないのかなと感じます。ふと通った職員にこれどう思う?と聞き色々な角度から意見を聞き取り入れていくスタイルだと個人的には思っています。さらに昔は求められることはなく見本になるようにたくさんのアイディアを塾長が出し実現していくことがこんなやり方があるのかとひたすら見て学んで覚えがあります。山下氏もアイディアが豊富にありよく助けられたものです。
あ、つい色々書いてしまいました。

塾長(藤森先生)より
人それぞれ思いつくことをやればいいし、管理職が細かいところまで口出しをしないということを意識している。
なるべく全てを把握しようとしていない。
そうすることで職員が私を驚かせようと楽しんで取り組んでいる姿がいいと感じている。(確かにこれ先生に見せたらどんな反応するかなーとワクワクして作っている時があります。)
例えば行事ではそれぞれ違うブースを担当するわけで違う分野でやることで競争にはならない。
その中で少し違った方向性にいってしまっているなと感じた時にはその中のリーダーにそっとこれはどんな意図があるの?と聞いてみたりすることもある。
そこでリーダーがうまく下におろしていくスタイルでやっている。

他のお話は割愛させていただきます。
報告者 本多悠里

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