5月20日塾報告

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5月20日(月)の塾報告です。

今回は普段とは違い月曜日に現地開催となりました。

というのも、この日は次世代セミナーというものが塾の前に行われており、元せいが職員の臥竜塾生の先生方も多く新宿せいがこども園に来られていました。

懇親会な様子です。

この日は高田馬場にあるイタリアンレストランのEnさんのお料理でした。

懇親会の後は今回お料理を提供してくださったEnさんのシェフである鳥海さんの食に関するお話を聞かせていただきました。

鳥海さんは自然栽培や有機栽培のものを中心に使ったレストランを高田馬場でされています。

以前は、イタリアのミシュラン一つ星レストランで4年間セコンドシェフとしてやられてました。

全て自然栽培やオーガニックのものを使ったお料理を作られていたそうです。

山に行ったり自分たちの畑で作った無農薬のものも使われてたそうです。

話は野菜の選び方について、普段野菜を買う際、値段の安いものや形のいいものから選びがちですが、今スーパーで売られている種は種子消毒がされてたり農薬がかかっているものを栽培しているそうです。

理由としては発育が早く、どんどん出荷でき、売り上げが上がるからこのようなものを使っているそうです。

左が種子消毒された種で、左がされていない種です。

よく見る種のピンク色は農薬だそうです

主に種は『F1種』というものが使われており、これは作られた種です。

もう一つが『固定種』です。固定種は自らその種を花や実から取ったりするものです。

F1種から育った野菜から取った種を植えても再生しないとのことです。つまり1度しかしっかり育ちません。

なので、持続可能な種は固定種で味はいいですが、育ちがバラバラなのでなかなか綺麗に見えず、一般のスーパーとかには売られてないそうです。

なので、F1種の野菜を選ぶことが一般的だそうです。

また、国産の野菜と書いてあっても種は外国産のものがあったりし、日本の種は少ないそうです。

また、話は食材の遺伝子組み換えについてで、「遺伝子組み換えと聞くとなんとなく悪いんじゃないかと考えると思うですけど、今は遺伝子組み換えの表示はしなくてもいいというものが出てきており、消費者はわからなくなってきている」

「例えば、野菜を作るのに豚の遺伝子を入れたり、全く違う遺伝子を野菜に入れていくというのが遺伝子組み換えで、全く違う遺伝子を入れることで乾燥に強かったり味のいい品種を作ったりしている」

遺伝子組み換えは世界的に見ると減ってきていますが、日本は増えていっているそうです。

外国では法律で禁止されている農薬を日本ではホームセンターなどで買えたりし、使えたりするとのことです。

これらのことを自分で知識として入れて自分で判断して自分で生活していかないと危険だと鳥海さんはお話ししてくれました。

その辺に売っているからと信用せずに自分で見て聞いて判断していくことが生活していくことが体にとって大切になります。

この写真は、あるマッシュポテトの原材料などが記入されている部分の写真で、

ここにある、遺伝子組み換え不分別とは、混入が5%を超えているもの。

遺伝子組み換えが全部だと遺伝子組み換えと記入されているとのことです。

どちらにしても遺伝子組み換えと記入があるものは極力食べない方がいいとのことです。

また原材料名の斜線部以降は添加物の表示となっています。

その添加物の表紙の少ないものを買うことから始めるといいとのことでした。

同じ食材でも商品の裏などにある原材料名の斜線以降にある添加物の少ない方を選ぶなど少しずつ始めていけばいいとのことでした。

「食に関して知識を増やしていくことが子どもたちのためにもなるし、自分自身の健康や将来のためになり、自分の身は自分で守っていかないといけません。

情報源はYouTubeやSNSや本などで情報を入れていくしかないとのことです。

自分で見つけにいかないと見つけられないので、関心を持って調べていくことが大事になります。

私自身も今までとにかく安い食材をと思っていましたが、食事は毎日するものだからこそ、買う際に表紙も見たり、ちょっとでも体にいいものを選んだりと少しずつやっていくことが将来の自分や子どもたちのために大事になると感じました。

他にも食に関する様々なお話しをしてくださりました。

鳥海さん美味しいお料理とお話しありがとうございました。

最後に、この日臥竜塾生全員で撮った写真を共有して塾報告とさせていただきます。

報告者伊藤

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