成長展~言葉・表現の育ち~

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12月7日(水)の臥竜塾報告を行います。

今回の塾は、ZOOMでの完全オンライン式での塾でした。

まず初めに、臥竜塾忘年会についてのお話でした。

臥竜塾忘年会とは、その年の最後に塾生で集まり、おいしいものを食べながら、その年にあったことや保育について、プライベートなことなど様々なことを語り合ったりするようです。

2019年ぶりに今年に行われるみたいなので、私自身は初めての参加となり、地方出身の私としてはどのような所へ行き、どのようなことをするのかとても楽しみです!

2019年臥竜塾忘年会。(過去画像です。)

話は、行事などのプログラムについて

小松崎先生「プログラムは年に数回の子どもや保護者に提供する手作り玩具のうちの1つだと思っていた。また製作する先生たちの発想を知るきっかけになるんじゃないかと思っていた。プログラム(製作物)の内容について「クオリティが高くて非常にいいなと思ったけれど、簡単なものでいいのでは?」との声があったが、どのように伝えたらいいのかなと考えています。」

園長先生「いくつかある中で、子ども会をやっていた時、キャンプファイヤーを行った際、小学5年生に「キャンプファイヤーの仕方を提案してください」と言ったときに、提案ができる子は、これまでに経験のある子だった。今までに色々な経験をしてきた子が色々な提案をしていた。それと同じで、それぞれの得意分野生かされ、いろいろな人のアイディアを足していき、その集結がプログラムになる。一人の人がいいものを思いつく訳はなく、いろいろな人が「こうしたらどうか?これもやったらどうか?」と足していくことでいいものができる。作っていく過程が大事。」と話されていました。

確かに、一人では思いつかないようなことも、他の人の話聞いたりや経験を元にすることで様々なアイディアが生まれますね。そして、このことは普段の保育でも同じですね。
 

また、親子遠足で係のリーダーをされた中村先生からも行事を作っていく過程のお話がありました。

中村先生「今年が2年目で5月という早い段階で親子遠足のリーダーをやらさせていただいたんですけど、ベテランの先生方がこれまで積み上げてきたもので作るものと、僕が色々意見を言わせてもらう中で見えた景色は違うと思ってて、ただ1つ言えるのは、作っていく過程に携われたのはすごくいい経験だったと思います。もちろん出来上がったものは自分がというよりは、皆さんが全員で作ったもので、自分自身そのクオリティには驚いたんですけど、色々な人たちのアイディアがあってできたものだったので、そこにはよく園長先生が言う、若い経験のない人たちのアイディア+ベテランの先生方の経験が交わってできたものだったので、それはすごくよかったなと思いました。今回経験させてもらったことで、これから先何年もたっていったときに、またそこで自分が関わるとき違う見え方になったりするのかなと思いました。」

私も今年1年目ですが、いくつか行事の係をやらせていただき、また来年以降次は自分が係のリーダーになった際、見える景色も違うのかなと思いました。またその時は、様々な先生の意見やお話を経験を聞いていき完成させていきたいなと感じました。

そして話は、週末行われた「成長展~言葉・表現の育ち~」へ

佐野先生「今回3歳のクラスは、がらがらどんをやったんですけど、今年の3歳の子たちは、普段やっていることが筋トレぽいことをやっている子や虫取りが好きな子など個性豊かで、練習してもこれは難しいだろうなと思っていて、練習のときは1度も橋を渡れなかったんですけど、やっと当日渡れて、劇が終わり幕の裏側で子どもたちが「渡れた!」と喜んで楽しんでいてよかったです。また、クラスの先生と相談しながらやったんですけど、なにやろうかな?となった時、給食の時に、カレーのお皿を食べ終わった後ティッシュで綺麗に拭いてる姿を見て、「きれいに磨いて新幹線みたいにピカピカだね」と声をかけると、子どもたちがすごく盛り上がって、「それしかない!」と思って、成長展に繋げました。子どもたちは拭くだけでも盛り上がるんだと思いましたし、何より子どもたちが楽しくやっていたのでよかったのかなと思いました。どこかで先生たちも自分で楽しもうとしないと、難しいのかなと感じました。」

私自身も初めての成長展で、今まで経験してきたようなお遊戯会などとは違い、この新宿せいがの成長展は、子どもたちの普段の生活の様子やハマっている物や事を見てもらえるようになっていて、見ている保護者の方も日常の保育が見えるからこそ面白いだろうなと思いました。

また、どのクラスも練習の時から、子どもたちも先生も楽しんでやっている姿がとても印象的で、練習から楽しむことで、本番でありのままの子どもたちの楽しんでいる姿を見てもらえるのかなと感じました。

成長展の幕間で使用したSTEMの動画の一部です。

今回の塾も盛りだくさんで楽しい塾となりました。

また、外部臥竜塾生の先生方は今年最後の塾となりました。

今年一年ありがとうございました!よいお年をお迎えください!

今回もありがとうございました。

(報告者 伊藤 暁人)

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